goo blog サービス終了のお知らせ 

アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺の散歩で出会った動植物の写真を載せています。

ヒメジョオン(姫女菀)群生

2015-06-30 | 大堀川周辺の動植物

大堀川草地にヒメジョオン(姫女菀)が大群落を作って咲いている。
「山渓ポケットガイド野の花」によると、北アメリカ原産で全国に帰化。生育地は荒地や道ばた。花期は6月~10月。花色は白色。紫色を帯びることもある。花は茎の先に多数つく。花は舌状花多数、筒状花多数。葉の形は長卵形。葉のつき方は互生、基部は茎を抱かない。背丈30~100cm。
キク科ムカシヨモギ属
2015年6月29日午前6時20分










↓ ヒメジョオン(姫女苑)の茎の断面
茎の中まで詰まっている。良く似たハルジオンは中が中空。


↓ ハルジオンの茎を折ると中空になっている。

 


オオヤエクチナシの花

2015-06-29 | 柏の葉公園

柏の葉公園のオオヤエクチナシ。あちらこちらに植栽されていて、周りに良い香りが漂っていた。
園芸品種で、ガーデニアという名前で流通している。
アカネ科クチナシ属
2015年6月23日午前7時30分



















柏の葉公園のシナノキ(科の木・級の木) その2_花など

2015-06-28 | 柏の葉公園

柏の葉公園のシナノキ(科の木)の花。木に近づくと良い香りがし、地面には多数の花びらが落ちていた。花は最盛期を過ぎ、幼果も多数見られた。花は高い樹上で咲いているので、いまいちハッキリと撮れないのが残念。
「山渓ハンディ図鑑3樹に咲く花1」によると、花は6~7月葉脈から長さ5~8cmの集散花序を垂らし、直径1cmほどの淡黄色の花を10数個つける。花序の柄には長さ3~6cmの狭長楕円形の総苞葉がつく。花には花弁・萼片・花弁状の仮雄しべがそれぞれ5個。花弁は長さ約5mm。雄しべ多数。
シナノキ果シナノキ属 落葉高木
2015年6月22日午後4時30分6時40分




↓ 総苞葉と花序




↓ 白っぽく見える総苞葉と花後


↓ 総苞葉と幼果、総苞葉は花序と一緒に落ちて種子散布を助ける。




↓ 総苞葉と花と幼果


クマシデ(熊志手)の若い果穂_柏の葉公園

2015-06-27 | 柏の葉公園

柏の葉公園のクマシデ(熊志手)の果穂、今年は大豊作のようだ。4月ころ葉の展開と同時に花が咲くが、今年は撮り損なったので、来年は是非撮りたい。「山渓ハンディ図鑑3樹に咲く花1」によると、クマシデの果実は堅果。10月ころ熟す。果穂は長さ5~10cmで葉状の果苞が密生してつく。果苞は1.5~2cmの狭卵形でふちには粗くて鋭い鋸歯がある。堅果は果苞の基部につき扁平な長楕円形で長さ約4mm。
カバノキ科クマシデ属
2015年6月23日午前6時30分















クリ(栗)の花_こんぶくろ池自然博物公園

2015-06-26 | コンブクロ池の動植物

こんぶくろ池自然博物公園のクリの木に雌花。
「山渓ハンディ図鑑3樹に咲く花」によると、クリの花は雌雄同株、雌雄異花。新枝の葉の脇から尾状花序を上向き出す。花序の長さは10~15cmで大部分が雄花で、基部に1~2個の雌花がつく。雌花は緑色の総苞(若いいが)のなかに3個ずつ入る。花柱は長さ3mmほどの針状で総苞のそとにとび出る。花柱は9~10個。雄花は半円形の苞のわきに7個ほどが集まってつく。雄しべは約10本で花被の外に長く突き出る。
ブナ科クリ属
2015年6月22日午後3時30分









