12年10月20日のキノコ


コウタケ

 週半ばに待望の雨が降ったので、県外の山へ遠征。

 登っていく途中の山道にも山からの水が出ていたりして期待が持てた。

 ところが、いざ山へ入ってみると、キノコがほとんど見られない。やはり今までの雨不足が大きく影響しているようだ。いつものポイント辺りを探してみたが、目的のキノコは発見できない。他のキノコも、これだけ出ていないのだからと諦めかけながら、それでも...としぶとく探していると、ちょっと気になる感じのものが斜面の上の方に見えた。どうせ木の根か葉っぱだろうと思って近づいてみると、目的のコウタケだった。周辺を探したところ、落ち葉に隠れたコウタケがちょっとだけ出ていたので、写真を撮って収穫。

 次の候補の山へも入ってみたが、こちらもあまりキノコは無く、古くなってしまったクリフウセンタケがあった。もう少し早ければ収穫になっただろうが、ちょっと古すぎ。ずっと登っていっても、いつもの場所にもキノコは無し。最後の望みのポイントに着いて一見して獲物無し。ここでもしぶとく探すと、申し訳にコウタケが2本だけ出ていた。

 このような状況だったため、今日は早めに撤収。
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12年10月14日のキノコ


シロオニタケ幼菌

 本日は里山偵察。前日の奥山の様子を考えると何も発生していない可能性はあったが、とりあえず様子見に行ってきた。
 やはり里山も乾燥が進んでキノコはほとんど見られなかったが、落ち葉に埋もれたキノコを発見。落ち葉を取り除くとシロオニタケ幼菌が出てきた。
 他に見られたキノコは、少し古くなったテングタケとサマツモドキ、ヌメリコウジタケがあっただけ。雨が降ってくれないことにはキノコ発生には厳しい感じだ。

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12年10月13日のキノコ


マイタケの芽(乾燥状態)

 6日に残しておいた、出始めマイタケの確認に行った。

 前回の台風の後に雨が降っていないため、山の中はすっかり乾燥してしまい、6日に少しは出ていたキノコ類も全くというくらい姿を消していた。

 今回の目的の、残したマイタケは、残念ながら無くなっており、周辺には1~2日前に歩いたであろう足跡が沢山残っていた。少し残念に思いながら、前回芽が出ていた他の木まで行くと、そこのマイタケの芽は残っていたが、乾燥してしまい全く大きくなっていなかった。さらに別の木に写真のマイタケの芽があったが、これも乾燥のため、大きくなっていない。このような状態なので、採られてしまったマイタケも大きくなっていたか怪しいものだ。また、前回出始めを見つけたヤマブシタケも、大きくならず、そのままの状態で木に付いていた。

 今日歩いた感じからすると、冷え込みが始まっているし、雨も降っていないので、相当量の雨でも降らない限り、奥山のキノコ発生はこのまま終了してしまいそうに思われた。
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12年10月6日のキノコ


マイタケ


コウタケ近縁種

 10月になって朝晩が涼しく感じられる日が増えてきたので、奥山にキノコ確認に行ってきた。

 東北地方のマイタケもやっと出始めたとの情報もあったため、期待して山へ入っていくとお目当てのマイタケを今期初めて見つけることが出来た。この場所は、例年の発生時期と変わらずに発生していた。だが、マイタケはあったのだが、他のキノコ類は例年になく少ないので、マイタケだけが出ているのは奇妙な感じがした。

 その後、いつも歩くコースをたどって行くと、9月20日に見つけた場所と同じところにコウタケ近縁種が出ていた。

 気を良くして、さらに広い範囲を歩いてみると、いつも9月初旬にマイタケが発生するミズナラに『芽』状態のマイタケが出始めていた。この木で、これほど遅れて出るのは初めてだろう。

 今日の感じでは、全般的にキノコ発生数が少なく、一部の種類だけがこれから発生する様に思われた。

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