気ままな旅

マイカーでの気ままな旅で、束縛された予定や時間にとらわれない、自由奔放な行動をとる旅の紹介です。

江田島で触れ合った人たちとの思い出

2008-02-14 20:58:50 | 気ままな旅
 11月27日 旧海軍兵学校の見学を終えて、私達は今日の宿泊先をどこにするかを、決める情報収集のために、近くにある小用港のターミナルに行った。
 ターミナルで、女店員に聞くと江田島には、道の駅はないとのことだった。
 温泉は能美にあるとのことで、場所を親切に教えてくれた。
 早速、能美の温泉へ向かった。時間は6時を回り辺りは暗くなっている。
能海の温泉には20分ほどで着いた。
 国民宿舎「能美海上ロッジ」がすぐ側にあり、その前に「シーサイド温泉のうみ」があった。
 600円の入浴料をを払って、2階にある温泉で入浴した。露天風呂もあった。
 なかなかいい温泉である。
 入浴後に、近くに車中泊できるような施設はないか!と訪ねていると、子供連れの入浴客のおばさんが、それなら「さくら」があるといって、親切に教えてくれた。
 おまけに籠に入っていた、みかんを2個プレゼントしてくれる。
 そして「また、この能美へ来てほしい」といわれた。
 地方に住む人は親切な方が多い。
 旅には、こういったことが時々あり、私たちの旅を一層楽しくしてくれる。
 カーナビで場所を確認して「さくらへ」向かった。
 途中のスーパーで夕食の買い物を済ませ、さくらへ着いたのは8時近くになっていた。
 車中でのテレビを見ながらの遅い夕食が始まった。
 クーラーボックスから冷たい缶ビールを取り出し、温泉で癒した後に、妻と二人で飲む味がたまらなくおいしかった。
 程なく夕食をを済ませた。
 車中泊している目の前の湾から、さざ波の音を聞きながら熟睡していった。
 
 11月28日の朝、今日も天気はよさそうだ。
 ”今朝も暖かい 朝食は外でしょう”
 私たちのいる場所は、小高い山に囲まれた湾のすぐ側にいる。
 私たちが車中泊した「さくら」は正式的には
 「江田島市交流促進センター ふれあいプラザ さくら」で大原湾に面している。
 地元の人は、道の駅です。といっていたが、地図には表示されていなかった。
 朝食は外でしよう。
 早速、車の中からコンパクトなテーブルと椅子を用意して、二人の朝食が始まった。
 ブラジルコーヒーも出来上がっている。
 朝食をしている所に、おじさんが通りかかり、話しかけてくる。
 コーヒーをおじさんに勧めた。
 おじさんは「おいしい」といって飲んでくれた。
 話しが弾みだした。
 このおじさんは、幼少時代をこの島で過ごし、大阪で定年まで働いた後、故郷の この島に帰ってきたとのこと、この近辺の海も幼小時代とは、様変わりして、海が痩せ、魚もあまり獲れないと、さびしそうに語っていたことが印象的であった。
 この後に私達は、今日の予定である、呉市の大和ミュージアムへ向かった。
 早瀬大橋と音戸大橋を経由するルートである。 

          
      平清盛が800年前に開削した音戸の瀬戸、幅90m、一日550隻が通過する

              
         江田島交流促進センター「ふらあいプラザさくら」からの逆光の海


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