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木村草太の力戦憲法

生命と宇宙と万物と憲法に関する問題を考えます。

ご質問について

これまでに、たくさんのご質問、コメントを頂きました。まことにありがとうございます。 最近忙しく、なかなかお返事ができませんが、頂いたコメントは全て目を通しております。みなさまからいただくお便りのおかげで、楽しくブログライフさせて頂いております。これからもよろしくお願い致します。

名人戦特集です

2015-04-24 12:11:22 | 将棋
荻上チキsession22ミッドナイトセッションにて
将棋名人戦特集に出演させていただきました。



羽生名人、行方挑戦者のインタビューに加え、
番組ゆかりの島九段、片上六段の名人戦の見どころ解説
塚田九段、広瀬八段、深浦九段、藤井九段が語る羽生・行方両名の戦い。

ぜひ、こちらからどうぞ。

最後にプレゼントのお知らせがあります。

今回の名人戦の記念扇子で、
なんと羽生名人+前期A級棋士全員の署名入り!

来週水曜日まで、応募できますので、ぜひ「扇子希望」を!

取材をしてきました

2015-04-07 22:46:43 | 将棋
いよいよ明日から名人戦開幕!
ということで、前夜祭を取材しにいってまいりました。

名人、挑戦者の御両名にインタビューをさせていただき、
前夜祭にいらっしゃった多くの棋士の方に、
今回の名人戦の見所をうかがいました。

プレスの腕章をつけてのお仕事でしたが、
とても楽しかったです。

また、インタビューに応じてくださった
名人、挑戦者のお二人、棋士の方々に心より感謝申し上げます。

23日深夜(24日の0時ころ)から、TBSラジオで放送される予定ですので、
ぜひぜひ、お楽しみください。
対局室検分、前夜祭のレポートもあります。

しょうぎのじゅぎょう

2014-05-07 22:17:48 | 将棋
水曜日は、将棋の授業。

序盤4回は、私と同僚の尾崎先生の二人で
法学パートと将棋パートに分けて、講義を進める。

来週からはプロ棋士パートに入ってゆくのですが、
今日は、その準備で中村六段が見学に来てくださいました。

受講生の様子や、法学パートの話などを聴いてくださり、
準備も丹念に進めていただいているということで、
来週からの講義がとても楽しみです。

お忙しい中、足を運んで下った中村先生に感謝。

ひふみの日・考(2)

2013-12-04 21:28:45 | 将棋
1月23日の第二一二三の日に向けて、考察は続く。

ここまでの話をまとめると、
「ルソーってかるそーな名前でしょう。
 だけど、フランス語でつづると結構長いんですよ。・・・ゲッツ」
とかという、
「人を笑わせている」と思っている「笑われている人」というのは
本当に始末に負えない・・・。

と、そういう話ではなく、
加藤が「楽しい」人物であるとはどういうことか、ということである。


一見、加藤は「人に笑われている」人物に見える。

うなぎにしろみかんにしろ、そこには
「人を笑わせたくて、あえて笑いを取りに行っている」という感じはしない。

純粋に、食べたいものを食べ、負けたくないからみかんを食べ
ということをしている。

なので、確かに加藤は「人を笑わせる」人物ではない。

しかし、である。

我々は加藤を「笑って」いるのだろうか。断じて違う。

「笑われる人」とは、ゲッツを連呼する西洋政治思想史の教授
(その存在はフィクションであり、実在の人物ではない)のように、
要するに、あまりにも寒くてバカにされている人である。

ところが、我々は加藤をバカにしているわけでもないし、
むしろ、尊敬の念を覚えている。

なのに、我々は、加藤のおかげで大いに笑顔になっているのである。

これはどういうことか。

笑わせるでもなく、笑われるでもない、人を笑顔にする方法があるということだ。

では、それはどういうことか。

それを考える絶好の素材がある。

そう。加藤が、竜王戦の立会に旅立つ前日のツイートである。

竜王戦。将棋界の頂点を決めるタイトル戦であり、
十連覇をかける渡辺、
名人・竜王の二大タイトル制覇で棋界に君臨しようとする森内。
これを裁く将棋界の重鎮。

どんなに重いツイートになっても重くなりすぎることはない状況だ。

それを踏まえ、これをご覧いただきたい。

加藤のツイート(明日から竜王戦立会い)
おはようございます。今日はこれから竜王戦第3局の立会人として福岡に行って参ります。
飛行機に乗るのは暫くぶりです。
飛行機といえば11月いっぱい、日本航空国際線機内上映にて
7月4日放送のアウトデラックスを見ることができます。
ひふみんジェスチャークイズも3問ほど収録されているそうです。


・・・。

どうだろうか。

飛行機に乗ることが楽しみで仕方がない。

大空に飛び立つ、あの時の気持ちが、これほどまで生き生きと描写される
ツイートができるのは、神武天皇を除けば加藤だけだろう。

そして、ここに加藤が人々を笑顔にする要因が、端的に示されている。

そう。加藤は、人を笑わせているのでも、人に笑われているのでもない。


端的に、本人が、とても楽しそうなのだ

                   (つづく)