親ロシア派で、ロシア軍の進駐を認めてきたルカシェンコベラルーシ大統領ですが、8月24日のウクライナ独立記念日を祝福するメッセージを出したと聞き、驚いています。

彼は、「両国の国民の間で長い年月をかけて築き上げられた誠実な善隣関係の基盤が今日の矛盾で崩壊することはなく、我が国は全てのレベルで、友好でお互いを尊重する関係を引き続き発展させる」、また「ウクライナの人々が平和な空、普通の生活を取り戻すことを願っている」と言いました。

ベラルーシの人々が、ロシアを捨て、西側に近寄る動きを見せたとき、ルカシェンコ大統領は、ロシアが黙っているとベラルーシは西側に入ってしまうとロシアに助けを求めました。

ウクライナに侵攻する直前、ロシアは軍事演習と称してロシア軍をベラルーシの中に進駐させました。ウクライナとの対立を利用してまんまとベラルーシをロシアの支配下に置いたと思いました。

ルカシェンコ大統領は自分の地位が安泰したと喜んでいるかと思っていましたが、上記のメッセージは反ロシア的で意外でした。プーチンロシア大統領は彼を信用できないと思うのではないかと思います。

ルカシェンコ大統領は、ウクライナが勝つと読んだような気がします。

ウクライナの独立記念日の昨日、ロシアは長距離ミサイルでウクライナの首都キーウの政府施設に攻撃を加えて脅すのではないかと思ったが、反対にロシアは戦争の拡大を望まないような動きでした。

いいことがおこる兆候なら素晴らしいことです。