心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

中国は今でも貧困問題に取り組んでいるが、取り組みが弱くなった

2022年08月12日 | 世界

共産主義革命の目的は、資本家が自分の資本蓄積を第一にし、弱い立場の貧困層を差別し、平気でこき使ったことを問題にし、資本家を貧困層の団結で排除することでした。

しかし共産党が政権をとると、党意識、国意識が強くなって、党のため、国のためという価値観が強くなり、貧困問題解決の取り組みが弱くなってきました。人民解放軍は、人々のためではなく、党や国のために戦う軍に変質してきました。

共産党は資本家層に取って代わりました。

台湾の人々は中国の人々より裕福で、生活水準は先進国並みです。共産主義革命の必要がない地域です。それなのに人民解放軍が台湾に侵攻するというのは、党の目的が変質した証拠です。貧困層解消ではなく、党や国の威厳のためです。中国は、よく、国の核心的利益とか、国の主権という言葉を使うようになりました。

新興国中国は今後先進国になるでしょうか。近年の中国は政経分離による経済交流を否定し、政治が経済を管理することが多くなりました。統制経済です。民主主義国は自由経済を重視しますから、中国は付き合いづらい国です。中国との経済交流は縮小でしょう。これまでの中国の高度経済成長はとまり、低迷します。貧困問題解決は遅れ、反対に貧困層拡大に転じる恐れが大きくなりました。後進国(後ろに後退する国)になる恐れが大きくなってきました。

中国は第二の共産主義革命が必要になりました。貧困層は、立ち上がり、団結して共産党除去の行動をおこすべきです。

ところで日本の状況はどうでしょうか。自民党が政治を担当しており、気味が悪いくらい党のため、国のためという価値観が強くなっています。その裏で確実に貧困層が拡大しています。岸田文雄総理は、新しい資本主義と言って、最低労働賃金を上げる努力をしていますが、物価上昇が賃上げを上回る恐れが確実になってきており、やはり後進国(後ろに後退する国)になる恐れが大きくなっています。

民主主義なら貧困問題は起こらないというのはうそです。(注)アメリカもしかりです。

貧困問題解決の新方法をみんなで考えましょう。戦争で解決することは100%ありません。中国も日本も取り組みを間違っていると思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウクライナ東部・南部の荒廃が進んでいる

2022年08月12日 | 世界

ロシアのウクライナ戦争が続けば続くほどロシア占領地は荒廃が進みます。ウクライナから分離を望んだ親ロシア派も意外な結果に苦しみ始めました。彼らは、よりよい生活を求めて武器を取ったのですが、自分たちの生活の場が戦場となり、より悪い生活の場になりました。戦没者、荒廃した町が増える一方です。一度荒廃した町を復興することは容易ではありません。労働力も資金も資材もないからです。どうして武器をとったのか、浅はかだったと苦悶しているでしょう。

戦争せず、ウクライナの政治問題については平和的に問題解決に取り組んでいた方がよかったと反省しているでしょう。

ウクライナの親ロシア派の分離活動を戦争で支援したロシアも泥沼にはました。世界はロシアを信用しなくなり、大きな声で批判しています。経済交流縮小は必然です。ロシア国民は、愛国的ですが、ウクライナ戦争に協力する気にならず、矛盾に悩み、元気がでません。生産性低下は必然です。戦争はロシアにとって悪いことだらけです。

戦争は短気が原因です。短気は損気です。我慢がならかったと言って戦争するようではロシアは後進国(後ろに後退する国)です。

国は行政区、戦争による国土拡大は犯罪です。大昔だって、侵略される側は、侵略する側を厳しく批判しました。今は世界の大半の人が侵略を批判しましす。ロシアに勝ち目はありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする