22年10月16日のキノコ


シャカシメジ


ホンシメジ


クロカワ

 16日は例年仲間と行く山へ単独で遠征してみた。
 やや出発が遅かったので、現地に着くと山の入り口の広場に地元の人と思われる車が止まっていて、ボンネットの隅にハタケシメジが乗っていた。明らかにキノコ採取が目的で山に来ているということのようだ。 こちらも山へ入る身支度をしていると一通り見終えて戻ってきた車の持ち主が山から出てきた。少し話を聞いてみると、ムキタケやニガクリタケが多いという話だったが、採取したキノコの袋を見ると、ムキタケの下にホンシメジらしいキノコがある程度入っているように見えた。その人もシメジに関しては意図的に話題にしないようにしている感じなので、こちらも敢えて聞くことはしなかったが、既に採られてしまった可能性が大きいので少々がっかり。
 挨拶を終えた後、採れそうもないと思いつつ山へ入ると、比較的すぐの場所にシャカシメジがあったので撮影。傍らには半分位むしり取られた残りのシャカシメジもあった。更に進んでいつも見る斜面を見ると小さいのでわざと残したと思われるホンシメジが少しだけ出ていたので、こちらも撮影。この調子だと、奥まで行っても望み薄だとは思ったが、一応いつも行く引き返し地点まで行って、ホンシメジを探してみたが、全く見当たらなかった。かけらや残骸、採った痕跡なども皆無だったので、少し前に出てしまって地元の人に採取されてしまったのかもしれない。或いは、最近この時期としては気温が思ったより高いので、キノコの出方もなんとなく狂っている可能性もあった。
 そのような状況の為、早々にこの山をあきらめ、次の山へ行ってみたところ、入って比較的すぐの場所でクロカワを見つけることが出来た。こちらの山は以前クロカワが沢山あった山なので、期待して登ってみたが上に行くほどキノコが無く、一番上の引き返し地点では何も出ていなかった。結果として最初に見つけた入り口に近い場所が一番良く出ていたということが分かった。こちらの山は風が強くて体感的には寒く感じられ、風による乾燥が進んでいるように思われた。遠征先も終盤を迎えているように見えるが、場所によってはテングタケ類があったりするので、降雨の状況によってはまだこれから出る可能性もゼロではない思われる。
 今回は2カ所の山を見て回って疲れはしたが、食菌が少し採れたので満足感はあった。
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