↓ クリの雌花と雄花(13/6/6)
上部に雄花(ツボミ)、下部に雌花、周りの花序は開花した雄花。


↓ クリの雌花と雄花(08/06/23)
上部に開花した雄花、下部に雌花


その他_大堀川周辺の民家
↓ クリの花が目立つようになった(15/5/30)の頃の木の全形




↓ まだ雄花の殆どがツボミ。






↓ 雄花が満開(15/6/6)

近所のクリの花は、囲いのある畑の中なので、そばに近寄ることができないので、雌花の確認が出来なかった。


ヒメコウゾ(姫楮)の果実_こんぶくろ池自然博物公園

2015-06-25 | コンブクロ池の動植物

こんぶくろ池自然博物公園のヒメコウゾ(姫楮)に美味しそうな果実が沢山実った。
「山渓ハンディ図鑑1樹に咲く花」によると、ヒメコウゾは雌雄同株で雌雄異花。新枝の上部に雌花序、下部に雄花序がつく。葉は互生し、鋸歯があり、しばしば2~3裂・5裂する。側脈の先はカーブし隣の脈と合流する。果実は集合果。直径1~1.5cmの球形で6~7月に橙赤色に熟す。食べられるが口当たりは悪い。
クワ科コウゾ属
別名「コウゾ、ヤマコウゾ」落葉低木
2015年6月22日午後2時5分










↓ ヒメコウゾの夏姿、剪定されなければ、遊歩道側によく枝をひろげている。


↓ 参考 ヒメコウゾの花(13/4/13、コンブクロ池)
新枝の上部に雌花序、下部に雄花序

 


ノジトラノオ(野地虎の尾)開花_こんぶくろ池自然博物公園

2015-06-24 | コンブクロ池の動植物

こんぶくろ池自然博物公園のノジトラノオ(野地虎の尾)が開花始めた。
今年は例年期間限定で見られる場所から少し離れた場所で群生が見られた。
絶滅危惧種情報検索(植物)ノジトラノオ  によるとやや湿り気のある原野に生える高さ0.7~1mの多年草。葉は互生し、狭長楕円形または倒披針形で長さ6~10cm。6~7月、茎の先に総状花序をつける。花序は直立せず、上部は傾き、一方に偏って多数花をつけ、長さ10~30cm。花冠は白色で、径8~10mm、裂片は狭長楕円形で先は丸い。果は球形で、径約2.5cm。オカトラノオに似ているが、葉が細く、茎に淡褐色の毛が多い。絶滅危惧ⅠB類で、20年後の絶滅確率は約60%だそうだ。
サクラソウ科オカトラノオ属
2015年6月22日午後3時

























リョウブ(令法)の花 開花

2015-06-24 | 柏の葉公園

柏の葉公園のリョウブ(令法)開花。
リョウブの花は、枝先から長さ10~20cmの総状花序を数個だし、白い花を多数つける。花弁5枚。雄しべは10個で花弁より長い、雌しべは1個、柱頭は3裂。花柄は5~12mm。萼片は5個で長さ約2mm。
ネット検索してみると、リョウブは古い時代から救荒植物として、令法をだして栽培を奨励したことからリョウホウが訛ってリョウブとなったという説が一般的らしい。
リョウブ科リョウブ属
別名「ハタツモリ(畑ツ守)」
2016年6月22日午後4時30分












↓ リョウブの全形


↓ 反対側からみたリョウブ


Wikipediaリョウブによると
樹皮は表面が縦長な形に剥げ落ちて、その後茶褐色で滑らかになるので、「サルスベリ」と呼ぶ地方もある


ネムノキ(合歓の木)開花

2015-06-23 | 柏の葉公園

柏の葉公園のネムノキ(合歓の木)が開花。ネムノキの花は、夕方から開花し、翌日にはしぼむ。一方、葉は、夕暮れ時に約1時間かけて閉じる(就眠運動という)。ネムノキ(合歓の木)の花は、枝先に淡紅色の小花が10~20個頭状に集まり、円錐状の花序を作って咲く。花弁は小さく根元の方にある。雄しべはピンクで30本くらい。雄しべより少し長い細い白く見えるものが雌しべ。(雄しべ先熟)
マメ科ネムノキ属 落葉高木
2015年6月23日午前7時20分






