日々の彩り、日々色直し

日々、悩みは尽きないけれど、負けず焦らず、生きていこうよ!
時には写真つきにするよ!

「すっぽん足袋」って覚えていますか? 知っていますか?

2015-10-19 20:50:37 | 暮らし

やっとパソコンの前に座れるようになりましたので、私のブログ再開です!
なんと1ヶ月半のご無沙汰となります。毎日のように“暮らし”の“家庭菜園”で書いていました。
また“暮らし”で書くのですが、再開第一弾は…。どこで書けばいいのだろう!? 迷って“その他”で書くことしました。「すっぽん足袋」についてどうしても書きたいものですから。 

さて、昨日の10月18日の日曜日で、各地のほとんどの“運動会”は終わったと思います。
私は小学校の頃、運動会になると毎年、「すっぽん足袋」を買ってもらっていました。
『運動会にはすっぽん足袋を履くもの!』、これが風潮として当たり前のことになっていました。

【これが「すっぽん足袋」です】
 
木綿で作られていて、履き口部分は平ゴムで作られています。
足袋裏もやっぱり布で、中足骨のつけ根からつま先と踵(かかと)部分は少し厚めに布が足されていて、土踏まずの所はそれらより薄くなっています。

履くと足にピッタリとフィットして、地面をよくつかめていたように覚えています。
でも1日保(も)たず、運動会が終わるまでには表裏の合わせ目部分が破れてしまいました。綱引きで踏ん張った時によく破れたと思います。

 

もう30年以上も前だったか、「残しておかなくては!」と思って買っておいた物を引っ張り出してきました。
“いつか誰かに紹介しなければ!”と思っていて、ブログという発表の場を得たので、やっと今年の今、こうして書いているのです。

この頃の運動会では、子どもたちの多くは、スニーカーなど分厚い底のクツで100メートル走などの徒競走をしています。
当然のことながら、私は違和感を持っています。理論的にも問題があると考えています。
私は今でも、クツを選ぶ時、クツ底の柔らかさも確かめて買うようにしています。

たぶん、現代では「偏平足」の人が結構多いと思うのですが、子供の頃から裸足で過ごす時を増やすとか薄い底のクツを履くことで“土踏まず”の形成を促すことが必要だと考えます。

このことで、足の筋力や靭帯の強さが鍛えられ、日常生活の中で、瞬発力を発揮して危険を回避できたり、“キレのある動作”が保てたり、行動することでの“疲れやすさ”も軽減できると考えます。“何となく疲れている状況”から抜け出す1つの方策だとも考えるのです。
遠い将来の、歩きづらさや寝たきり状態を避けることにもつながっているのだと考えています。

幼稚園や小学校では、薄底グツの奨励や“雑巾がけ”をもっと取り入れるべきだと考えます。乳幼児なら家庭が裸足でいる時間を増やしたり、薄底グツを準備してあげてほしいものです。
このことが体力向上にもつながり、知育と相まって大きな効果を上げると考えます。

まっ、とにかく、「すっぽん足袋」があったことを思い出してほしくて、知ってほしくて、ブログのテーマとしました。