心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

石川県災害対策本部は迅速に被害に対応できたか

2024年01月05日 | 世界
これに対し、消防隊は、「予定しているすべての人員が」被災地に到着し、輪島市では650人余り、珠洲市では1300人余りが救助活動にあたっていると説明しています。県外からも消防隊は派遣されたと思うが、被害規模が想定よりはるかに大きかったようです。

また輪島市の市長は「今日、船で支援物資が届いたが、1万1000人以上の避難者がいるのに対し、食料が3000食、水のペットボトルが5000本のみと全く足りていない。石油ストーブもほしい」と述べたそうです。つまり支援物資の供給も大幅に不足していました。

対策本部の情報収集力に問題があったようです。県外は迅速に協力体制に入れたでしょうか。特に近隣県はすぐ支援体制を組んでほしいと思います。遠い県より近い県です。

現地での仕分け作業要員の手配が不十分という問題も発生しました。なお、この時点で、個人からの支援は、受け入れ体制をつくれないので控えてほしいと県は言っていました。

今回の被害は、近所で助け合うというレベルをこえ、町の破壊がひどく、余震が続き、住民は避難所に避難する以外何もできませんでした。救助訓練を受けた消防隊、自衛隊の組織的行動が非常に重要でした。

消防隊は迅速に動いていたようですが自衛隊の動きがはっきりしていません。もしかすると自衛隊は救助訓練ができていないかもしれません。災害が発生したらすぐ主力の一つとして被災地対策本部の指示で救助活動の一翼を担えるように日頃訓練しておいてほしいと思います。すでに死亡の怖れが高い段階での行方不明者の捜索も重要ですが、何んと行っても、すぐ被災地に入り、救助活動を行うことがだいじです。自衛隊の機動力は非常に大きいと思います。

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喉元すぎれば熱さを忘れるのが日本人の致命的欠点

2024年01月05日 | 世界

最たる具体例は日本は太平洋戦争の原因、戦争中に起こったこと、戦争の結果を忘れています。記録がいっぱいありますが、現代人は読んでいません。見てもいません。今を、あるいは未来に生きるため読まないようにしています。読むとやってはいけないことがわかり、自分の自由を奪うと恐れています。

過去の経験知識がいい方向に活かされていません。

大地震の被害の経験知識も活かさていません。原発は危険だという認識が消え、原発以外に発電技術がないから原発は継続となっています。危険を認識しながら継続ではありません。危険を無視し、継続です。継続どころか、今後は原発が主力と言います。

致命的です。

また1945年のような奈落の底に落ちて、這い上がるのでしょうか。性懲りもない国民性です。

専門知識だけでなく、宗教哲学のような人生の基本を高める養育教育学問が重要と思います。日本に神道仏教のような宗教がありますが、既存宗教団体が教える慣習宗教、ご利益宗教では役に立たないと思います。宗教の神髄、人の命に迫る神仏追及の宗教精神が必要です。

インド哲学、ギリシャ哲学などの言葉はありますが、日本哲学とは聞いたことがありません。日本では成功哲学とか金持ちになる哲学などの言葉が盛んです。日本の伝統文化という言葉がありますが、和、質実剛健、勤勉などの美徳は現代に生きていません。投資、マネーゲームなどの言葉が人口に膾炙(かいしゃ)しています。

憲法第2章(戦争の放棄)は世界に通用する最先端の法と思いますが、日本はこの章に「自衛隊」を明記したいと言っています。これが日本の法学の水準です。低水準ですね。哲学がないだけでなく、法文作成の能力も失っています。

かつては武士道という言葉がありましたが、今では道は術に堕しています。(注)合気道については注目しています。

悲しいことに臭いものには蓋をするのが日本精神になっています。安倍晋三元総理は臭かったのですが、岸田文雄総理は、かれは偉大だったと言って国葬に付しました。蓋をしました。

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岸田文雄総理の「政治刷新本部」設置方針はみせかけ

2024年01月05日 | 世界

岸田総理は「保守」を守るために全力を上げています。政治刷新に全力を上げていません。「政治刷新本部」設置は間違いなくみせかけです。

現在の保守政治を改善・改革するには、情熱が必要です。国民に訴える情熱が必要です。そんな情熱は微塵も感じさせません。ただ頭で考えて言っているという印象です。

今回の能登半島地震は、広域にわたって大地が破壊した、割れた、動いたという現象が起きました。震源が浅く、表面部の動きが1-3mに及ぶ、まさに大地破壊地震でした。新しい建築物は地震に耐えてもその基盤である大地が破壊したので、建築物は沈む、反対に上がる、傾く、転倒するなどの被害を受けました。

珠洲市や輪島市は、全市が破壊したと言っていいと思います。志賀原発が、無事地震に耐えたなんて信じられません。岸田総理は問題を小さく見せ、国民に不安を与えないようにしているつもりですが、この政治姿勢が日本衰亡の危険を高めます。

「保守」を守るために全力を上げるような政治家は国民を不幸にします。岸田総理辞任を強く望みます。彼には政治改善・改革の希望がありません。

 

 

 

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