岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

はて? 本当に「キレイ」になっているのはスタッフの心ではないだろうか!

2012年10月18日 | コーティングビジネス
洗車・コーティング商売にたずさわるようになって
かかわり方も徐々に進化してきたと思います。
当初自分でもほんの少し洗車作業をしていたのですが
店を任せてからには しゃしゃり出てはいかんと思い
今はその姿やしぐさを見るポジションです。

そうやって16ヶ月が過ぎるのですが

商売と言う目を通じてみれば
車の「キレイ」を実現しその対価をいただくスタイルです。
でも「キレイ」が一台実現するたびに
車が一台キレイになるたびに
真に「キレイ」になっていくのはスタッフの「心」そのもののような気がしてきました。


洗車・コーティング商品を購入されるお客様は その作業をする行為を通じて
実現される車の「キレイ」に 価値を感じて代金を支払ってくださるわけです。
するとキレイを実現する側(お店とスタッフ)に
「キレイ」と言う心があり 
時間という制約の中で 
お客様の求められるキレイが実現され
喜ばれるわけです。
お客様がAと言うキレイを望まれているのか Bと言うキレイを望まれているのか
まずお聞きすることから始まります。
Aが純水手洗い洗車なら2500円  Bがピュアキーパーなら7000円
と言う具合にメニューが揃っています。
するとスタッフは商品をお薦めする段階でいろいろなアドバイスをさせてもらえるわけです。


その受注段階でお客様の「キレイ」はまずスタッフの心の中に生み出されます。
次に施工をすることでお客様の車に「キレイ」は実現される=スタッフの心が映し出される
といってもよいと思います。
もしスタッフの心にあるキレイが
自己勝手に「こんなもんで良い」とマニュアルに則ることなく
つい手抜きや妥協をすると充分なキレイが現れることなく 
どこかに拭き残しがあったりして仕上がり品質がイマイチとなります。
するとお客様にも不満感・不満足が湧き出します。

すべてのマニュアルは「キレイ」についてのバイブルです。
それを遵守するか否かは施工者の心根や技術の中に託されるわけです。
上手な人は早くできるとするのも 上手な人は素直な人だからです。
下手な人とは遅い人 動きに無駄のある人 慣れていない人で
故意的に手を抜く人はいません。
そこはしっかり店長や上級者が仕上がり確認やフォローをするわけです。

「キレイ」はまずスタッフの心にあらわれ お客様の車に転写される。
するとお客様の心の中にある「キレイ」以上の「キレイ」が実現され
大喜びされる。 すると施工者もものすごくうれしいとなるのです。
そしてより長続きするクリスタルキーパーによるキレイや
最上級のダイヤモンドキーパーによるキレイを
お客様の車に映し出したら どんなに大喜びされるかという
期待感が 腕を磨き技を高めるモチベーションを引き出します。




洗車・コーティング商売は
お客様の車にキレイを実現する事はもちろんですが
本当はスタッフの心をきれいに磨き上げてくれます
だから人が向上し成長する
ありがたい商売です。

これはもはやキレイ教です。
教祖はアイタック技研の谷社長
バイブルは各種マニュアル
そして技術者は求道者です。
布教活動が宣伝広告と同じです。 

素直さと謙虚さを持つスタッフ
彼らはプロであるけれど
自らはプロと自称しません
まだまだキレイの求道者としての自覚があるので
成長するわけですから 「プロ」を自称するといううぬぼれを
慢心への道だと警戒するわけです。
キレイ教の伝道師が
マネジメント役割です。
店は道場の役割も果しているわけです。

目で見ると店=キーパープロショップ岐阜店
心眼で観る道場=イマージン車美容室
このような区分けを持つと視界が広がります。




 




スタッドレスタイヤが大売れする予感!

2012年10月18日 | 日記
一雨ごとにめっきり秋が深まって
もうすぐ冬が間近にきている気配です。

「前回のブログ大変よかったです」といって
スゴウ店の臼井店長からお褒めをいただいて
鼻が3センチ伸びました。
実は最近ある医療機関で身長を測る機会があって
173センチといわれてビックリしているのです。
ずっと170センチと高校の頃から思っていたのですが
なんと3センチ伸びたのです。
前回計ったのは確か35歳の時で その時は
何も違和感を残していないので おそらく170センチだったはずです。
すると35歳から52歳までの間に3センチ伸びた事になりますが?
不信だったので再度計りなおしをしてもらっても173センチ?
たぶん身長をはかる機器がおかしいのだと思いますが。


異常気象といわれてても秋が来ると涼しくなり
冬が来れば雪も降るでしょう。
雪が降らないと異常だ 降り過ぎても異常だと
きっと評論家達は したり顔でいうでしょうね。
免疫のない私たちは そういったニュースによって
「異常だ」と思ってしまいやすいのですが
これは一種の刷り込み誘導ではないでしょうか?

日本の財政状況は異常だ大変だと言って
消費税の増税が通ってしまいました。
ところが税収40兆円に 予算案が100兆円
それを考えている政府・財務省の人たちは超エリートの
頭のよい人たちです。
庶民感覚でいえば収入が400万なのに
支出が1.000万を越してしまうという感覚です。
何でこうなるの? これこそまさに異常です。


35歳から身長が伸びるのも異常です。
天候が異常だというのも異常です。
日本の財政状況も予算も異常です。
でも異常が当たり前になると
異常が異常でなくなるのです。

だから自分自身の勘・予感が一番頼りになるのです。
人様の言う言葉に惑わされてはいけません。
まず自分を信じる冷静になって噛み砕く事から始めてみませんか。


タイヤ屋の予感・・・今年は雪が降ってスタッドレスが売れまくる。
もちろんすべての卵を同じ籠には盛りません
無謀な賭けには出ません そこは慎重な手はずを取ります。
でもビンビン響いてくるのです。
根拠はありません だから予感です。





廃タイヤの恩返し!