↓ 野外ステージ近くのネムノキ(合歓の木)も大木だが、
近づいて一段高い観客席から見ると、目の前に花が見られる。








↓ 野鳥観察舎の近くにあるネムノキ(合歓の木)は数本あるが、
どの木も周りの大木に負けないくらいの高さを誇る。







ヤマモモ(山桃)の実とスズメ(雀)

2015-06-22 | 柏の葉公園

柏の葉公園にはヤマモモが多数植栽されている。ヤマモモは雌雄異株。現在雌株には美味しそうな果実がたわわに実り、木の下には落下した果実が多数。この公園のヤマモモはわざわざ収穫する人もいないらしく、スズメが1羽おちた実を独り占めしていた。
ヤマモモ科ヤマモモ属
2015年6月22日午後4時30分





















ハンゲショウ(半夏生・半化粧) その3_満開

2015-06-22 | 大堀川周辺の動植物

近所の畑に植えられているハンゲショウ(半夏生・半化粧)が満開。
ハンゲショウ(半夏生・半化粧)はツボミが出来はじめると葉が白くなってくる。 10cm程の花穂は、ツボミの頃は下を向いているが、開花すると直立する。花は、花弁の無い雄しべと雌しべだけの裸花。部分的に白化する葉は、花序に向か い合った葉(花序の付け根にある葉)。白化した葉は、花が終わると、次第に緑に戻る。
参考サイト石川の植物ハンゲショウ
ドクダミ科 ハンゲショウ属
別名「片白草」
2015年6月20日午前6時50分













デイゴの花

2015-06-22 | 樹木

柏ふるさと公園入口の大きなデイゴの花満開。
日本文芸社「樹木図鑑」によると、「南国では庭木をとして植えられカイコウズ(海紅豆)の名でも親しまれている。海外から来た赤い豆。夏の頃青々と繁った葉の間から、長い花序を出し、そこに沢山の赤い花を咲かせる。蝶形花の旗弁が非常に大きく、花柄がねじれるために下向きについているのが特徴。花期は6月~9月。ブラジルなどが原産で、暖地で庭木や街路樹にされ、鹿児島県の県花にもなっている。葉は小葉が3枚、葉柄にはトゲがある。」
マメ科デイゴ属
別名「カイコウズ(海紅豆)
2015年6月17日午前11時50分








↓ デイゴの花と葉(2013/8/11)
葉は小葉が3枚ずつ、葉柄にはトゲがある。






↓ 2007年設置のプレート




ヒメガマ(姫蒲)の花

2015-06-21 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池のヒメガマ(姫蒲)の花穂。
ヒメガマ(姫蒲)の花穂は上が雄花群で下が雌花群。雄花群と雌花群の間が離れて茎が見える。今回初めて、雄花群と雌花群の両方が撮れた。
ガマ科ガマ属 抽出性多年草
別名「ミスクサ、ミスグサ(御簾草)」
2015年6月20日午前7時30分








↓ ヒメガマの花穂(左)、雄花群(中)、雌花群(右)








シモツケ(下野)の花_赤系

2015-06-21 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池上流のマンションの植え込みの赤系のシモツケ(下野)満開。
白系のシモツケ(15/5/21)、紅白咲き分けのシモツケ(15/6/5)、ピンク系のシモツケ(15/6/7)と4種類(色)撮れた。
シモツケの花は、小さな五弁花が多数集まって球状になった散房花序。一つの花は径5mm位、花弁5枚、雌しべ5本、雄しべ20~30本。雄しべは花弁より長く葯が光って見える。
バラ科 シモツケ属
別名「キシモツケ」
2015年6月20日午前7時









イヌザクラ(犬桜)の実

2015-06-20 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池草地のイヌザクラ(犬桜)の実が色づいてきた。
この木のサクランボは今まで残っていた。野鳥に見つからずに7月初め頃まで残っていれば、真っ赤な実が見られるのだが・・・イヌザクラの実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)
バラ科サクラ属
2015年6月20日午前6時30分













↓ イヌザクラの花(15/4/24)