きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

日本舞踊の「帯止」製作中!

2018-03-21 10:23:46 | 舞踊の着付け

舞台の「早変わり」や、作り帯に使います。
歌舞伎や日本舞踊などの舞台では、鷺娘や藤娘などいろいろな演目で、「瞬間の早変わり」が行なわれます。
早変わりはしない場合でも、帯結びの時間短縮で使われる道具のひとつが「帯止」(おびと)です。
私の尊敬する、元・松竹衣裳の根津昌平氏の著書「着付師一代 きもの語り」によれば、氏自身が衣裳方の時に、考えられたとか。
写真のU字型の足の部分が、籐の材料で出来ていたために、当初は「帯籐」(おびとう)という名称だったと承知しています。
私共の「帯止」は、足のU字型の部分がプラスチックですから、「帯プラ」かも知れませんね。

作り帯は、羽根の部分(羽根)と、胴に巻く部分(抱き)、手先の部分(亀の甲)に分かれています。
帯止は、羽根と亀の甲で、振り文庫や花魁のあんこうなど、さまざまな帯結びを作っておいて、帯を胴に巻いておいて差し込んで使います。

「きつけ塾いちき」ではこのほかに、多くの着付け道具を作っています。
他の小物については、次回に掲載いたします。お楽しみに…




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