アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

大堀川周辺の野草_ミズガヤツリ(水蚊帳吊)

2016-09-27 | 大堀川周辺の動植物

大堀川水辺公園草地でミズガヤツリ(水蚊帳吊)が群生して開花。鱗片の間から見える2本の柱頭が目立つ。
山渓ハンディ図鑑1野に咲く花によると、「湿地に生える高さ0.5~1mの多年草。秋になると根茎の先に塊茎を作って冬を越す。葉は長さ50~60cm・幅5~8mmの線形。茎の先に花序よりはるかに長い葉状の苞が3~4個ありその間から5~8個の枝をだす。枝の上部からさらに2~3個の枝をだし赤褐色を帯びた小穂をややまばらにつける。小穂は長さ1~2cm・幅2~25mmの長楕円形で、約20個の小花が2列に並んでつく。鱗片は広卵形。柱頭は普通2個。果実はレンズ状に膨らんだ円形(痩果)」
カヤツリグサ科カヤツリグサ属
別名「オオガヤツリ」
2016年9月25日午後4時30分











↓ ミズガヤツリの小穂
長さ1~2cm・幅2~25mmの長楕円形で、約20個の小花が2列に並んでつく。
鱗片の間から柱頭が2個伸び出している。


↓ ミズガヤツリの茎は3稜あり、平滑


大堀川周辺の野草_アメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎)

2016-09-26 | 大堀川周辺の動植物

大堀川水辺公園の草地は、定期的に草刈りが行われているが、野草の成長は早く、アメリカタカサブロウも背丈は低いがが群生して開花。何回かの草刈りにあわなければ、アメリカタカサブロウは、草丈60~100cmにはなるはず。なお、アメリカタカサブロウの葉は対生し、長さ6~10cm、幅0.8~1.8cmの披針形。葉の幅が狭く鋸歯が明瞭。花は直径5~7mm。白色の舌状花(雌性)と緑白色の筒状花(両生)からなる。
参考サイト 松江の花図鑑タカサブロウ 松江の花図鑑アメリカタカサブロウ
キク科タカサブロウ属
2016年9月25日午後4時30分














 

 


ペンタス_庭の花

2016-09-24 | キママ日記

7月下旬、散歩の途中花屋さんの店頭で、星形の可愛い花に魅せられて、ペンタスを2鉢購入。次々と花を楽しんだので感謝をこめて撮った。日本文芸社「季節の花図鑑」によると、南アフリカ原産の多年草、または常緑樹。名前は5弁の花形からギリシャ語の「5」に由来。やや寒さに弱いが10℃以上で周年開花する中和植物。時々摘芯して分岐の多い株に仕立てると良い。別名のクササンタンカは同じアカネ科のサンタンカ(樹木)に花姿ににているからとのこと。
アカネ科 ペンタス属
別名「クササンタンカ」
2016年9月21日午後2時30分























ヒガンバナ(彼岸花)_庭の花

2016-09-23 | キママ日記

あちらこちらでヒガンバナが満開という記事を見るが、わが家の裏庭のヒガンバナも開花。白花の方が早く咲き始めたので、花は盛りを過ぎていた。山渓「ポケットガイド野の花」によると、名は彼岸に咲くからで、曼珠沙華は梵語で「赤い花」の意味。結実せず、地下にある「りん茎」という球根で増える。 人里付近にしかなく、古い時代に中国から渡来したらしい。葉は花後に伸び始め、冬を越して夏に枯れる。夏は完全に休眠する。花は、外花被片3、内花被片3 で、雄しべ6本、雌しべ1本、は花の外に長く飛び出る。
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
2016年9月21日午後2時30分















トレニア_庭の花

2016-09-21 | キママ日記

トレニアをうえたのだが、世話もせずそのままにしておいたら、2回目の花が満開になった。手をつないだような雄しべと口を半開きにしたような雌しべが面白いと、いつもじっとみてしまう。
アゼトウガラシ科ツリウリクサ属
別名「ナツスミレ・ツルウリグサ・ハナウリグサ」
2016年9月20日午前10時

















ヤマトシジミ

2016-09-16 | 大堀川周辺の動植物

大堀川駒木橋近くのクズの葉の上でヤマトシジミのカップルに出会った。ヤマトシジミの幼虫の食草はカタバミなので、わが家の庭にも良くくるが、カップルの写真は初めて撮れた。
シジミチョウ科ヒメシジミ族ヤマトシジミ属
2016年9月14日午後4時40分


 

↓ ペパーミントの花で吸密





↓ カタバミの花で吸密



↓ ニラの花で吸密







大堀川周辺の野草_オオブタクサ(大豚草)

