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アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺の散歩で出会った動植物の写真を載せています。

メマツヨイグサ(雌待宵草)の花

2009-08-13 | 動物


大堀川の空き地や成顕寺駐車場横空き地など、メマツヨイグサ(雌待宵草)が満開。
荒地に生育する傾向が強いことからアレチマツヨイグサの異名もある。
アカバナ科マツヨイグサ属
撮影2009年8月11日
いずれも画像クリックで拡大します
↓ メマツヨイグサ(雌待宵草)の花。
雌しべの柱頭は4つにわかれて、花弁・がくは4枚、雄しべは8本。
花粉は虫に運ばれやすいように、糸でつながっている。
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↓ 垣根に沿って群生しているメマツヨイグサ(雌待宵草)
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↓ 大きな株になって咲いているメマツヨイグサ(雌待宵草)
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メモ
メマツヨイグサ
・北アメリカ原産の帰化植物で、他のマツヨイグサ類と同じく、夜になると茎の上に直径1.5~3cmほどの黄花をつける。
・マツヨイグサの中でも、オオマツヨイグサに最も似ているが、この種は茎や毛の基部が赤くない。
・この種は変化が大きく、花びらの間にすきまがあるものをアレチマツヨイグサとして区別することもある。
・近年は、オオマツヨイグサとの交雑種らしきものも見られる。
・メマツヨイグサは葉の幅が狭くて先が鋭いうえ、鋸歯が多い。茎に上向きの毛が生えるが、基部はふくれない。
オオマツヨイグサ
・北アメリカに自生している原種をもとにヨーロッパで作られた園芸植物だと言われる。
・名前はマツヨイグサより草姿も花も大きなことに由来。
・オオマツヨイグサの茎には、全体に硬い毛が生え、毛の基部はふくらみ、濃い赤みを帯びる。
マツヨイグサ
・原産地は南アメリカで江戸時代に渡来。
・最も小ぶりで、線状の葉は幅が他の2種よりせまい。
・翌朝しぼんだ花が、赤橙色になるのが特徴。
参考文献 新星出版社「野山で見かける山野草図鑑」