馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

四国の半島からサザエの贈物。限界集落の老夫婦。

2024-06-30 09:29:21 | 日記
6月29日(土)前夜まで降り続く雨空
グレー空だが、降ることはないだろう。
60年前のネガを写真化の連絡があったが
電車で乗り換えて取りに行った
モノクロがカラーで蘇る。
17歳の僕は、青年の岩登りを見ている。



登り方、ザイルの操作、懸命に憶える。
見よう見まねだ。
正しく猿真似だ。
帰宅電車で駅階段でよろけて落ちそうになる。
兄の破傷風菌感染も駅階段から

間違いなく、脚力、バランス感覚衰えたのだ。
帰宅すると、四国の海辺の女性から
サザエとヒジキが届いていた。


サザエは漫画で知っている。
しかし、海辺のサザエは、知っているが食べた記憶はない。
高校は海辺の近くだった。
60年前 夏は海水浴客が毎日数万人がやって来た。
朝、通学電車は海水浴客で溢れていた。
砂浜の屋台にサザエのつぼ焼きが売っていたが
17歳の僕には、高すぎて買えなかった。
腹が減って、江ノ島のてっぺんにある茶店でオバサンが
熱湯を注ぎ込んだ具なしインスタントラーメンを食べた。
一杯300百円。
街場の店で買えば50円。
5人家族で両親は海無し栃木那須に出身
食べたことはなかった。
海水浴場で見るものは
ビキニのお姉さんとサザエのつぼ焼き
少年にとって遠い羨望であった。
食べ方知らないので、スマホ動画で
一番簡単な調理で食べた。
サザエのつぼ焼きが誘導して
缶ビール、ワイン、日本酒が胃袋腸を通過する。
だが、酔いは頭のてっぺんに上がる。
息子にサザエの動画を送信。
「凄い!食べたことない」とコメント
息子の、稿料終えた時代小説がネットで
上位にランクされた言う。
応援を頼まれたが、読んでいない。
親父には読んで欲しくないのだろう。
知り合いに薦めてくれと言う。
先ずは読まなければならない。
サザエと酒酔いで微睡む中で
半島の海辺、現在は5軒だけの限界集落で暮らす老夫婦を想う。
「脚のふじゅうな夫を残して先に死ねない」と言う。
太陽と月と海原、緑の山、
朝な夕なに万物の自然に囲まれるが?



彼女は若き頃、山小屋の番人になりたかったと言う。


僕にもその想いはあったが娑婆と言う
煩悩 や苦しみの多い都会の片隅で生き終える。


ガーベラの花の如く生きてくだささい。


そうして、半島から海辺を見渡す墓碑銘に
あなたがここで生きてことを刻むのです。
その遠い過去に四方の諸国であったその昔、水軍を引いた武将がいた。
幕藩体制崩壊の夜明けを鳴らした武士がいた。
その島に想いを馳せるのだ。
タイムトラベルの過去に浸るのだ。
その過去の歴史に戻ることはできないけれど
自然の光と海と、峯の連なりは存在。
そうして、僕は想起してその中にはいるのだ。
なんと、半島の岬を上がる女が一人
振り返る海原は蒼く。空は濃い青く
緑の起伏の連なりに白光が輝く
なだらかな緑の木々から鳥の囀る

高く大空にトンビが舞いゆっくりと旋回。
過去と今を想像の中でつなぐのだ。
そうして、一人で佇む女に思うのだ。
ブルーベリーのかぐわしい香りに
シミジミ。何を思っているの?


米津玄師 ガーベラ COVER 歌詞 | Kenshi Yonezu Gerbera Lyrics (Rom/Kan/Eng)






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。