11月23日(水)
本日は、勤労感謝で祝日。
懸命に仕事しても、時代についていけない団塊世代。
報われない。
ハッ と、さっき気づきました。
昨日は、私達夫婦の結婚記念日。
午前11時 娘宛てに宅配便が届く。
島根県に転勤した元上司から
島根の野菜、米、果物が贈ってきた。
それと、空きスペースを埋めるため
缶ビールもあった。
島根の野菜、魚は美味しいとは聞いている。
はやとうり、きんしうりなどは
食べたことないので、ネットで調べた。
先週17日に友人がリュックにリンゴを詰めてやって来た。
青森のリンゴ園農家に行き
8日間リンゴ捥ぎの仕事をしていた。
昨年は2日間だった。
7年前大手自動車メーカーを定年退職。
同期退職した元同僚と二人
車で季節労働者として出かけたのだ。
労働内容を伺って、考え込んだ。
交通費無し。(自己負担)
宿泊は、リンゴ園内の小屋があり二段ベッド。
食事はないので、自ら購入した食料品を
小屋で煮炊きする。
入浴は、近くにある¥150で入れる温泉。
そして、労働対価は?
二人でリンゴ6箱(容量は不明)
私が幼い頃は、農閑期に
地方から男衆が出稼ぎで上京して
道路工事等で働いた。
お袋は栃木の寒村農家出身
お袋の兄が農閑期に上京して工場で働いた。
時折、横浜の実家に泊まった。
出稼ぎは、田舎から都会へのイメージだった。
貴重な現金収入得て田舎に帰る。
戦前戦後は、農家の長男以外は
丁稚奉公、都会での工場労働者。
工業化社会化の進展は、農村の長男以外の
若者の労働力を吸収した。
農家は、農繁期は子供が農業を手伝った。
定時制高校は、そのためにあった。
少子高齢化社会になった日本。
労働の逆流移動が生じた。
お金を払ってでも働きたい。
都会暮らしではなく、田舎で生活してみたい
退屈な生活に耐えられない。
互いの利が一致。
ウインウインの関係。
私から見れば、リンゴ園が
奴隷のごとき、こき使っていると感じるのだが
まだまだ、健康な団塊世代は日本列島に溢れている。
よって、現金報酬なくとも
喜々として、自然の中で働きたい。
そんな風に思った?