ポルシェライフ

幼い時から911に魅せられ早ウン十年。今911を中心に動き続ける日々を綴ります。

零戦オリジナル

2012-12-01 22:01:36 | 日記

今日12月1日は私にとって非常に思い出深い日となりました。

以前からお世話になっているK氏から先月20日の酉の市の際に誘われ所沢航空発祥記念館http://tam-web.jsf.or.jp/の特別展に行って来ました。

駅前にYS11が常設展示している所沢航空公園駅東口に午前9時40分集合し、向かいましたが、かなりの人出。。。

目的のゼロが展示されてると思われる仕切りの前には既に黒山の人だかりでした。

まさか、ここまでの人出とは・・・完全に舐めてました。

前売りの入場券もコンビニで販売されていましたが、そこまでは・・・と。買っておけば良かったと反省しきりです。

日本の空を飛んできた歴代の航空機が常設される展示室に入るまで1時間半。11時を回ってしまいました。

展示室の一番手前に展示されていたのがこれ!ノースアメリカンT-6。1930~1960まで長きに渡って世界中の空で活躍した機体です。戦後自衛隊の練習機としても活躍したようですが、映画『トラ・トラ・トラ』にも艦上機として登場していました。

勿論ヘリコプターも展示されています、これは昭和40年代に自衛隊で活躍したバートルです。

そして、日本の近代航空機を語る上で外せないのが、戦後初の純国産旅客機YS11。そのエンジンも展示されていました。

また、自衛隊が使っていた双発機やセスナにはこんなエンジンが。。。

コンチネンタルO470-11 が展示されていました。ポルシェ乗りとしては見過ごせません(笑)空冷水平対抗6気筒!7718㏄213PS

ヘッドカバーにFUJIの文字が見えるのは日本メーカーにノックダウン?と思いましたが、そうではなく自衛隊の機体が富士〇〇と言った名称だったからのようです。

確かに、その横に本田航空が使用していた双発機に同じタイプのエンジンが・・・。同じ水平対抗6気筒ですが、ヘッドにはcontinenntalの文字が。。。

先ほどの自衛隊機のエンジンと見た目は同じですが一回り大きな(8521cc/285PS)エンジンの様です。

この程度のパワーならポルシェのエンジンで・・・。と思いましたが使用環境が違いますから耐久性の問題とか有るんでしょうね。。。

展示室の一部にはゼロのコックピットも展示されていました。

入場券入手の行列の中でゼロの最初のエンジン始動が始まってしまった上、当日3回やるはずのエンジン始動見学の整理券も瞬殺。

せめて、本物を!!!とテンションが上がります。

外に出ると、入場券の列の時に小雨だった天気は雪に・・・。何が何でも見て帰りますがね(笑)

白幕で仕切られた屋外展示場の中に入ると、待ちに待ったゼロの登場です。

少し離れているせいか外装は綺麗に仕上がっているように見えます。巷で語られてる様な機体の劣化は感じられません。

既に70年を経過している機体ですが、本当に美しい(状態というよりデザイン)です。

何とかレストアして、また空を飛ぶ姿を見せて欲しい。そんな勇士です。