22年10月29日のキノコ


マツタケ#1


マツタケ#2

 ここの所雨というほどの雨が降っておらず山は乾き気味になっているが、マツタケの発生時期になっているので偵察に行ってみた。
 案の定、マツタケ以外のキノコはほぼ姿が無い。それと、今年は気温が思っているほど下がっていないのでマツタケもそれほど出ていない状況だった。2~3年前から、ここの山もシカが出没するようになり、マツタケの傘が食べられてしまう食害が増えてきた。今回も傘がなく柄だけになってしまったものがあったが写真にならず撮影はしていない。人間とシカでは競争にならないのであきらめるしかないのが辛いところ。まだ出ていないシロもあり、気温も高めなのだが、今年のマツタケ以外のキノコの発生状況を考えると、今後それほど採れない可能性も高いが、見回るしかない。
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22年10月16日のキノコ


シャカシメジ


ホンシメジ


クロカワ

 16日は例年仲間と行く山へ単独で遠征してみた。
 やや出発が遅かったので、現地に着くと山の入り口の広場に地元の人と思われる車が止まっていて、ボンネットの隅にハタケシメジが乗っていた。明らかにキノコ採取が目的で山に来ているということのようだ。 こちらも山へ入る身支度をしていると一通り見終えて戻ってきた車の持ち主が山から出てきた。少し話を聞いてみると、ムキタケやニガクリタケが多いという話だったが、採取したキノコの袋を見ると、ムキタケの下にホンシメジらしいキノコがある程度入っているように見えた。その人もシメジに関しては意図的に話題にしないようにしている感じなので、こちらも敢えて聞くことはしなかったが、既に採られてしまった可能性が大きいので少々がっかり。
 挨拶を終えた後、採れそうもないと思いつつ山へ入ると、比較的すぐの場所にシャカシメジがあったので撮影。傍らには半分位むしり取られた残りのシャカシメジもあった。更に進んでいつも見る斜面を見ると小さいのでわざと残したと思われるホンシメジが少しだけ出ていたので、こちらも撮影。この調子だと、奥まで行っても望み薄だとは思ったが、一応いつも行く引き返し地点まで行って、ホンシメジを探してみたが、全く見当たらなかった。かけらや残骸、採った痕跡なども皆無だったので、少し前に出てしまって地元の人に採取されてしまったのかもしれない。或いは、最近この時期としては気温が思ったより高いので、キノコの出方もなんとなく狂っている可能性もあった。
 そのような状況の為、早々にこの山をあきらめ、次の山へ行ってみたところ、入って比較的すぐの場所でクロカワを見つけることが出来た。こちらの山は以前クロカワが沢山あった山なので、期待して登ってみたが上に行くほどキノコが無く、一番上の引き返し地点では何も出ていなかった。結果として最初に見つけた入り口に近い場所が一番良く出ていたということが分かった。こちらの山は風が強くて体感的には寒く感じられ、風による乾燥が進んでいるように思われた。遠征先も終盤を迎えているように見えるが、場所によってはテングタケ類があったりするので、降雨の状況によってはまだこれから出る可能性もゼロではない思われる。
 今回は2カ所の山を見て回って疲れはしたが、食菌が少し採れたので満足感はあった。
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22年10月08日のキノコ


ハナイグチ幼菌

 8日は所属しているキノコの会の探索会に参加。
 先日の台風15号の影響で、探索会予定地に行く途中の道路の土砂崩れがあり、すぐに通過可能なように土砂が取り除かれたが、今回の前日もそこそこの雨が降ったので、同じ個所でまた崩れないか心配していたが酷いことにならずに済み、探索会は無事に開かれた。

 受付後参加者の方々に自由に山で探索していただき決められた時間に戻ってきていただいた後、同定会を行う段取りになっていた。

 自分の方も、20分程度だが林道の周囲を少しだけ探してみたがキノコが少なく、写真もハナイグチを写す程度。

 集合時間に近づいたので集合場所に戻った。参加者の方々が採取して来られたキノコを種類ごと纏めていただいてから、昼食をとり、その後同定会。だいぶキノコの出が悪かったが、それなりの人数で探してもらったので、種類はそこそこ集まり何とか同定会の体は保てた。その後集合写真を撮ってもらい解散。
 この場所では以前から何度も探索会を行っているが、以前に比べるとキノコがだんだん採れなくなってきているような感じだし、更に悪いことに今年は楢枯れが広範囲に起こって枯死した木が増えており、今後キノコ観察が更に厳しくなりそうで心配になる。あまりキノコが無いという事にならないと良いのだが。
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22年10月01日のキノコ


ハタケシメジ


シャカシメジ


マイタケ


ムレオオフウセンタケ

 先週に続き今日も仲間と県外に遠征。
 行き先は比較的キノコが多く発生する山なので、期待して山の入り口まで行った。入り口の周辺にハタケシメジがあったので皆期待して山へ入ってみたが、山にキノコの気配が無い。ゆっくり進むと、この山では良く見るシャカシメジが見つかった。いつも沢山あるのだが、非常に少ない。その後も奥の方まで進んでみたが、目ぼしいキノコがほとんどない。この山では比較的悪条件でも発生するカラキシメジ発生地でも全く出ておらず、皆がっかり。仕方なく早々に戻り始めたが、途中の木の根元で仲間がマイタケを発見し、撮影した。
 あまりにキノコが無いので、昼食をとりながら次にどこに行くか検討し、昔行ったことのある日陰気味の山へ行ってみることにした。早速入ってみたが、多少はキノコが出ているが、こちらも例年の発生状況と比較すると非常に悪い。それでも1ケだけだがムレオオフウセンタケが見つかった。皆であちこち見て歩いたがキノコが少ないので早々に下山。
 今日は期待のわりにキノコが少なく、皆疲労が残る散策になったが、仲間と山を徘徊するのは楽しい。
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