心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

アメリカから自由にならない限り日本は元気にならない

2024年01月11日 | 世界
口では話し合いを重視すると言うのですが、軍事力で隣国を威圧していることは事実ですから中国を脅威と感じるのは当然です。国連司法がまったく作動していません。日本は自分で中国の脅威にどう対処するか考えなければなりません。

ところが日本はアメリカとの同盟強化と言っています。軍事力だんとつ世界一のアメリカが、中国を牽制しているので中国は日本を攻撃できないでいるというのは事実でしょう。

ところが、悲劇なのは、国連司法が作動しない世界で、アメリカは、比較的健全な世界警察の役割を担っているかというと、そうではないことです。アメリカは国連憲章を重視して軍事力を使っているのではなく、アメリカの国威国権国益のため、軍事力を使っています。アメリカに正義がありません。

アメリカは暴力国です。日本はアメリカの下に立つことでアメリカに保護されています。国連の下、対等な国ではありません。アメリカの言うことを聞かなければひどい目に会う国です。

安倍晋三元総理は、憲法第2章(戦争の放棄)はアメリカに押し付けられたと言いましたが、当時のアメリカが正義感ぶってくれていたので、日本は世界最先端の法を持つことができたと知るべきです。憲法第2章のおかげで日本はアメリカの戦争に参加しないですんでいます。日本の人々は、憲法第2章に感謝すべきです。

日本が元気にならないのは、日本はアメリカの下というみじめな地位が原因です。不自由が原因です。

このことが理解できれば、日本は何をすればいいか、解は明快です。アメリカに依存していることについて日本の人々が、具体的に依存をやめることです。

日本がアメリカに主要食料を依存していることは主たる自信喪失の原因です。その次に大きい依存は安保です。在日アメリカ軍を容認していることです。アメリカによる占領を肯定している屈辱です。私の家の一部屋に暴力団員を一人置いているようなものです。

中国の脅威を前にして日本はアメリカから自由になれるか。難問です。しかし、この問題を解決しなければ日本は元気になりません。

私は、日本国ではなく、日本の人々が、政府に言われなくても、自発的にアメリカに対する依存心を捨てることが大切と思います。国産米を食べようと言って運動をやっている人を尊敬します。辺野古飛行場は要らないと言って頑張っている沖縄県を尊敬します。アメリカに忖度しているアメリカ派を尊敬しません。

国連司法強化に努力している人を尊敬します。アメリカ軍に依存せず、いかに中国を牽制するか、中国との戦争を回避するか研究している人を尊敬します。アメリカとの同盟を強化すると叫んでいる人を尊敬しません。

イギリスに支配されていたインドで、インド軍強化ではなく、非暴力不服従でイギリスから独立を勝ち得たマハトマ・ガンジーの指導力に感服します。アメリカとの同盟強化と叫んでいる岸田文雄総理に感服しません。
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