日々の彩り、日々色直し

日々、悩みは尽きないけれど、負けず焦らず、生きていこうよ!
時には写真つきにするよ!

今、頭には「大本営発表」の言葉が浮かんでいる!

2021-05-26 19:37:28 | 報道

歴史に疎(うと)い私ですが、だから “もっと勉強してから言え” と言われそうですが、堪(たま)らず書くことにしました。
なんで「大本営発表」の言葉が頭に浮かんでくるかと言いますと、構造的には、今が、戦前の政府と臣民の関係にとらえられるからです。
戦前は大日本帝国憲法の下、天皇の決めたことに臣民は従わざるをえない関係でした。
今、私たちは、日本国憲法の下、内閣総理大臣の決めることに国民は従わせられようとしています。
ですが、“欽定憲法”下ではなく “民定憲法”の下で生きている私たちは “物言えない臣民” ではなく “物言える国民” です。物言うことが保障され尊重される国民なのです。

とすると、“内閣総理大臣の決めることに国民は従わせられようとしています” こと自体、今の日本にはあってはならないことなのです。
そもそも “内閣総理大臣” も間接的にですが国民が選んで、“私たち(国民)のためによろしくね!” と政治運営を託した存在なのですから。
その “内閣総理大臣” が私たちの言うことをまったく聞かず、従わせようとすることはあってはならないことなのです。

ところが、東京オリンピック・パラリンピックの開催か中止かをめぐること1つをとってみても、新型コロナ禍の中であるにもかかわらず、世論の多数が反対しているにもかかわらず、開催で突っ走っているのです。
そして、特に自民党議員たちは大政翼賛的に “内閣総理大臣” を支えているのです。

ところで、なぜ、こう突っ走ることができるのでしょうか?
1つには、前安倍晋三内閣総理大臣の手法の存在が大きく影響していると考えています。
森友学園問題・加計学園問題、桜を見る会問題等々における対処の手法です。
“とことん言い切れば国民は従ってくるもの!” というものです。真相究明を求める私たち国民の声をまったく聞かない在りようです。
2つには、先にも書いた “自民党議員たちが大政翼賛的に内閣総理大臣を支えている” ことです。この自民党議員たちも国政選挙で選ばれた私たちの代表であるはずなのですが。
3つには、彼らに “国民は我らが強く当たり、引かなければ我らに従う” と認識させる私たち国民の在りようです。

しかし、“物言うことが保障され尊重される国民” である私たちには、いくつもの拠(よ)りどころがあります。友人知人しかり、職場や各種の団体しかり、新聞社等々のマスメディアしかり、国政選挙しかり、各政党しかり等々。
これらの中に “協調” や “連帯” などが生まれてきています。さらに生まれていくでしょうし、生まれていかなければなりません。“大同団結” も必要です。
そして私たちは、事実をあぶり出し、深掘りし、責任を追及し、正すことができるのです。暮らしやすい世の中に向かっていけるのです。
森友学園問題・加計学園問題、桜を見る会問題にしても、ボロボロと責任を追及される羽目に陥ることになっています。まだどれも責任を取ろうとはしていませんが。
河井氏への1億5千万円問題も少しずつその全容が明らかになってきています。この件では、自民党の二階幹事長が「責任は自らと安倍氏にある」と答えているにも関わらず、前安倍晋三内閣総理大臣は何も答えず無言を貫いています。彼はさらに窮地に陥ることでしょう。 “大政翼賛的に前安倍晋三内閣総理大臣を支えている自民党議員たち” もいるようですが。

今一番の課題は、広がっている新型コロナウイルス感染症の克服と、東京オリンピック・パラリンピックの開催か否かです。
これらには、安倍流も菅流も通じない! ゴリ押しすれば、待っているのは墓穴のみ!

私たちは、できるところでできるだけ大きな声を上げていこうではありませんか!!

 


コロナ禍の日本の問題

2021-02-10 12:35:19 | 報道

「一律」が蔓延(はびこ)って「不公平」が蔓延(まんえん)しているコロナ禍の日本!

