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アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺の散歩で出会った動植物の写真を載せています。

ピラカンサスの実

2015-10-29 | キママ日記

術後久しぶりに庭に出ると、ピラカンサスの実がすっかり色付いていた。我が家のピラカンサスは、鮮紅色の実がなる西アジア原産トキワサンザシ(常磐山櫨子)と橙黄色い実がなる中国原産タチバナモドキ(橘擬)が根元で一緒に植えられている。食べ頃になるとヒヨドリが来るので、今年はいつ会えるか楽しみだ。
バラ科トキワサンザシ属
2015年10月29日午前10時


↓ トキワサンザシ(常磐山櫨子)






↓ タチバナモドキ(橘擬)








術後1週間、まぶしさは減り、色は鮮やかに見えるが、遠近ともにピントがハッキリ合わない。

 


クロガネモチ(黒鉄黐)の赤い実

2015-10-21 | 樹木

病院の帰りに見かけたクロガネモチ(黒鉄黐)。
「山渓ハンディ図鑑樹に咲く花」によると、クロガネモチは雌雄異株。赤い実が人気で、庭木や公園樹・街路樹など雌株が多い。果実は核果で、径約6mm、中には核が4~6個入っている。名前の由来は、樹皮から鳥もちが採れ、葉柄や本年枝が紫色を帯びることから。
モチノキ科モチノキ属
2015年10月21日午前11時











ノブドウ(野葡萄)_熟してきた果実

2015-10-16 | 大堀川周辺の動植物

大堀川近くの駐車場の土手に自生したノブドウ(野葡萄)の果実が熟してきた。
「山渓ハンディ図鑑樹に咲く花」によると、ブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して虫えいを作ることが多く、紫色や碧色などになる。正常な果実は少ない。
ブドウ科 ノブドウ属 ツル性落葉低木
2015年10月3日午前6時10分







ユウガギク(柚香菊)?それともカントウヨメナ(関東嫁菜)?

2015-10-14 | 大堀川周辺の動植物

昨年までは、大堀川防災調整池草地のあちこちにユウガギク(柚香菊)が見られた。今年、水辺公園としてオープンされてからは、管理が行き届き、綺麗に草刈りをされるので、すっかり消えてしまった。もう見られないと諦めていたが、ウッドデッキ側でひっそりと咲く野菊を見つけた。(大堀川防災調整池草地で初めてユウガギクに出会ったのは2013/10/14)
「山渓ハンディ図鑑11日本の野菊」によると、ユウガギクとカントウヨメナは良く似ていて、素人が区別するのはほぼ無理といわれるが、一般には葉の切れ込みが小さく、葉がせまくてざらつきがなくしっと りとしている方がカントウヨメナで、ユウガギクは葉が薄く触るとザラつくことで区別する。どちらも湿性の高い場所に自生する。正確に識別するにはそう果の有毛状態が手がかりになる。
とのことだが、私には区別するのは無理。多分この野菊は昨年まで見られたユウガギク(柚香菊)だと思う。
キク科シオン属ヨメナ節
2015年10月12日午前9時30分















ミゾソバ(溝蕎麦)その2

2015-10-13 | 大堀川周辺の動植物

ここ大堀川防災調整池には、あちこちにミゾソバの群生が見られる。和名の由来は、実が蕎麦(ソバ)に似ていて、溝など湿気のある所に生えることから。茎先に淡い紅色の小さな花を球状につける。 花弁に見える部分は萼片で、花弁はない。葉はほこ形で、互生。果実はそう果で花ガ終わると花被は口を閉じそう果を包み込む。
タデ科タデ属 1年草
別名「ウシノヒタイ」
2015年10月10~12日
↓ ウッドデッキ側で群生




↓ 環境保全地区内でも群生


↓ 木道横で群生


↓ ミゾソバの解放花いろいろ。






↓ ミゾソバの閉鎖花
閉鎖花とは、花冠の一部または全体が開かず、同一個体で自家受粉する現象。ミゾソバの他にこの辺りで見られる閉鎖花は、フタリシズカ(センリョウ科 チャラン属)・タツナミソウ(シソ科 タツナミソウ属)・ツリフネソウ(ツリフネソウ科 ツリフネソウ属)・ホトケノザ(シソ科 オドリコソウ属)など







サンカクイ(三角藺)

2015-10-12 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池の「石塚さんの泉」で元気に育つサンカクイ(三角藺)。
「山渓ハンディ図鑑1野に咲く花」によると、茎の断面が三角なのでつけられた。別名は直立した苞の先がとがっていることによる。池や沼、川岸などに生える高さ0.5~1.2mの多年草。茎の先に長さ2~5cmの苞が1個直立しそのわきから2~3個の枝を出し枝先に2~3個ずつ小穂をつける。鱗片はらせん状に並び、長さ約4mmの長楕円形、茶褐色の薄い膜質で緑色の中脈が目立つ。各鱗片の先端部から白っぽい柱頭が2個ずつ伸び出している。
カヤツリグサ科ホタルイ属
別名「サギノシリサシ」
2015年10月10日午前7時30分






↓ 直立した苞の先が尖っていることから、別名「サギノシリサシ」の由来がわかる








↓ 茎の断面は三角形で、中は格子状になった髄がある。



準絶滅危惧種(NT)のタコノアシ(蛸の足)2015_その15 辛うじて生き残り赤く色付いた

2015-10-11 | 大堀川周辺の動植物

今年は、大堀川防災調整池で芽生えたばかりのタコノアシが成長し花が咲くところまでは、順調だった。しかし、日本各地で被害を及ぼした豪雨は、ここにも大きな影響を与え、立派なタコノアシが流されたり水没で消えてしまったりと、悲惨な状態だった。辛うじて生き残ったタコノアシがしっかり結実し真っ赤になったものを見てホッとした。
タコノアシ科タコノアシ属
2015年10月10日午前8時

