アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ソナレマツムシソウ(磯馴松虫草)とハマカンゾウ(浜萱草)の花

2011-08-30 | 植物

筑波実験植物園の砂礫地(海岸性)で
ソナレマツムシソウ(磯馴松虫草)とハマカンゾウ(浜萱草)が満開だった。
撮影2011年08月26日
画像クリックで原寸



ソナレマツムシソウ(磯馴松虫草)
ソナレマツムシソウのソナレとは磯馴れ(磯に馴れる)の意味。
海岸に生育し、高原に咲くマツムシソウと違い、
背が低く(10~25cm)葉が厚い多年草。
マツムシソウ科 マツムシソウ属


  長柄の先に径約4cm位の上向きの頭花

 


  セセリも吸蜜


  毎年花が咲いて、種子が出来、新しい株が育っているそうだ。


  プレート


参考サイト  筑波実験植物園 ソナレマツムシソウ(磯馴松虫草)



ハマカンゾウ(浜萱草)
ハマカンゾウは、関東地方以西の本州・四国・九州に分布する常緑性の多年草。
海岸の崖地・急傾斜地などに生育する。
ノカンゾウに良く似ているが、葉が厚くて光沢があり、常緑である点で異なる。
ユリ科 ワスレグサ属

 

 


  ハマカンゾウの実。
種は三つに分かれた殻の中にできる。
蕾もあり、アブラムシが沢山ついていた。


  プレート


参考サイト  筑波実験植物園 ハマカンゾウ(浜萱草)


ゴンズイ(権萃)・ハンカチノキ・サイカチの実

2011-08-29 | 樹木

ゴンズイ(権萃)・ハンカチの木・サイカチの実

ゴンズイ(権萃)は、近いうちに赤く熟した実が裂けて
黒い光沢のある種子が見られるだろう。
ハンカチの木の実は初めて見た。
花がつくまで10年以上もかかるそうなので、
これだけ沢山の実が見られるのも珍しいのだろう。
サイカチの木の近くには柵があって行けなかった。
そのため残念なことにとげとげの観察はできなかった。
くねくねした実は面白い。
筑波実験植物園で観察
 撮影2011年8月26日

 

参考サイト 筑波実験植物園「ゴンズイ(権萃」

参考サイト 筑波実験植物園「ハンカチの木」

参考サイト 筑波実験植物園「サイカチ」


マルバハギ(丸葉萩)の花

2011-08-28 | 樹木

筑波実験植物園のマルバハギ(丸葉萩)も咲き始めていた。
マメ科 ハギ属
別名「ミヤマハギ」
撮影2011年08月26日
画像クリックで原寸


落葉低木。葉は小葉3枚の複葉。
葉より短い花序を出し、長さ1~1.5cmの紅紫色の花をつける。

 

 

 

 


  マルバハギ(丸葉萩)の全形


参考サイト  筑波実験植物園のマルバハギ(丸葉萩)の花


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オミナエシ(女郎花)の花満開

2011-08-27 | 植物

筑波実験植物園のオミナエシ(女郎花)の花が満開だった。
秋の七草の一つ。
オミナエシ科 オミナエシ属
別名「アワバナ・オミナメシ」
撮影2011年08月26日
画像クリックで原寸


  高さ60~100cm
黄色い粟粒のような花が沢山集まって
規則正しく対生し枝別れした花序に咲く。

 

 


  一つの花は直径3~4mm。先は5つに裂け、雄しべ4本。

 


参考サイト  筑波実験植物園のオミナエシ(女郎花)


野生から絶滅してしまったコシガヤホシクサ(越谷星草)の花

2011-08-26 | 植物

野生から絶滅してしまったコシガヤホシクサ(越谷星草)の花
自然分布では埼玉県越谷市と茨城県下妻市砂沼、いずれも絶滅。
野生では絶滅したが、栽培で残っている「野生絶滅種 EW」。
春から夏までは、水深が1m以上ある水中生活をし、
水位が下がる秋頃に水面に花茎を出して結実するという
水位変動に応じたサイクルで生育する。
ホシクサ科 ホシクサ属
撮影2011年8月26日
筑波実権植物園