『1日6万円』にしても、大きな店では足りないが、小さな店では “もらいすぎ” になっている現実。
このありようはこれから何年も続くだろう。

コロナ禍を緩和する・乗り越えるために、まずすべきは “基本の基” の『社会保障制度』の活用とさらなる拡充であったのだ。今もこの活用と拡充を中心にすべきことは変わらない。
当然のこと、この『社会保障制度』は「社会保険」・「社会福祉」・「公的扶助」・「保健医療・公衆衛生」で国民の生存・生活を守ることを保障している。また当然、この中に生活保護を受ける権利も医療による予防・治療も含まれているのである。

では、なぜ、『社会保障制度』の活用とさらなる拡充での手当にならなかったのか、今もならないのか?
それは、政治の中枢に「憲法が根付いていないことが最大の原因であり、政治家が自分の地位に甘んじ、利己的利益を得ようとするありようを堅持しているからである。

今回は、『Go to トラベル』を実施するために「観光業界を真っ先に!」と目先を固定したためである。前回に書いている
『新型コロナ対策が先か、経済が先か』と同様に、 “コロナ禍を緩和する・乗り越えるため ”の看板のもと、国民に実行している政治家の最大の作為なのである。

さて、コロナ禍が減じてくる中、様々な貸与金の回収の問題が出てきて、回収するか否かから論議されることになるだろうし、さらに、財政回復が大きく私たちに立ちはだかってくる。
そのための「消費税を15%に」の声も上がってくるだろう。「累進課税制度」もあるが、政府はこの税率を見直すことはしないだろうし…。
当然、「一律」が蔓延(はびこ)り、「不公平」が蔓延(まんえん)する状態が何年も続く状態が生み出されるのである。

私たちにはていねいな検証が必要であり、これからの自らの生存・生活(豊かな生活・社会)を作るためには、国・社会・個々人としてどうあるべきかを見出さなければならいのである。

 


またしても差別用語が使われた!

2020-10-04 16:56:42 | 報道

今朝のカンテレ7:30~8:55の「日曜報道〜ザ・プライム〜」の中で、自民党の元総務大臣新藤義孝が “書類を精査しないまま承認・決裁を意味する判を押す(押印する)こと” を意味する差別用語を使った。
同席していた橋下徹氏やアナウンサーは何も言及・注意をしなかった。
この番組を最後まで観なかったので、番組の終わりにアナウンサーなりの一言があったのかは知らない。
この報道番組に抗議があったかどうか、今後問題視されるのかどうかはわからないが、“政治家の現実” を垣間見た。
女性の性被害に関する失言をした自民党の杉田水脈衆議院議員にしても日本学術会議の会員任命に関する菅総理大臣の対応にしても等々。


コメントの蛇足

2020-10-01 16:58:59 | 報道

 9月11日に、女優の吉永小百合氏が、東映東京撮影所で行われた映画『いのちの停車場』(2021年公開予定)の撮影現場会見で、8日に大麻取締法違反で逮捕された俳優の伊勢谷友介氏について「乗り越えて、また撮影の現場に帰ってきてほしい」と言葉を送っていました。
 10月1日には、伊勢谷友介氏の保釈時の謝罪に、教育評論家の尾木直樹氏が「出て来られたシーン見ていると、ドラマのひとつのシーン見ているような感じで本当に語弊があるかもしれないですけど、カッコイイって素朴に思いました」とその印象を述べていました。

 両者のこれらの発言は “言ってはいけない発言だ” と受け取りながら、ワイフに「言い過ぎやなぁ」と話しかけていました。


囲み取材を見る時に注目!

2020-04-27 20:24:14 | 報道

間違い探しのように目を凝(こ)らして、しっかりとテレビ画面を見つめると、登場人物のしぐさや表情等々、背後の壁の柄(がら)や置物などまでよく見えます。

先日、気づいたのは、新聞記者などに囲(かこ)まれて発言する安倍首相と吉村大阪府知事のマスクを外す時のマスクの取り扱い方の違いです。
安倍首相はマスクの表面に触れながら二つ折りにしてポケットに入れていました。
吉村大阪府知事は両手でゴム紐(ひも)だけを持って両耳から外していました。
その後、マスクのゴム紐を持った手を右の方に伸ばしました。画面からはみ出る形になったので、外したマスクがどのようにされたのかはわかりませんでしたが。

どうこう言うのではありませんが、手の洗い方やマスクの取り扱い方がメディアで繰り返し放映されてきている中でのこと、発言内容は当然のこととして、一挙手一投足も画面を通して注視されていることも忘れないでほしいものです。

今も思い出しています。以前、木村拓哉さんがドラマの中で、墓前で線香の火を息を吹きかけて消していたのを見て、好きな俳優さんだけに “何やっているんだ!!” と思ったことがありました。

誰でも時には “範” とされることを肝(きも)に銘(めい)じておきたいものです。