↓ フトイその他の背の高い草の間で生き残ったタコノアシ。






↓ ウッドデッキの柵に絡まったイシミカワと共に残ったタコノアシ。
ここには、芽出しの頃から立派に成長したタコノアシがあったが、大きく成長したものは全て流された。イシミカワの間にあったタコノアシは助かった。



↓ タコノアシの果実は果

↓ 完熟したタコノアシの果、帽子のようなフタが外れて種子を飛ばす。


↓ ウッドデッキ側の金網ブロックの上のタコノアシ
ゴミの混じった濁流が何回も通過したが、水は早く引いたので生き残れた。




参考サイト石川の植物タコノアシ



大堀川防災調整池内「石塚さんの泉」_サンカクイ?・ミゾソバ・キンガヤツリ・その他の花など

2015-10-10 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池内「石塚さんの泉」は湧水が池を作っている。
今年は雨が豊富だったので、水が枯れることもなく水草が綺麗に育っていた。
2015年10月10日午前7時30分


↓ 多分サンカクイ(三角藺)? カヤツリグサ科ホタルイ属








↓ 名前不明だが、細めの茎が美しい。茎の先の白いものは花か果実か良く撮れなかった。




↓ ミゾソバ(溝蕎麦)_タデ科タデ属、別名「ウシノヒタイ」
昨年のミゾソバ⇒ クリック








↓ キンガヤツリ(金蚊帳吊)はミゾソバと競演_カヤツリグサ科カヤツリグサ属、別名「ムツオレガヤツリ」



アオサギ(青鷺)

2015-10-08 | 大堀川周辺の動植物

大堀川調整池のアオサギ(青鷺)。大堀川防災調整池近くを散歩すると、一羽のアオサギ(青鷺)に良く出会う。同じ個体かどうかはわからないが、また会ったねと思わず声をかけてしまう。距離が離れているので相手は、全くこちらに気づいていないだろうが。
コウノトリ目サギ科

↓ 駒木口から流れ込む水路の中で獲物を待つ。
2015年9月24日午前6時25分


↓ 大堀川防災調整池上流の草むらの中から、そろそろ食事にいくのかな?
ここがねぐらではないと思うが・・・
2015年10月3日午前7時40分






↓ 向きを変えた、えッ これからストレッチするの?





ヌマガヤツリ(沼蚊帳吊)の花

2015-10-07 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池草地熊の縫いぐるみのようでヌマガヤツリ開花。今年は全般に背丈が低いようだ。
「山渓ハンディ図鑑1樹に咲く花」によると、水湿地に生える30~90cmの1年草。茎は太くて滑らか。葉は2~8mmの線形で、葉鞘は濃褐色。茎の先に葉と同形の長い苞が3~6個あり、その間から3~5個の枝を出して先端に長卵形の花穂を密集してつける。花穂は長さ3~4cmあり、さび褐色の小穂が密につく。小穂は長さ0.5~1cm幅約1.5mmの扁平な線形で10~20個の小花が2列に並んでつく。鱗片は狭長楕円。柱頭は3個。果実は3稜のある扁平な狭長楕円形で、鱗片のほぼ2分の1の長さ。
カヤツリグサ科カヤツリグサ属
2015年10月1日五前7時25分

 

 













 


キンガヤツリ(金蚊帳吊)の花 その1

2015-10-05 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池草地でひときわ鮮やかに黄緑色に光るキンガヤツリ。
「山渓ハンディ図鑑1野に咲く花」によると、熱帯に広く分布する1年草で、千葉県や東京都、徳島県、沖縄県などに帰化している。茎は高さ20~60cmになり基部は太い。葉は根元に集まり、幅0.5~1cmの線形。茎の先に葉と同形の長い苞が数個あり、その間から5~10個の枝を出し多数の小穂がブラシのように開出してつく。小穂は長さ1~1.5cm、幅は1mmの円柱形で、6~16個の小花がつく。鱗片は長さ2.5~3mmの楕円形。柱頭は3個。果実は3稜形。
カヤツリグサ科カヤツリグサ属
別名「ムツオレガヤツリ」
2015年9月29日午後5時30分
↓ 下流側ウッドデッキ近く




↓ 上流ウッドデッキ側




開花しはじめたキンガヤツリ
↓ 下流側ウッドデッキ近く
2015年10月1日午前7時


↓ 小穂は長さ1~1.5cm、幅は1mmの円柱形で、6~16個の小花がつく。鱗片は長さ2.5~3mmの楕円形。柱頭は3個。


↓ 上流ウッドデッキ側








↓ 小穂は長さ1~1.5cm、幅は1mmの円柱形で、6~16個の小花がつく。鱗片は長さ2.5~3mmの楕円形。柱頭は3個。
















ラクウショウ(落羽松)の若い実

2015-10-04 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池草地に今年植栽されたばかりのラクウショウ(落羽松)に若い実が多数実った。昨年柏の葉公園で見たラクウショウは、大変紅葉が美しかったので、ここ大堀川防災調整池草地のラクウショウも美しい紅葉をしてくれることを期待。
「山渓ハンディ図鑑5樹に咲く花」によるとラクウショウの球果は、直径2.5~3cmで、10~11月に緑白色から褐色に熟す。果鱗は10~12個、各果鱗に2個種子が付く。熟すと果鱗が開いて種子を出す。種子は長さ1.2cmほどで、いびつな翼がある。
スギ科 ヌマスギ属
別名「ヌマスギ(沼杉)」
2015年10月3日午前6時50分








↓ ラクウショウの綺麗な樹形
この2本の他にも、数本のラクウショウが植栽され、ラクウショウゾーンになっている。