参考サイト 筑波実験植物園「コシガヤホシクサ」


鹿教湯温泉の一押しの見所「五台橋」と「文殊堂」散策

2011-08-25 | キママ日記

鹿教湯温泉の一押しの見所「五台橋」と「文殊堂」散策
鹿教湯温泉は江戸時代から湯治場として栄え今日に至っている。
全国でも数少ない環境省選定国民保養温泉地。
「クアハウスかけゆ」、「鹿教湯交流センター足湯」、「文殊の湯」など、
健康の郷をしっかり体験できる施設もある。
山々に囲まれた囲まれた温泉地はその自然の風情、彩りが美しく四季折々の表情が豊か。
今回は、雨降りだったので、宿の駐車場に車を置かせてもらって、
五台橋と文殊堂を散策。ラブラドルレトリバーのアルは車で留守番。
撮影2011年8月20日
フォトチャンネルで作成


無双力士雷電為右衛門の生家など見学

2011-08-24 | キママ日記

海野宿散策のあと、宿のチェックインには早すぎたので、天下無双の大力士と言われた雷電為右衛門の生家など見学。彼は、明和四年(1767)信濃国小県郡大石村(現東御市滋野乙)に生まれた。
撮影2011年08月19日
画像クリックで原寸


  力士雷電の碑
向かって右が旧碑、左が新碑。
旧碑は、この碑を欠き取って身につけると立身出世するとか勝負事に勝つ
とかの迷信が生まれ、打ち欠いて持ち去るものが多く、碑文が読めなくなり
新碑が建てられた。昭和42年指定東御市史跡。

 


  雷電の生家。昭和59年復元。


  今日は内部の見学は出来ないかと思ったが・・・


  自由に見学できるようになっていた。


  一階土間には、土俵が作られ、二階が桟敷席になっていた。


  雷電の鋤石


  道の駅 雷電くるみの里


  鹿教湯温泉へ

 


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センニンソウ(仙人草)とボタンヅル(牡丹蔓)の花

2011-08-23 | 植物

大堀川の斜面で、センニンソウの花が咲き始めた。
先日の鹿教湯温泉で撮ったボタンヅル(牡丹蔓)の花もアップ。
画像クリックで原寸


センニンソウ(仙人草)
半木本性の常緑つる植物。
4枚の花弁に見えるものは萼片で、十字に開く。
キンポウゲ科 センニンソウ属
撮影2011年8月23日

 

 


  センニンソウの葉は、5枚の小葉からなる羽状複葉。
葉柄や中軸で巻き付く。
小葉の数は変化し単葉で深裂するものから5枚までいろいろ。


  木に巻きつきどんどん延びる


  草刈りが終わった大掘川游歩道から、よく目立つセンニンソウの群生


参考サイト  植物雑学辞典センニンソウ(仙人草)



ボタンヅル(牡丹蔓)
ツル性植物、茎は枯れ残る。
4枚の花弁に見えるものは萼片。
多数の雄しべの花糸は幅広く、花を目立たせる。
キンポウゲ科 センニンソウ属
撮影2011年8月19日
長野県上田市

 

 


  ボタンヅル(牡丹蔓)の葉は、対生し三小葉からなる。
小葉には、不ぞろいの鋸歯がある。
センニンソウ(仙人草)の葉と異なる

 


  文章


参考サイト  植物雑学辞典のボタンヅル(牡丹蔓)


ラブラドルレトリバーのアルちゃん(11才・♀・黄)が見た信州北国街道海野宿

2011-08-22 | ラブラドルレトリバー

ラブラドルレトリバーのアルちゃん、信州北国街道海野宿を散策。
撮影2011年08月19日
画像クリックで原寸


海野宿は寛永二年(1625)、北国街道の宿駅として開設。
北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ街道で、
佐渡で採れた金の輸送や、北陸の諸大名が参勤交代で通った道。


海野宿は延長650m。享和年間には旅籠23軒、伝馬屋敷59軒あった。
今も道中央の用水路には清き水が流れ、
柳並木や街路灯が柔らかな趣を呈している。


昭和61年歴史的な家並みであるとして、「日本の道百選」に
昭和62年には「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けた。


両側の格子戸の家並みは、宿場時代の建物と、
明治以降の建物がよく調和しながら時代を越えて残されている。


目にとまる卯建(うだつ)は、防火壁の役目。


  卯建の見える家並み


  本卯建は江戸時代のもの。
建物の両側の妻壁を屋根より一段高く上げる。
袖卯建は明治時代のもの。
一階の屋根の上に張り出して装飾的意匠を加えた。


  白袖卯建(明治時代・一階の屋根の上に張り出す)

