馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

娘の婚姻届。

2022-07-17 06:41:57 | 日記
7月16日(土)夜来の雨音はない。

窓から陽射しが差し込んできて
鳥の囀りが聞こえた。
更に、太鼓とお囃子の笛の音が静かな
雨上がり路面を通る。

夏を告げる太鼓と笛。  

漁師町の夏を告げる。
5年前、前立腺癌発症して、今まで和室で布団での寝で
あったが治療のため、ニトリのベッドにした。
安物のベッドは、3カ月に一度、マットレスを
反対向きにしなければならない。
頭が重いのでマットが歪む。
面倒なので、毎晩 自身を反対に寝ればいい事。
せめてイケアのベッドが良いのだが、
狭い寝室には欧米人サイズベッドは、合わない。
放射線治療により、カテーテル装着した。
当時は リビングのソファで寝た。
20年前に買った大塚家具のソファはさすがに変形しない。
8時、娘は新たに購入した中型スーツケースに旅支度。
空は薄曇り
8時半、スーツケースを転がし、肩からショルダーバッグを
背中に回して駅に向かう。
その後ろ姿に幼き日々を想い馳せる。
3月28日生まれの娘は幼稚園運動会で
ピストルの音が怖くて走れず、保母さんに手を繋がれ泣きながら走った。
翌年は、運動神経抜群の娘は、走り鉄棒の躍動、
現在も昼間は普通の仕事
夜 休日はダンサーに変身。
交際相手の夫より優先していた。


10時発の新幹線で広島に向かう。
7月10日に婚姻届を市役所に届けた。
晩婚なのだ。
夫となった実家に挨拶する。
付き合いだして10年以上経過していた。
私が知ったのは昨年の夏だ。
妻と息子は知っていた。
長い時は流れたが、恋愛上の障害があった訳ではない。
互いに公的機関で、特にに機密に関わる業務。
夫になった相手は、階級が上がるに連れ
2年に一度、列島各地移動。
殆どの方はご存知ないが警察署長は
管轄地域から24時間 無休で当地を離れられない。
私が知っていた警視庁警察署長は、
息子が京都で自殺した。
それでも、管轄地を離れなかった。
娘の相手は、今年3月東京勤務となった。
幹部が3LDKの官舎に一人住まいは甚だ不都合だ。
娘は今の住まいと夫の官舎を交互に行き交う。
2年後には、又移動が控えている。
10年前から、小田原、島根、大分、秋田
長崎、五島列島、沖縄、へ旅する娘であったが
先輩、同期がいるので会いにに行くのだと言った。
逢瀬であったのだ。
亭主が定年に達するまで、同居生活は難しい。
父としては、このまま結婚しないのか不安と諦めを感じていた。
勢いで結婚して、その恋の焚き木は長く続かず
熾火のように消える、
その時、何人もの子供を抱えて離婚
或いは離婚出来ずに悲惨な結婚生活を続ける。
別れたいのに棺桶の入れられ墓場で同居する。
まあまあ、その想い不安は解消できそうだ。
妻に言わせると
娘は性格が父親にそっくりだ。
頑固で意地っ張りで一度言い出したら
間違っていようが変えない。
軟弱よりいいだろう。
いつだって、別れてやる!
現住まいは娘が所有ローンも払い続けている。
掃除洗濯料理は母親任せ。
亭主は一人暮らしが長く平気だ。


家から離れない娘を追い出すには
意地悪して、こんな両親とは一緒に住みたくないと思わせることだそうだ。
私達夫婦は貧乏だが、信仰する宗教もない。
冷蔵庫からチョコレート取り出し齧る。

さあ トランス銅線巻きを始めるぞ。

父が残してくれた物語1  

父が残してくれた物語2  



『パパが遺した物語』予告編

映画『パパが遺した物語』本編映像





最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みゆきん)
2022-07-17 14:31:58
私も3月28日生まれよ
歳は違うけど(^o^)
返信する
Unknown (馬鹿も一心です。)
2022-07-17 14:53:58
良いね😊、みゆきと娘は、意固地娘同じ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。