「フクオカ・ビィーキ」10月23日号に告知掲載予定
福岡市博多区の「はかた伝統工芸館」では、来る11月14日~15日にかけて、「伝統工芸館まつり…博多商店」が行われます。
博多の職人芸や魅力のある食品などが工芸館で披露されることになっています。
前回のイベントでは、1500名以上の来館者があり、大好評でした。
この「おまつり」の今年の宣伝告知が、西日本新聞のフリーペーパー「フクオカ・ビイーキ」の10月23日号で掲載されます。
私たちも、「芸者の着付けショー」でお手伝い。
この中で、私たちも「はかた伝統工芸館」の取り組みにご協力させて頂くことになりました。
お手伝いさせて頂くのは11月14日。その内容は、「関東と関西の芸者の着付けショー」。
解説は市来学院長。 着付けは「きつけ塾いちき」の衣裳方です。
着付けショー開催の時間帯
11月14日、12時半~、13時半~の二回の披露です。
関心のある方は、ぜひお越し下さい。
舞台裏は男社会…最近、女性の進出が目覚ましく
私は普段、日本舞踊の着付けで仕事をさせて頂いています。
仕事の現場は舞台裏。
最近でこそ、女性が進出してきましたが、その舞台裏は昔から男社会でした。
●お化粧をする顔師。
●衣裳を着付ける衣裳方。
●髪を担当するカツラ師。
●舞台の装置を担当する大道具。
●さまざまな小物を扱う小道具。
●音を作り出す音響。
●明かりをあてる照明。
●舞台の脇で、木を打つ「附け打ちさん」。
●舞台の進行の最高責任者、狂言方
これらはみんな男の手でつくられてきた歴史があります。
最近では、この社会に女性の進出が目覚ましく、活躍する方がふえていました。
重たい本衣裳を着付け、鉄板みたいな丸帯を締める元気でたくましい女性の姿を目にします。
日本の文化の担い手が幅広くなるし、喜ばしいことです。
私たち「きつけ塾いちき」の舞踊担当の集団も、女性の衣裳方でがんばっています。…男は私一人。
この部屋は男子禁制です‼
先日、指定された着付け会場に伺って着付けの準備をしていると、会場にいた方から「ここは男子禁制です。出ていってください。」と厳しい一言を頂戴しました。
「出ていくと踊り手さんの着付けが出来ないし、部屋にいると出ていけと言われるし…」この仕事をしていて初めての経験でした。
見るとカラオケのみなさんもいらして、私を見る目が手厳しい…
お部屋を変えてもらって、その日の着付けだけはさせて頂きましたが、お勉強させて頂いた一日でした。