 

 


  海野格子(二階格子は長短二本の組み合わせ模様)
二階を一階より張り出した出桁造り(江戸時代)


  気抜き(大屋根の上の小屋根)
室内の保温の焚火や煙の換気をする施設。
明治になり、宿場の町から養蚕の町に変わったため。


  小さな石仏さまと。


  白鳥神社
平安、鎌倉時代の豪族海野氏の氏神、のち海野宿の人々の産土神。
樹齢700年を越えるといわれるケヤキの大木が有名。

 


  文章


  目通り周囲7.3m(ニレ科ケヤキ属)


  鯨石の噴水

 


  媒地蔵尊(なかだちじぞうそん)縁結び地蔵

 


信州・東御市観光協会の  海野宿


,ナナカマド(七竈)の花

2011-08-19 | 樹木

近くのMさんのフェンスのそばに、ナナカマド(七竈)の花が咲き始めていた。
秋になると、真っ赤に熟した実ができるだろう。楽しみだ。
ナナカマドの実は堅く、竈に七回いれても燃えないで残ることから命名。
また、7日間竈で焼いて炭をつくるからともいわれる。
バラ科 ナナカマド属
撮影2011年08月14日
画像クリックで原寸

 


  ナナカマド(七竈)の蕾


  ナナカマド(七竈)の葉。奇数羽状複葉。


  ナナカマド(七竈)の全形


  ナナカナド(七竈)の小さな花

 


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ど根性タカサゴユリ(高砂百合)とアリアケスミレ(有明菫)

2011-08-17 | 植物

今年も、Sさんの前の通りのど根性タカサゴユリ(高砂百合)が開花した。
昨年より、背丈が少し高くなったような気がする。
今年は、このタカサゴユリの近くに、Sさん宅から種が飛んだと思われる
アリアケスミレ(有明菫)の株が二株仲間入りしていた。
ユリ科 ユリ属
別名「タイワンユリ(台湾百合)・ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)」
撮影2011年08月17日
画像クリックで原寸

 

 

 

 


  アリアケスミレ(有明菫)


昨年の  ど根性タカサゴユリ(アルちゃんと)  撮影2010年8月16日


アリアケスミレ(有明菫)の詳しいサイト  すみれの部屋@(花の写真館)


行田市内の銅人形

2011-08-16 | キママ日記

以前、古代蓮の里を訪ねた帰りに、
行田市内の国道125号線沿い並ぶ櫓の上で、
昔ながらの遊びに興じる銅人形で出来た童たちに気付いた。
行田市の  
ホームページ  によると、
全部で39基あり、作者は赤川政由氏とのこと。
いくつかを、フォトチャンネルでアップ。
撮影2009年07月19日



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行田市忍城・郷土博物館をたずねる

2011-08-15 | キママ日記

行田古代蓮の里を見学したあと、忍城址・郷土博物館を訪ねた。
忍城は石田光成らの水攻めにも耐えた城で、「浮き城」の別名をもつ名城だった。
現在の御三階櫓(ごさんかいやぐら)は、史実を元に昭和63年(1988)に再建された。
忍城址の鐘楼につるされた鐘は、平成4年(1992)に再造された。
江戸時代の忍城ゆかりの遺品としての「時鐘」は、
郷土博物館に展示されている。(写真撮影禁止)
なお、忍城軍と豊臣軍の決戦「のぼうの城」が平成12年秋に封切られる予定。
撮影2011年07月29日
画像クリックで原寸

 


  郷土博物館入口


  博物館入口から見える御三階櫓


  御三階櫓
2階から上が絵や写真を中心にした展示室担っている。
二階は江戸時代の庶民の生活、三階は明治から現代までの生活。

 


  東門と橋(後日、博物館に電話で橋の名前を問い合わせたところ、実際にあったかどうかは不明とのことだった)


  鐘楼(平成4年再造)


  池に写る忍城

 



おまけ

築200年の酒蔵を改造した和食レストラン「はす蔵」


  200年前の階段


  200年前の土壁や天井


  重厚なカウンターとレディース膳(1480円)



ランチタイム限定で冷やしウドンとにぎり寿司セットが980円などいろいろあり。


参考サイト  行田市忍城について