21年10月30日のキノコ


チチアワタケ#1


チチアワタケ#2

 最近は雨らしい雨が降らず、山は乾燥してきている。また、気温も高く、とても10月下旬という感じにはなっていない。
 今日は今まで行ったことのない県西部の山へ行ってみた。事前の情報によると、今回の近場の山もキノコが無い状態らしいので、何も出ていなくても、今後行く価値のある場所か確認のために訪問してみた。
 予想通り、キノコの気配がなく、この山の雰囲気を感じながら歩いてみたところ、若い松の根方近くに少し古めのチチアワタケが出ていたので撮影。さらに、歩道沿いに奥まで行くと、道端に、今度は数個かたまってチチアワタケが出ていたのでこちらも撮影。ひと通り回ってみたが、全体としては松が若すぎて、日当たりが良すぎる感じなので、若い松林に出るアミタケなどはあるかもしれない感じではあった。今年はキノコ自体の発生が悪いので、ある程度の発生が見込める年であれば、なかなか面白い山になる可能性を感じた。
 キノコは無くても眺望は良く、きつい傾斜もないので、散策するには良い場所であったが、日当たりが良すぎて暑いので、熱中症の事を考えると夏場とかには来ないほうが良さそう。

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21年10月16日のキノコ


ホンシメジ


アカツブフウセンタケ


シャカシメジ


コウボウフデ#1(雨不足のためか柄があまり長くない)

コウボウフデ#2(#1のすぐ近くに出ていたものを地面から抜いてみた。すでに最先端部が取れてしまっていた。)


ツチスギタケモドキ

 本日もいつものメンバーで県外遠征。
 ここの所、雨もほとんど降っていないが、時期が時期なので、ダメもとで例年行く山の様子の確認に行ってみた。予想した通り、山へ入る前の林道沿いにもほとんどキノコが出ておらず、期待薄ではあったが山へ入って、キノコを探し始めた。
 例年に比べて、壊滅的にキノコがなく、ハイキング気分で歩くしかないと仲間と話しながら奥へ行ってみる。律義キノコの代表種であるホンシメジのシロに行ってみるも、数本のみ。これほど発生状況が良くない年も初めて。早々に山道を戻り始めて周囲を探すと、アカツブフウセンタケが見つかった。以前にもこの山で見かけたが、どこにでもあるというほどは発生しない感じのキノコだ。更に戻ると山道の脇で仲間がシャカシメジを発見。あまり元気がない感じではあったが撮影。更に戻る途中、なにか小さいキノコがあり、そこに近づいていくと、すぐ横にアオカビに侵されたような色のものがあり、よくよく見ると初見となるコウボウフデのようなので、仲間に声をかけてみる。皆、カビたキノコなのかコウボウフデそのものなのか半信半疑なので、撮影してから掘り出してツボがあるか見れば確認がとれると言いながら撮影。すぐ近くにあったものを掘り出してみてコウボウフデであることの確認がとれた。以前から見たいと思っていたので、実際に見られて満足感が非常に高まった。この後、車のところまで戻り、周囲に出ていたツチスギタケモドキを撮影。この山では割と沢山出ているキノコだが、今年は少ない。
 全体的にキノコが少なかったが、コウボウフデが見られたので、山へ来た甲斐があったというもの。
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21年10月08日のキノコ


ムキタケ


ツノシメジ

 今回も県外遠征。
 以前の情報から、今まで行っていない方面へ行ってみた。普段行ったことがないので、そちら方面に詳しい仲間に案内を依頼した。いくつかの林道の分岐を曲がりながら行ったので、案内無しではなかなか訪れるのが難しい場所まで入った。
 最初に入った場所は花崗岩質の場所で、景色が良かった。キノコとしてはアミタケ、オウギタケ、ムラサキシメジ、ホコリタケ(多数)、ウラベニガサの仲間などが出ていた。
 場所を移動して次の所へ行くと、入り口の林道脇にオシロイシメジ(多数)とコガネタケが混生していた。ここから入山して、ある程度奥まで入ってみたところ、ムキタケが1カ所の倒木に出ていた。別の倒木にはほぼ無かったので、この倒木だけが条件が良かったのかもしれない。ここより少し入った尾根筋の倒木にはツノシメジが出ていたので撮影した。これもどこにでも見られるというわけではないので、撮影出来て良かった。また別の立ち枯れの木には、タマノウタケも出ていた。この山は栗の木が多くあり、キノコの種類では、チャナメツムタケ、クリタケ、ナラタケなどが良く出ていて、時期としては晩秋の様相を呈しており今期のキノコは終わりという感じだった。
 その後、少し時間もあったので、林道脇の入り易そうな箇所に入って、いくつかの場所を見て歩いたところ、カヤタケやホテイシメジ、ハナイグチ、ベニテングタケなどが見られた。
 いつも行っている場所とは山の雰囲気などが違い、ある程度の種類のキノコも見られたので、今年の状況からすれば上等な感じの遠征ではあった。キノコの発生条件が良い年であれば面白そうな林も多かったので、またいつか来ることになるかも知れない。
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21年10月02日のキノコ


ホンシメジ


コウタケ


マイタケ


ムレオオフウセンタケ

 今日はいつもの仲間と県外遠征。
 今年はどこもキノコの出が悪く、どこへ行くのか決め難たかったが、結果として毎年行っている山に行くことになった。今年の他の山での状況から考えて、キノコが何も無くてもしょうがない位のつもりで入山。
 山へ入っていつも何かしら出ている場所へ行ってみるも、めぼしいキノコは無し。やはりこの山もダメかと思いつつ、毎回覗いている斜面を見ると、予想していなかったホンシメジが出ていたので、驚きつつ撮影。さらに山へ入っていくと仲間がコウタケ1本を発見。その周囲を良く探してみると、全体的にやや小さめではあったが、ある程度の数のコウタケを確認する事が出来た。山自体も乾燥気味なので、コウタケも質の良いものだった。そこから移動し始めて間もなく小ぶりなマイタケを発見。小さかったが傘も開いて、形が良かったので撮影してみた。その後、奥の方まで行ってみたが、キノコはあまり出ておらず早めにこの山を切り上げて次の山へ行ってみた。
 次の山でもキノコは少なかったが、仲間がムレオオフウセンタケを見つけたので、こちらも撮影。山を下りてくる途中でコウタケが1本だけあったが、例年ならもう少しはあるのに全くダメだといいながら駐車場まで戻ると、キノコ採りの人がいたので、話を聞いてみるとこちらの山は朝から入っていた人たちがいたとの事だったので、キノコは既に採られてしまった後だったようで、少ないのに納得。人が多く入っている山は、特に今年のようにキノコの出が悪い年は厳しい状況だ。
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