アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

十二湖・白神山地・角館散策(バスツアー) その1

2008-07-31 | サークル活動

毎年恒例になったTK夫妻プロデュースによる2泊3日のバスツアー。
今年は21名参加。期日2008/7/24(木)~7/26(土)
初日のコースタイム 2008/7/24(木)
柏(6:00) ―― 常磐道・関本SA(7:54~8:10) ―― 東北道・国見SA(9:53~10:10) ―― 東北道・前沢SA(12:00~12:53) ――北上JCTから秋田道 ―― 西仙北SA(14:14~14:27) ―― 秋田道能代南(15:27) ―― 国道7号線・101号線 ―― あきた白神体験センター(16:08~16:23) ―― 水車の宿みちのく温泉着(17:00)

初日最後のトイレ休憩はこの「あきた白神体験センター」。

 白神体験センターから国道101号線の向こうに「JRあきた白神駅」

みちのく温泉正面。この旅館に着くまで11時間。バスの中でのおしゃべり、SAでの買い物等、出かけなければ味わえない楽しい思い出がたくさん出来た。

大きさは日本一の水車。

夕食時に食堂から見たシルエット。

旅館の庭園には、アジサイの花が満開だった。

庭園のスイレン池。花はまばら、これから咲き出すのだろうか。

スイレン池のふちにはニメヒオウギスイセン。


ハス(蓮)見学ウオーク

2008-07-30 | 動物

体育館からウオーキングで行ける蓮田は沼南の蓮、水生植物園近くの花蓮、我孫子ヒマワリ畑近くの蓮田の3箇所ある。今回は一番近くのヒマワリ畑の傍の蓮見学ウオークだった。
撮影2008年7月30日午前12時頃
ハス科 ハス属

交通量の激しい道路から歩道をはさんで下の田んぼで咲いている。
開きかけの花と蕾が目立った。

 
メモ

・ハスは多年性水生植物。
・蜂の巣状の花托に果実が実ることからハチス→ハスという名になったと言われている。
・根の部分(実際は地下茎)は食用、蓮の根すなわち蓮根(レンコン)と呼ばれる。
・原産地はインド亜大陸とその周辺(現在のアフガニスタンからベトナムを含む)。
・地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。
・草高は約1m、茎に通気のための穴が通っている。
・水面よりも高く出る葉もある(スイレンにはない)。
・葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる(ロータス効果)。
・花期は7~8月で白またはピンク色の花を咲かせる。
・インドの国花。
   フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


クサフジ(草藤)の花

2008-07-29 | 動物

ハイキングで泊まった秋田県深浦町の宿で、クサフジ(草藤)の花見つけた。
撮影2008年7月24日午後6時頃
マメ科 ソラマメ属
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名前は、草本で全体の姿がフジに似ているから。
花序は長さ3~10cmにもなり、花は一方に偏ってつく。

 
メモ

・生育地は草地や林縁。
・花色は青紫色。
・花のつき方は、葉のわきから出る柄に多数つく。
・花びら5枚(蝶形花)。
・葉の形は、羽状複葉で、先に3本のまきひげ、小葉は9~12対。
・葉のつき方は互生。
・茎は80~150cmになり、地面を這うか、巻きひげでからみつく。
   山渓ポケットガイド「野の花」より


ハマナス(浜梨・浜茄子)の花と実

2008-07-28 | 動物

サークルのハイキングで行った秋田県能代市落合亀谷地の海岸近くで、ハマナス(浜梨・浜茄子)の花と実を見つけた。
「ハマナス」という名は、浜(海岸の砂地)に生え、ナシに形が似ている実を付けることからついた、「ハマナシ」という名がなまったものだそうだ。
撮影2008年7月26日午前5時半頃
バラ科 バラ属
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鮮やかな濃いピンクの花びらが目立つ花の下には花びらが落ちて果実になる準備をしているものも。見える。


