新聞紙上で、延命治療の是非特集記事。
様々な延命のため、医師、家族が携わる。
毎日、記事を読むたびに溜息が出る。
当時は生きて欲しいと切に願い
大学病院の副院長兼看護部長であった妹の
病院で遺漏を施した。
歳月は容赦なく、お袋の心身衰退進む。
見舞うたびに、本当に良かったのだろうか?
末期の延命治療は、本人、家族に負担を強いるだけで
快復することはないのは判り切っている。
様々な家族構成があり、家族間の人間関係が錯綜して
他人様の延命治療に口を挟むのは愚かだが。
大学同期61歳 独身 合気道部主将、頑健な体躯
しかし 食道癌発症
既に両親他界。
シングルマザーの妹が一人。
親族無し。
朽ちようとしている母を見るのは忍びない。
せめて、連れ合いが生きていたなら
延命も納得するのだが、30年前に没した。
私自身では、延命治療は拒否する。
家族にどのように説得させるか?
病名による違いがあるので
厄介です。