9月15日(土)
朝9時 雨降りだ。
急遽 柳橋事務所に10時まで行かなければならない。
事務所の片付けは、ほぼ片付いていたが、
昨日、不動産会社から冷蔵庫も撤去の要請。
役所に連絡して家電ゴミを申し込むが
回収は10月半ば過ぎになろうという。
新規入居者は9月内に入居希望。
役所窓口が、直接産廃処理業者に連絡して
交渉してください。
直交渉すると15日(土)午前10時から12時なら
回収出来る。
料金は¥6.772円
電車に乗っていると携帯に「既に着いて待っている」連絡。
冷蔵庫は2階だがエレベーターはない。
運んでもらうと、余分に¥4千円加算される。
息子と二人で運び出す。
冷蔵庫は重い。
ドライバーは、少しどもり気味のオジサンで
聞き取りにくい。
オジサンに「良い商売だね」
「そんなこたねぇー」
「役所にピンハネされるしリサイクル業者に払う金も
合わせると2千円の儲けだよ」
「今回は、直接依頼したのだからピンハネされないのでは」?
「既に電話紹介の記録があるから無理だ」
成る程ね、役所は管理という名で手数料が入るのだ。
ふと 思就いて「小さな食器棚が二つあるのだけど
役所に頼むと800円取られる」 と言った。
オジサン 俺が500円で引き受けると言う。
早速依頼した。
役所を通すと2週間かかる。
家庭粗大ゴミも受けているのだ。
トラックの荷台に積み上げてから
オジサンに缶コーヒーをあげた。
蛇の道は蛇ですね。
午後、自宅へ戻る途中、集合住宅がある
商店街を通る。
不動産屋からオバサンが二人出て来る。
挨拶する。
35年以上の付き合いがある不動産の仕事をしている二人。
社長はずっと見かけない。
噂では既に亡くなっているらしい。
真相は判らない。
所有するマンションの一室を賃貸募集を任せている。
不動産は、一般人には、売買、賃貸取引は
滅多にないことなので、信頼できる業者頼まなければ
危険なのだが?
このオバサン二人仕事のやり方は、ちと 怪し気だが
他で引き受けてくれない物件を、違う方法で成立させる。
周辺に800世帯の集合住宅と商店街があり
ここだけで、かなりの商売が成り立ち
オバサンの一人は、息子を医学部にいかせ
高級車を乗っている。
どんな商売にも蛇の道は蛇があるんですね。
このノウハウを身に着けないと
零細はおぼつかない。