花びらが落ちたハナマスの花。


梨の形に似たはなますの実。


元気な若い葉。

 
メモ

・ハマナス(浜茄子、浜梨、学名Rosa rugosa Thunb.)は、落葉低木。
・夏に赤い花(まれに白花)を咲かせる。 実はいわゆるローズヒップとして可食。
・1mから1.5mに成長する低木。
・5月から8月に開花し、8月から10月に結実する。
・現在では浜に自生する野生のものは少なくなり、園芸用に品種改良されたものが育てられている。
・ 果実は、親指ほどの大きさで赤く、食すると甘く酸味がある。果実にはビタミンCが豊富に含まれることから、 いわゆる健康茶などの健康食品として市販される。のど飴など菓子に配合されることも多いが、どういう理由によるものかその場合、緑色の色付けがされることが多い。
・「ハマナス」という名は、浜(海岸の砂地)に生え、ナシに形が似ている実を付けることからついた、「ハマナシ」という名がなまったものであって茄子に由来するものではない。
   フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


ネムノキ(合歓木)の花

2008-07-27 | 動物

わが家の近くに、ネムノキ(合歓木)は見当たらないので、機会があったら撮りたい花のひとつだった。サークルのハイキングで行った秋田県能代市落合亀谷地の海岸近くで満開のネムノキ(合歓木)を見つけた。

撮影2008年7月26日午前5時半頃

マメ科 ネムノキ属

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日暮れ時、ネムノキはほぼ1時間かけて葉を閉じる。これを就眠運動と言う。就眠運動に逆らうようにして、花は夕方から開花し、翌日にはしぼむ。朝早く撮影したので、葉は開いていた。


枝先に淡紅色の小花が10~20個頭状に集まって咲く。


花弁はなかほどまで合着し、長さ8mmの漏斗状。
雄しべは多数あり、長さ3~4cm、花の外へ長く突き出てよく目立つ。
蕾もたくさん見える。

 
メモ

・葉は20~30センチの2回偶数羽状複葉で互生。羽片は7~12で対生。羽片には小葉が15~30対生する。小葉は長さ1~1.7cm、幅4~6mm。夜になると、葉は垂れ下がり、小葉が閉じて眠っているように見える。(就眠運動)
・果実は豆果。長さ10~15cm、10~12月に褐色に熟し、下側の腺に沿って烈開、種子は10~18個。
   山渓ハンデイ図鑑「樹に咲く花。より


フウランの花

2008-07-22 | 動物

Sさんが大事に育ててきたフウランに、今年も沢山の花がさいた。
成長が非常にゆっくりで、年間に生じる葉は一本の茎について2~3枚程度。個々の葉の寿命は数年。 昨年 のフウランの花。

撮影2008年7月20日午後6時頃

ラン科フウラン属
学名「Neofinetia falcata」

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お気に入りの木箱の中でしっかり根をはったフウランが沢山咲いた。


特徴である長い距が見事。


萼片が3枚、花弁が3枚、特徴である長い距、花柄共に白い。


蕾にも特徴である長い距が見える

 
メモ

・単子葉植物ラン科に属する、着生植物である。花が美しく、香りもよく、観賞用に栽培される。また、園芸品種もある。
花は短く直立し、隙間なく葉をつける。葉は細くて硬く、先端がとがっている。断面が三角になるほど分厚く、上面の中央には主脈に沿って溝がある。葉の基部は茎を抱く形になり、茎より少し上に関節があって、古い葉は基部を茎に残して脱落する。したがって、古い茎は葉鞘に包まれた状態になる。根は茎ほどに太く、葉鞘を突き破って出てくる。表面は白く、先端だけが生っぽい色になる。根元の茎から新芽を出して、次第に株立ちとなり、人間の頭ほどの群落が作られる場合もある・。
・ただし、成長はなかなかに遅い。年間に生じる葉は一本の茎について2-3枚程度。個々の葉は数年の寿命がある。 初夏に花を咲かせる。花はよい香りがする。 花茎は、茎の基部の方の葉の間から出てそれぞれに3-5個の花が出る。花茎からはさらに長い子房がのび、花はその先につくので、葉よりもかなり上の方で花が咲く。花は純白か、わずかに赤紫を帯びるのが普通。五弁はやや細目の倒卵形で、反り返る。唇弁は前に突き出し、少し三つに割れる。花の下には距があるが、非常に長く、下に向かって垂れながら曲がって、最後は前を向く。一つの株では、往々にして、ほとんどの花が同じ方向を向いて咲くので、非常に印象的である。 本州中部以南から琉球列島にわたる地域で、大きな木の上などに着生している。
   フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


