日々の彩り、日々色直し

日々、悩みは尽きないけれど、負けず焦らず、生きていこうよ!
時には写真つきにするよ!

「プレミアムフライデー」ねぇ~!?

2017-02-27 12:51:53 | 暮らし

ブログに取り上げようと、実施前から考えていたけれど、“うぅーむ”と書き切れなかった。
でも、初実施を終えた今、あえてひねり出して書いておきたい。

まず、「プレミアムフライデー」とは、何かと経済界に期待・要求する政府と“とにかく儲けたい”経団連など経済界が協力して画策してきたもので、“国民は月末の金曜日に早めに仕事を切り上げて、3時以後、夕方から買い物や飲食、旅行などを楽しんだらいい”という個人消費拡大策である。 

初実施の2月24日当日、朝日新聞紙朝刊(他紙は見られなかった)では4ページを使って「プレミアムフライデー」の全面広告が掲載され、“儲けんかな!”の姿見えみえの内容であった。 
マスコミは、TVニュースなどでその賛否を聞く場面もあったが、圧倒的には提唱する側・「受け入れる」側のスタンスであったように受け取った。
深く掘り下げてもいなかった。 

世耕弘成・経済産業相は、「政府としては、プレミアムフライデーの取り組みが単なる安売り日ではなく、デフレ的な傾向を変えるきっかけの一つになることを強く期待している。」「企業が従業員に有給休暇の取得やフレックス制度の活動を促すことで、買い物や家族との外食、観光やボランティア、旅行など、豊かさや幸せにつながる充実感や満足感を得ることができる環境づくりにつながることを期待しています。」などと会見でコメントしている。

この個人消費拡大策は、
1つには、“働き方改革とも連動する”ともされているが、圧倒的多数の労働者は中小企業で働いているという事実、働き方でいう非正規雇用労働者が4割を占めるようになっている現実からすれば、今後の実施率・拡大性は極めて低いと言わざるをえない。

肯定的に見てみれば、しばらくは、今年の暮れくらいまでは、実施してみようと取り組む企業があったり、形を変えたありようを模索する企業があったりはするだろう。
しかし、あくまでも“肯定的に見てみれば”言えることである。

これも、安倍首相が訪米してトランプ大統領へのお土産に日本国民の財産の何をどれだけ差し出したかが判明するまでであり、中身が判明すれば徐々に…。
“どんな貢物を持って朝貢したか”にもマイナスの影響を受けるように思っている。
さらに、今後のトランプ大統領の動向によっても、日本が海外へ送って危うい立場に置いてしまっている自衛隊をめぐる状況の変化・出来事などにも影響を受けるだろう。

さらに、国内状況の大きな変化、例えばアスクル倉庫の大火災(2/16)に見られるような、あるいは福島原発事故への対応の困難さと費用がこれからさらに明らかになり、国民への転嫁がさらに増えるようになることなどの他、想定外の出来事によっても、「プレミアムフライデー」なんて吹き飛んでしまうだろう。

また、圧倒的多数は公的機関・施設や大企業ではないので、いわば上の設定・上からの実施では、祝日法の“改正”のように、「成人の日」が1月15日ではなく1月の第2月曜日に変更させられたように、圧倒的多数の国民にしてみれば、押し付けられたものでしかないのではないか。
しかし、一度制度化されたものは半永久的に無くすことはできないのである。そうではないと僕は考えるのだが。
このことの底流には「上には物言わない国民づくり」があるのではないか!?

考えていることを網羅的にまとめて書けないが、しかし、言えることは、
この「プレミアムフライデー」は、明らかに国民の中に「格差」を持ち込むものであるということ。
私たちが行なうべきは、『ワークシェアリング』と『賃上げ(含:最低賃金の引き上げ)』だということである。
また、マスコミはその責任において、追い続けなければならないということ。戦前・戦中のありようを踏まえ、アメリカでのトランプ大統領とメディアとのありようから学ぶことによって。 


新国立競技場、こりゃ大変だ

2017-02-22 07:36:45 | 報道

ザハ氏の案から“木”を多用した隈氏の案が採用された。
 この写真を見て、思った。
“こりゃ、大変だ! 腐らない木材も考え出されているけれど、大丈夫!? 生木がたくさん建物に植えられるけれど、維持、大変だぞ!”
と。

2月21日(火)の朝日新聞の朝刊に「オピニオン&フォーラム 新競技場に欠けたもの」と題して、中央大学教授石川幹子さんへのインタビューが掲載されている。

このページを読んで、“なるほど。これも大事なことだ!!”と肯(うなず)いた。
研究者であるからの考えであるのはもちろん、東京に住んでいる人の考えられることだとも思った。