2016-09-15 | 大堀川周辺の動植物

大堀川遊歩道沿いの1m位成長したセイバンモロコシが綺麗に刈られたので、水面が見えるようになった。法面にはオオブタクサが群生し、まさにこれから雄花の花粉を飛ばそうという状態になっていた。オオブタクサは風媒花なので、花粉症の人には辛い季節が始まる。(参考資料 国立環境研究所進入生物データベース:オオブタクサ
キク科ブタクサ属
別名「クワモドキ」
2016年9月14日午後4時







↓ オオブタクサ雄花序
枝先に細長い穂を作り、総苞片は合着して皿形になり、複数の筒状花が入る。雄蕊5個。





↓ 総苞片は合着して皿形になり、複数の筒状花が入る。雄蕊5個。

↓ オオブタクサ雌花
雄花序の付け根の近くにある苞葉にかくれて2〜3個ずつつき、緑色のつぼ形の総苞に雌蕊のみつく。







↓ オオブタクサの花穂


大堀川周辺の野草_準絶滅危惧種(NT)タコノアシ(蛸の足)台風にも負けない

2016-09-07 | 大堀川周辺の動植物

台風10号通過後の様子を見にいくと、大きな野草と成長を競い、負け気味だったタコノアシが、1本だけ新しい花を開花させはじめていた。周りの大きな野草は枯れ始め消滅寸前。タコノアシの花は、両生で直径4~5mm、萼片5個、花弁は退化、雄しべ10本、雌しべは5個の心皮からなり、柱頭は心皮と同数。
ユキノシタ科タコノアシ属
2016年9月5日午後6時





↓ 1本だけ元気なタコノアシ、横になったので、茎の横から茎を立ち上げ新しい花を開花。

↓ タコノアシは赤矢印の下方に


大堀川周辺の野鳥_ダイサギ(大鷺)

2016-09-06 | 大堀川周辺の動植物

久しぶりにダイサギ(大鷺)を見かけた。柏の葉公園や手賀沼あたりでは、通年ダイサギが見られるらしいが、大堀川水辺公園には立ち寄ってくれないみたいだ。水辺の近くは、野草が生い茂り水面が見えない状態なので、来てくれても私が気づかないだけかもしれないが。今日のダイサギも、雑木の上に飛び降りて羽繕いをし始めたところを撮った。距離があるので、このくらいがやっと。次第に草が枯れてくると水辺が表れるので、ダイサギに出会う機会も増えてくるだろう。
ペリカン目サギ科(L88~98cm)
2016年9月5日午後6時









甲虫交尾産卵

2016-09-03 | 大堀川周辺の動植物

いつもの大堀川遊歩道で2cm位の甲虫に出会った。上から見ると1匹に見えたが、昨日のショウリョウバッタのように、踏まれては可哀相と思い、しゃがんで草むらに移そうと思ったら、何と2匹が交尾中。動かそうとしたら、ひっくり返ってしまったが、すぐ起き上がり、体を左右に振ってさっさと移動。折角のチャンスなので、動画を撮った。パソコンで見ると、タマゴを1個産み落とすところが撮れていた(ラッキー!)。甲虫の名前がはっきりしないので、ゆっくり調べてから確定したい。

2016年9月2日午後4時



↓ ひっくり返ってもすぐ起き上がる、♀のパワー凄い。

↓ はじめに見た時はなかった青っぽいものは・・・





↓ タマゴらしきものが見えた、青っぽいものは色が変わり崩れた

↓ 1個産み落とした。動画では、産み落とすところは時間を長くした。




 


大堀川周辺の昆虫_ショウリョウバッタ(精霊螇蚸)とオンブバッタ

2016-09-01 | 大堀川周辺の動植物

大堀川遊歩道でクズの葉上にいるオンブバッタと茶褐色のショウリョウバッタに出会った。文一総合出版「日本の昆虫1400①チョウ・バッタ・セミ」によると、日本のバッタ目は500種類、触覚の長さや体形でバッタ、コオロギ、キリギリスに大別される。バッタ類の触角は体に比べて短い。コオロギ類の触角は体に比べて長く、体が左右に平たい。キリギリス類の触角は体に比べて長く、体は上下に平たい。
出会ったショウリョウバッタは、左後脚が付け根から無くて、腹部下の方から赤いものが見えているので、ひょっとしたら人か自転車に踏まれた直後だったのかもしれない。不自然な飛び方をして草むらに入っていった。生き延びてくれると良いのだが・・・オンブバッタはわが家の庭にも多数いるので、そのうちゆっくり観察してみたい。
ショウリョウバッタ:バッタ目バッタ科
オンブバッタ:バッタ目オンブバッタ科
2016年8月31日午後6時



↓ オンブバッタの頭側面に直線上に並んだイボ状突起があるが、この写真ではよく見えない。