ミソハギ(禊萩)の花

2008-07-21 | 動物

今年も道路わきの空き地にミソハギが咲いた。
「ミソハギ」は「ミソギハギ」を略したもの。
花は下の方から咲いて行きその間も茎が伸びるので、花期は長い。
ミソハギ科 ミソハギ属
別名「盆花}
(撮影2008年7月18日)

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 道路わきの空き地で咲くミソハギ(禊萩)



メモ

・庭などにも植えられ、古くからお盆の仏壇などに飾るので「ミソギハギ」の名がつき、これがつまったと言われる。
・溝に生えるので「溝萩」と書くこともある。
・花は下の方から咲いていき、その間も茎が伸びるので、花期は長い。
・葉はほとんど無毛で、脈は裏側にやや飛び出している。
・花は上部の茎のわきに数個ずつつく。
・花びらは4~6枚。
・花の大きさは7~8mm。
・葉の形は細長く、先はとがる。葉のつき方は対生、基部は茎を抱かない。
・茎の高さは50~100cm。  
      ヤマケイポケットガイド「野の花」  より
 


ヘクソカズラ(屁糞蔓)の花

2008-07-20 | 動物

道路わきで、今年もヘクソカズラの花が開花しはじめた。
同じ場所の、一昨年の ヘクソカズラの花 も丁度今ころ咲き始めていた。

アカネ科 ヘクソカズラ属
別名「サオトメバナ、ヤイトバナ」
(撮影2008年7月19日)

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 咲きはじめのヘクソカズラ、順番に咲く。


 出番を待つ蕾がいっぱい


 手当たりしだい何にでもに巻きつく。


メモ
・別名の「サオトメカズラ」は、花が田植えをする娘の帽子に似ていることから。
・別名の「ヤイトバナ」は、花の中央の色をお灸(ヤイト)の痕に見立てたもの。
・生育地_やぶ・土手
・特徴_花色は白色、中央部は紅色。花のつき方は、枝の先や葉の脇にまばらにつく。花びらは浅く5裂、両面に毛がある。葉のつき方は対生。茎はつる性で右巻きで数mになる。      山渓「ポケットガイド野の花」より

 


葉っぱの裏にぶら下がった褄黒豹紋のサナギが羽化した

2008-07-19 | キママ日記

今朝、アルの散歩から帰ってくると、アぶチロンの葉の裏にぶら下がったサナギが体を左右に振っているのに気づいた。約1時間半後にサナギから体がでてきた。羽が乾いて大空に飛び立つまで約2時間。なお、このサナギも約2週間、葉の裏にぶら下がっていた。
植木鉢にぶら下がって 羽化した褄黒豹紋 はこちら(6月30日)

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 時々体を左右に振りはじめた。
(am7:02)


 羽化する直前、羽の模様が見える。
(am8:10)


 サナギから体が出た(am8:32)


ゆっくり移動、羽はのびきっていない。(am8:32)


 葉の裏にしっかりつかまって羽をのばしていく。(am8:33)


 羽が伸びてきた。(am8:43)


 サナギの位置から横に移動した(am8:58)


 木の下の方に降りてきた(am9:00)


 木の根元近くでつかまる(am9:03)


 地面に落ちた(am9:03)。急いで木に向かう。


 急いで木に這い上がる(am9:03)
ここで運が悪いと、アリにつかまってしまう。大急ぎで木にのぼる。
この状態で羽が乾くのを待ち、約2時間後に飛びたった。





トケイソウ(時計草)についた不思議な青虫とスプリング

2008-07-18 | 動物

I さんが手入れをしている畑のトケイソウが、今年はやっとツルを伸ばし始めた。昨年までは、 7月上旬には開花 していた。
トケイソウ科 トケイソウ属
別名「パッションフラワー、ボロンカズラ」
(撮影2008年7月17日)

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 えーーッ?青虫がついてる~~


 スプリングがあるけど・・・?


 青虫とスプリングの位置関係


 青虫を真上から撮ると、茎をまいた葉でした!