僕は地方の田舎に住んでいて、野菜や果樹を趣味としてではあるが育てていて、その大変さも知っているから、冒頭の思いを持ってしまったのである。

“自然”とか“緑”とかを強調した言動は、結構受け入れられる。だから新競技場も…である。

ただ石川氏について残念なのは、競技場本体については語られていないことだ! 
“もう決まったことだから仕方ない”ということであり、だからこその“周辺整備見直し案”なのである。
それでも、新競技場本体の“自然”“緑”についても述べてほしかった。


今朝も気になった“目線”

2017-02-21 09:53:29 | 暮らし

TVを観るたびに気になることがある。今では、ついついそのことに注目して画面を見てしまうようになった。
それは、アナウンサーやキャスターが「カンペ」を見る視線だ。
画面の右下や左下などの「カンペ」をチラ見する目の動きである。
おそらく、カメラの横や下で、スケッチブックなどに書かれて提示されているのだろうが。“時間がおしてきている”程度の提示ならそこからでもいいが。
そして、その多くが女性で、しかも結構顔がアップされていることが多い。だから余計に判る。
みっともないったらありゃしない!

「カンペ」を見ること・読むことを肯定するか否定するかは人それぞれとは思うけれど、僕は今のやりようなら、止めておいた方がいいと思っている。
では、どうすればいいか?
1つは、手元に記事やメモを置いて、まさに読む行為を行うのである。横からメモを差し出す行為があって見えてもいい。
2つには、箇条書き的なメモなら、覚えこんで、カメラに向かうことである。あるいは、カメラの後ろの方に大書きしたメモの一覧を掲示しておいてもいい。
3つには、文章なら、映像を報じている間に読めばいい。もちろん今もなされているが。

もっと工夫できることはあるかもしれない。

緊急に知らせなければならない事案の発生などで必要な事態もあるだろう。これも事実・事態を正確に伝えようとすれば、やっぱりメモなどを読むべきであるが、「カンペのチラ見」はあっても仕方がないと考える。

画面作りの美学があって、「今のようなカンペのチラ見」が今の到達点なのかもしれないが。


春が少しずつ顔を出してきています

2017-02-18 15:00:59 | 暮らし

昨日、関東では“春一番”が吹いて、今日もとても暖かそうなのですが、滋賀県はまだまだ寒さが続いています。
“春一番” とはいうものの、まだ2月中・下旬。暖かい日があったとしても、体感温度的に「三寒四温」を実感するのはもう少し先のように思います。

それにしても、土の中や雪の下では確実に“春化”は進んでいます。
お昼前に庭を見て歩いていたのですが、水仙が雪に葉を折られながらも花を咲かせていたり、チューリップの芽がほんの少し顔をのぞかせていたり。
 
 

 
  
この写真の手前の芽は先端がありません。きっとムクドリに食べられたのでしょう。
隣の建物に巣を作っていて、露地の野菜も食べられています。だから、きっと…。 


年取ってもスマホ!

2017-02-17 11:36:39 | 暮らし

先月は、安く上げようと、インターネットで2台のsimフリーのスマホとsim2枚を買って自分で設定することに力を注ぎました。

というのも、1つには、使用していたワイフのケータイが古くなってガタがきたためです。見た目にもみすぼらしく、ワイフが友だちの前で使うには恥ずかしいのではないかと思ったからです。
もう“スマホ時代”のようですから。
僕も、公的な場(若者が多い場)で“スマホ時代”を実感するとともに、いつの頃からか、ズボンのポケットから出した位置でケータイのメールを見ることが多くなってきていました。
僕のケータイは薄くってかさばらないし気に入っていたのですが、使い方が変わってきたこともあって、ワイフを喜ばしながら、便乗して乗り換えたというセコイ乗り換えなのです。

 
 どうです。特に左のワイフのケータイはひどいでしょう!? それに、開けると画面とキーボードをつなぐ部分が大きくグラグラします。

2人とも、今は目覚まし時計として枕元に置いて使っています。
それと、僕の設定ミス(?)で消えた電話番号やアドレスを拾い出すのに大事なアイテムとして役立っていました。

でも書いておきますが、引き継ぐ情報はコンピューターに読み込んで、スマホへの移し替えには成功しているのですよ!
だからワイフに“スマホの操作ミス”なんて言ったら「simフリーなんかにするから!!」と叱られそうですが…。 

2つには通信費を安く上げるため。
これは、主にはワイフのためです。
ワイフは僕に比べて友だちも多くてよく連絡を取り合っているし(今はもちろんLineで。)、地域の公民館や自治会の活動に少しだけ(?)関わっているため通信費がかさむのです。その対策として。 

3つにはインターネットを活用するためです。
これは主に僕のため。製作物を売ったり、情報を仕入れたり、いくつかの機関とやり取りをするためです。もちろんカメラの画素数が高いこともあってブログ作成にも活用しています。

こういった理由で、ワイフは富士通のarrows M03、僕はASUSのZetFone3を使い出しました。