実は、「河合隼雄が亡くなったって!じゃあ次は?」というタイトルにしようと思ったのですが、あまりに不謹慎なのでやめました。
大学に入ってから、現在に至るまで
わたしができる限り距離を置こうとしていたユング心理学のカリスマ。
そのカリスマがついに他界してしまいました。
あたり前かもしれませんが、
わたしが教育に専攻を変更してからできた友人で、
彼の名前を知らない人は一人もいませんでした。
そういう意味で、
1970年代後半から1980年代にかけて生まれた、
それまでの時代にない、曖昧な…だけど本質的な生きづらさを抱えるわたしたちにとっては、とても大切な人だったんだな、と思います。
彼が積極的に紹介したユングという理論家は、
けして、今の日本の心理学研究の中で正当に位置づけられているとはいえません。
数値ばかりが横行する心理学研究とはまったく違う場所に、河合先生はいつづけたのだと思います。
河合先生は、現在の心理学研究の動向を、いったいどう思われていたのでしょうか。
さて
「河合隼雄が亡くなったら、次のオピニオン・リーダーは誰だろう?」
という話は、ずっと以前から、わが研究室では話題になっていた話ですが、
そのことが本格的に話題にならざるを得ない時期が来てしまいました。
ある方は香山リカを挙げましたが、わたしは反対です。
その理由は、「ユングがフロイトに乗っ取られてたまるか!(←偏見)」と思うからですが、それだけでもありません。
香山リカはどんどん文章が下手になっているような気がするのは、わたしだけ?
大学に入ってから、現在に至るまで
わたしができる限り距離を置こうとしていたユング心理学のカリスマ。
そのカリスマがついに他界してしまいました。
あたり前かもしれませんが、
わたしが教育に専攻を変更してからできた友人で、
彼の名前を知らない人は一人もいませんでした。
そういう意味で、
1970年代後半から1980年代にかけて生まれた、
それまでの時代にない、曖昧な…だけど本質的な生きづらさを抱えるわたしたちにとっては、とても大切な人だったんだな、と思います。
彼が積極的に紹介したユングという理論家は、
けして、今の日本の心理学研究の中で正当に位置づけられているとはいえません。
数値ばかりが横行する心理学研究とはまったく違う場所に、河合先生はいつづけたのだと思います。
河合先生は、現在の心理学研究の動向を、いったいどう思われていたのでしょうか。
さて
「河合隼雄が亡くなったら、次のオピニオン・リーダーは誰だろう?」
という話は、ずっと以前から、わが研究室では話題になっていた話ですが、
そのことが本格的に話題にならざるを得ない時期が来てしまいました。
ある方は香山リカを挙げましたが、わたしは反対です。
その理由は、「ユングがフロイトに乗っ取られてたまるか!(←偏見)」と思うからですが、それだけでもありません。
香山リカはどんどん文章が下手になっているような気がするのは、わたしだけ?