最近、殊に思うのですが、わたしが研究するテーマって、すべてわたしのパートナーや友人らから、インスピレーションを受けることで成立しているんですよね。
わたしにとって関わってくれる人すべてが、わたしの研究にとって必要なんだ…って実感します。
特に、わたしの友人たちには感謝してる。
さらに、わたしのことをいつも支えてくれているパートナーには、いくら感謝しても足らないです。精神的にも、研究的にも、すごく守られてる…って思う。
さて、それでタイトルの話に入ります。
わたしが友人との間に重ねた経験や、友人から聞いた話が研究につながってくることはもちろんなのですが、わたしが自分の研究の内容をそんなに詳しく話したこともないのに、自分が研究しているテーマのすごく重要な部分にぴぴっとくるような実践を友人がいつの間にか始めていたりすることがあります。
そんなときは、ものすごくビックリする。 「事実は小説よりも奇なり」と申しますが、現実の人間は、わたしが研究する内容をいとも簡単に乗り越えてしまうようです。
わたしが一つの現象を報告し終えたときには、もっと魅力的な実践を展開してる。 …だから、わたしの研究する内容はいつまでたっても尽きないわけですね。でも、それってすごく幸せなことです。
そんなわけで、告知。高校の後輩、吾郎氏が首謀者となって立ち上げた合同企画サイト「偽徒然草」 http://www.geocities.jp/nise_ver2/
このブログをご覧になっている方の半数くらいは、わたしの研究発表なども見ているのでしょうから「あー。これこれ!」…って思ってくれるはずです。
青年期の少女たちによるコミュニティの生成。
そして、メディア・テクストの生成と発信。
そういうことを、青年期の少女たち自身が自分たち自身で企画して行っているんです。 …これって、すごいことだと思いませんか?
自分の世界、自分たちの世界を、もっと大きな世界に向けて発信しようとするその行為を、わたしは応援したい…って思う。
一人一人の世界は小さくて、すごく弱い。
だから、みんなで集まって、「わたしたちの世界」を作ろうとするその営み。
「わたしたちの世界」でもって世界とつながろうとするその営み。
それって、これまで5年間かけて、わたしが築き上げてきた研究の成果そのものです。 というわけで、kimsitevaはあなたたちの試みを全面的に評価しますよ!がんばってください!