19年05月19日のキノコ


倒木に発生したカンゾウタケ

 いつもの里山観察。

 季節はどんどん進んで梅雨の時期が近づいて来ているが、今のところ、相変わらずの乾燥状態で、山肌の土も裸地では白っぽくなってしまっている。また、いつもはぬかるんでグチャグチャした一部の山道もすっかり歩きやすくなるほどだ。これではキノコを見つけるのは望み薄だが、ひと通り回ってみると、倒木に小さいカンゾウタケが発生していた。大径木の立ち木の根方付近に発生しているのが普通良くみる姿だが、倒木に出ているのを見たのは初めてだ。

 今週は雨が降りそうなので、少しは状況が良くなってくれると良いのだが・・・。
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19年05月05日の山


キンラン#1


キンラン#2

 今日は久しぶりに、いつもの里山へ行ってきた。

 山の入り口あたりの斜面を見ると、山は乾燥気味で、土の表面はパサパサな感じで、キノコを見つけるのは絶望的な感じ。
 しばらく登っていくと、切り株にハナビラニカワタケの乾燥してしまったものが付いていた。これを見てもやはり、キノコを見つけるのは、まず無理だと判る。
 更に登って尾根に近いところまで行くとキンランを見つけた。キンランも、最近はどんどん盗掘されて、目にする機会もずいぶん減っている。ランの仲間は、菌類と共生して栄養を得ているものが多いので、山から持って行っても、ほぼ枯れてしまう。そのような理由もあり、盗掘をするべきではなく、山に置いておくべきだと思うのだが・・・。
 一本見つけて、丁度、キンランが花期になっているようなので、よくよく探しながら歩くと、今まで気づいていないところに、ポツポツと見つかった。このような環境がずっと残っていて欲しいと思いながら、山を回った1日だった。

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