 スプリングはツルを支えるひげでした。
ひげにからまっても意味ないですよ。


 こんなんなっていました。


 トケイソウの花(2007年7月撮影)。





 


ヤブカンゾウ(藪萱草)の花

2008-07-17 | 動物

散歩コースにあるお宅の土手でヤブカンゾウ(藪萱草)が咲き始めた。
開花した花は1日でしおれて、次々新しい蕾が開花して行く。

ユリ科 ワスレグサ属
(撮影2008年7月11日)

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 土手で咲くヤブカンゾウ(藪萱草)の花



メモ

・名は中国産で薬用にするホンカンゾウに似てやぶに生えるから。
・若葉や花蕾は食用になる。
・根に紡錘状のこぶがある。
・花序は2分岐する。
・この仲間で八重咲きは1種だけ。内側の花びらは雄しべが花弁化したもので、不完全な雄しべが残っていることもある。
・花茎は葉をつけないが、上部に短い苞葉がある。  
      ヤマケイポケットガイド「野の花」  より
 


ゲンペイカズラ(ゲンペイクサギ・クレロデンドロン)の花

2008-07-16 | 動物

ホームセンターで、購入したゲンペイカズラが根付いた。
名前は源氏の白幡、平家の赤旗にたとえたそうだ。

クマツヅラ科 クサギ属
(撮影2008年7月11日)

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 紅白が際立つゲンペイカズラ。


 花びらに見える白いものはがく片で、赤く見えるものが花びら。


 ツボミ



メモ

・熱帯アフリカ原産の常緑蔓性小低木。
・つるは4mにもなるそうだ。

 


リョウブ(令法)の実

2008-07-15 | 動物

近くにあるリョウブ(令法)に実がついていた。花が咲いているところを撮りたかったが、時期が遅かった。一見、ナツツバキの幹に似ている。
リョウブ科 リョウブ属
(撮影2008年7月11日)

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 淡い黄色の実がたくさんついたリョウブ(令法)、大変目立つ。


 リョウブ(令法)の若い果実、花柱が残っている。


 ナツツバキの幹によく似たリョウブ(令法)の木



メモ

・樹皮は茶褐色。古くなると不規則な薄片になって剥がれ落ち、まだら模様になる。
・花は6~8月。枝先から長さ10~20cmの総状花序を数個だし、白い花を多数つける。花序の軸には白色の星状毛が密生する。花弁は5個。長さ6~7mmの長楕円形で、先はややへこみ、繊細は歯牙がある。
・果実は果。直径3~4mmの平たい球形で、毛が密生するl。熟すと裂開し、小さな種子をたくさん出す。果柄の先端は曲がり、果実は様々な方向を向く。種子は約1mmの楕円形。
・新芽を山菜として利用し、てんぷらや混ぜご飯にする。  
      ヤマケイハンディ図鑑「樹に咲く花」  より

 


ヒヨドリバナ(鵯)の花

2008-07-14 | 動物

Oさんの案内で白いヒヨドリバナの花を見せていただいた。
和名の由来がヒヨドリが山から下りてきて鳴くころに開花することからだそうだが、桜の花が満開のころ、あちこちで騒いでいたが、最近ではほとんど声をきかなくなった。

キク科 ヒヨドリバナ属
(撮影2008年7月8日)

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 藪の中で咲くヒヨドリバナ(鵯花)



メモ

・花色は普通白色が多いが、場所によっては、淡紅紫色をおびるものもある。。
・頭花はすべて筒状花。
・高さは1mほど。
・茎葉は細長く立ち上がり、葉は対生し、あらい鋸歯がある。  
      ヤマケイポケットガイド「山の花」  より
・花期は8~10月頃。フジバカマに似ているが、フジバカマの葉は3裂するのに対して本種は裂けない。
・ヒヨドリバナは、無性生殖型と有性生殖型があり、形態に変異が多い   
     フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』  より

 


イヌヌマトラノオ(犬沼虎尾)の花

2008-07-13 | 動物

Oさんの案内で、イヌヌマトラノオ(犬沼虎尾)の花を見に行った。
若いころ10数年住んだ団地の近くで、当時はこんなに木や草は茂っていなかったので、別の場所に来ているようだった。
ヌマトラノオとオカトラノオ の雑種だそうだ。
サクラソウ科 オカトラノオ属
(撮影2008年7月8日 午前11時ころ)

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 イヌヌマトラノオ(犬沼虎尾)の群生


 花穂が曲がっているところはオカトラノオに似て、
直立しているのはヌマトラノオに似ているそうだ。


 蜘蛛が獲物を捕らえた。