今年 稲刈りシーズン時に雨降り日が長く続き 泥濘の田んぼとなりコンバインが
入れない ・・・ と数多くの方々より聞かされる
そのせいかは解からないが 昨年と比べるとクローラー切断修理が多く入ってくる
ヤンマーコンバイン CA215 400x41x84 一見片側切断(受け入れ時)
修理するに当たり どの様な行程を踏むのかを検討し作業に掛かる
裏面(芯金部)が全周に渡りゴム欠損しているので 切断箇所周辺の芯金が
緩んでいるに違いない と想定し 通常作業の表面よりではなく
切断修理と芯金緩み修理 7個を同時に裏面より作業決定
片側のワイヤー切断の心算で作業に入ったが ゴムを剥ぎ取ると両側のワイヤーが
切れている
工場内では000君 他のクローラー修理生ゴム盛り付け作業中であったので
修理面を削る作業適さず 駐車場での作業となる
前処理終わし 高圧洗浄する
裏面よりのワイヤー入れの為 表面からの作業工程とは逆になる
補強材、ワイヤーを並べ 特殊ゴムで覆う その上に外してしまった芯金7個を
一定間隔に並べ カバーゴムで覆い被せる
数時間の加硫することにより 修復され 再生品が出来上がる
同時に ゴム型加硫範囲内の表面のヒビ切れも補修して 修理完了となる
昨日 新潟、三条に発送するために手配していた運送会社トラック上には
珍しいユニットが積まれていた
親父も超高圧水を出すポンプを扱っているが きっと? このユニットは超の上に超が
重なる 超々高圧水ポンプと思われる
100MPa(1000kg/平方cm)~200MPaの吐出水を生成 媒体含む水で
鉄を切る事が出来るポンプユニット
故障かオーバーホールに出される様だ 寒河江で持っている会社あるとは知らなかった
参照 200MPaとは 1平方cmの面積に対し 2000kgの圧力が掛る