日々の彩り、日々色直し

日々、悩みは尽きないけれど、負けず焦らず、生きていこうよ!
時には写真つきにするよ!

せめて “5月5日には鯉のぼり” だよね!

2017-05-06 20:12:26 | 暮らし

 5月5日のブログ『種から育ったナデシコの花』の最後に書いておいたとおり、4月に買ったデジタル一眼レフカメラのボディ(だけ)の “ カメラ購入記念・構想実現” の名目で、街中を撮影歩きしてきました。

実は、20年ほど前の仕事の帰り道、近江八幡市の駅前あたり、市役所のある通りと駅前通りの間で、次のような光景を見てしまいました。
1つは、建ち始めた(?)マンションの高層部分のベランダに、子どもが手に持って振れるような小さな「鯉のぼり」が風を受けてなびくようにさしてあったのです。
もう1つは、駅前が開発されていく途上でしたので、パチンコ店のネオンが田植えを終えたばかりの水を張ってある田んぼに映っていたのです。
この2つの光景がずーっと忘れられずにいました。
この2つの光景は必ず写真にしたいと思ったのです。

ところが、なぜそう思ったその時写真にしなかったのか?
当時はまだデジタル一眼レフカメラは販売されてなく、いわゆるフィルムを使う一眼レフカメラしかありませんでした。
当然僕はそういう一眼レフカメラを使っていたのですが、カメラが古くなって、内部に使用してある接着剤がにじんで、ミラーが張り付くようになって上手く動かなくなっていたのです。2台とも。
当然撮影に支障をきたしました。“今がチャンス!” とシャッターを押してもシャッタが―切れないのです。ものすごくいら立ったものです!!

また、ちょうどその頃、結婚生活と子育てに多分にお金が必要で、フィルムを買って、現像に出して、引き伸ばしてプリントして、あるいはパネルを自作して張り付けてコンテストに出すことを続けるのは、一生懸命頑張っていてくれるワイフに申し訳なくて、“セミプロ” からの自粛・カメラ生活断念ということになってしまっていたのです。 
それでも、子どもがスポーツ少年団でサッカーを続けていた間は、子どもの撮影に特化してチームの試合の写真や富士宮市への遠征の写真など撮りに撮りまくっていました。
出費はかさんだけれど、ワイフは何も言いませんでした。 

もちろん、仕事で “いわゆる中間管理職” になっていたこともあるのです。

さて、今年の4月、お気に入りのレンズ群は手放せず残していて、 “もったいないなぁ! ” とか “放っておいたらレンズがダメになってしまう! ” という思い感が高まって、ネットで35,000円でボディだけを購入しました。
そして、念願の “ カメラ購入記念・構想実現” の運びとなったわけです。

近江八幡駅に降り立って、駅周辺のマンション棟のベランダに「鯉のぼり」を探して歩くことにしました。
しかし、約3時間歩き回りましたが発見できませんでした。
2か所で「鯉のぼり」を見つけたのですが、1か所は2階建てのマンション2棟の間の庭的な場所に上げられていました。
 
かなり “本格的” といえる「鯉のぼり」でしょう!? 
ただ、吹流しの下に、黒い真鯉、赤い緋鯉、青い小さい鯉が連なるという一般的・本格的ではあるのですが、さおの先端に回転球と矢車がないのです。残念!
それは、このポールの使用目的が他にあるからなのでしょう。
それにしても、よく準備したものです。あっぱれ!!

昔は、竹をポールとして、 ロープはポールには巻き付けませんでした。それで風が吹くと、よくしなったためか鯉がよく泳いだものでした。

もう1か所は現代風の個人住宅にありました。
私がさがしていた “マンションの高層部分のベランダにあるであろう” あの「鯉のぼり」でした。


 やっと発見できて、嬉しかったです。
さっそく望遠レンズに変えて撮りました。

ちなみに、この日、私の使ったレンズは「Tokina 28-70mm F1:2.8 」と「CANON ZOOM EF 70-200mm 1:2.8 L ULTRASONIC 」の2本でした。
両方とも、何ミリにしてもF値は2.8という優れものです。当時では。

5月の近江八幡市の名物になりつつあるのが、白鳥川の環境保全に取り組むボランティア団体の「白鳥川の景観を良くする会」が2012年から続けている、近江八幡市立総合医療センター前の白鳥川の「鯉のぼりの川渡り」です。
新聞で知っていましたので、遠かったですが足を延ばしてみました。
 


 

寄贈130匹のうち60匹が白鳥川を横断しています。
3枚目の写真の下部の後援団体のところには、写せませんでしたが、『近江八幡市「水と緑の環境ネットワーク」』と『近江八幡「おやじ連」』 が連なっていることを書き添えます。

写真を撮っている時、親子連れの方が歩いてこられましたので、声をかけて撮らせていただきました。
 
爽やかな風の中、新聞で知って見に来られたそうです。

鯉のぼりの写真を撮って駅に戻る途中、八幡山の方に鯉のぼりを発見! よく見ると、なんとクレーン車(?)で泳がせているではありませんか!!

 
近くに行きたかったのですが、4時間近く歩きづめでしたので、断念!
健康であれば来年の撮影にしたいと決めました。

撮影では、気に入った、花に彩られた家々の玄関先や垣根やフェンスから顔をのぞかせている花々も撮らせていただきました。

本当に残念だったのは、子どもさんの三輪車や自転車がある集合住宅(アパートやマンション等)の多くが花もない整然とした見かけであったことです。
2枚写真をあげておきます。
 
このような写真で今日のブログを締めくくるのは残念なのですが。
これも時世なのでしょうね。「鯉のぼり」とかかわって、分析もしてみたいものです。