柏の葉公園のクサギ(臭木)の花は満開を過ぎていた。近くには芳香が漂ってすぐそれとわかった。
名前の由来は枝や葉をちぎると強い臭気があることによる。
クマツヅラ科 クサギ属
撮影2009年8月24日午前10時ころ
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↓ 大きなクサギ(臭木)の木は沢山の花をつけていた。
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↓ クサギ(臭木)の花。
枝先きや葉腋から集散花序をだし、芳香のある花を多数つける。
花冠は5裂、裂片は平開する。裂片は白色で長さ1.1~1.3cmの広線形。花筒は紅紫色で細く長さ2~2.5cm。
雄しべ4個と花柱は花冠から2.5~3.5cm突き出る。萼は紅紫色を帯び5浅裂する。
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↓ 左側に二つのツボミを従えて
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↓ 開花直前のツボミ
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↓ 花の後。萼は濃紅色になり、深裂して星状に開き、中央に果実をのせる。
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メモ
・落葉小高木。高さ4~8mになる。
・果実は核果。直径6~7mmの球形。10~11月に熟すと光沢のある藍色になる。
核は4個で合着して球形になっている。表面には網目状の隆起した模様がある。
・若葉は山菜、果実は草木染、根は薬用になる。
参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」