2012年10月16日 | 日記
昨夜「人間学勉強会」が催されました
29回目であったそうです。
少しづつ運営にも工夫が加えられ 
社員さんの勉強意欲もとても高まってきた感じがして
うれしいです。

「致知」という雑誌を利用して
「木鶏」と言う中国古典にある故事から
人としての有り様を学び心を高めようとする勉強会です。

昨夜スタッフの発表の中で
「感謝が大切なことは知っているが 言葉に出したり
あるいは行為にあらわすのはまだまだです。」
という意見もありました。
とても謙遜な思いです。 まだまだ未熟だもっと心を高めたいという
向上心です。


そんな彼らが行なってきた行為に「廃タイヤを洗って始末する葬式」という
ものがあって 交換されたタイヤをすべて洗っていました。

二十年の時の中で そうやって大事に捨てられたタイヤの数は
おそらく10万本以上にのぼると推測しますが
一円の得になるものでもなく
たわしや洗剤の費用も結構掛かっています。
自らの身を削ってオーナーの安全ドライブに仕えたタイヤに
「御苦労様でした お陰さまで次のタイヤが販売できました」
と言う感謝をあらわした行為です。
いろいろ立派に行なっているのです。


すると喜んだ廃タイヤは
「キレイに洗ってくれてありがとう 車を洗う仕事に取り組むと
喜ばれる上に儲かるよ」といって
タイヤ専門店が洗車・コーティング商売に乗り出す
ご縁を結んでくれました。
その結果タイヤ小売業を行ないつつ
キーパープロショップに参加するという
当社のイノベーションが起こったわけです。

タイヤ専門でやっていてそこに洗車をやると
社長が言っても 社員にとっては普通始めは受け入れがたいことです。
でも「廃タイヤを洗う」ということを当然のように行なっていた社員さんたちは
洗車の導入に疑問や反対をすることもなく 受け入れてくれました。

確かにタイヤ商売の夏秋は閑であるという条件もありました
しかしタイヤに対して感謝の気持ちを抱き
それを洗うという行為を当然の事ととして
行なっていた彼らはすでに 「感謝」を行為として行なっていたのです。
素晴らしいですね!

それがつぎの展開 車美容業に結びついたわけです。
「廃タイヤの恩返し」です。




第一世代のマネジメント 第二世代の店長たちは「廃タイヤを洗う」を実践した
世代ですが その後に続く第三世代が会社に参加してきます。
とりあえず「廃タイヤの洗い」は 少数精鋭で多忙な店舗になったので中止しています。
その点は自由自在 若き店長たちが新しいスタッフ教育に必要と思うなら
すぐ実行できる事です。
百年続くとするなら原点は「廃タイヤを洗うこと」にあるようです。
効率性とは正反対の行為の中に大切な事があるようです。


タイヤ商売と車美容業の関係を取り持ってくれたのは
「廃タイヤを洗う無償の行為」を社員さんが嬉々として取り組んでくれた
お陰です。
すると感謝の表現とは意識してすることでなく
洗う・磨く・掃除する・人と相対する・物を大切にする・事に念を入れる
というような当たり前の中にすべて題材があって
和顔で愛語をかたり賛嘆する事を常とするだけで
構えることなく実践できるのです。

まだ感謝の表現が足らないと謙遜するのも素晴らしいですが
ありのままニコニコするのもそれだけで素晴らしい感謝のおもてなしの一つです。
素晴らしいスタッフがいて簡単な原点があるので「百年続くかも」しれません。
ありがたいことです。






みんなのお陰でタイヤ入荷 お陰様でタイヤの嫁入り!

2012年10月15日 | タイヤビジネス
今日もスタッドレスタイヤの入荷が続いています。
当店はコンテナ倉庫にまず鎮座していただきます。



おっと受け損なっては危険です Y社のS氏が投げた空飛ぶタイヤをN氏がナイスキャッチ?

みんな協力してくださってありがたいことです。
入荷は一気に大量に
出荷は4本づつ丁寧に取り付けられます。


今期新品スタッドレス装着第一号が 本日嫁に出て行きました。
入荷160本 出荷4本
スタッドレスシーズンの始まりの始まりです。

あらゆる事象を都合のよい方へ考えるタイヤのスモールビジネス!

2012年10月15日 | タイヤビジネス
当たり前のことですが
小さなタイヤ屋を開業した時「金なし・信用なし・実績なし」の
状態です。

仕入れる資金がないから 「先にお客様から代金をいただいてそれで仕入れて取り付ける」
というようなことも頻繁に行なっていました。
信用がないから代金引換でしか仕入れることが出来ない
その代金もないから お客様から何気ない顔をして先銭をいただくわけです。
このような極限を体験すると「商売って面白い」って事になったわけです。

その当時年間何本売ろうなどという目標もなく
「閑な店」というのがイヤでイヤで 何とか毎日毎時間
何かの仕事をつくるということが第一優先順位でした。
ようするに「流行っている店」の演出です。
後から統計を取ると1000本売れたとか 結果が残ったわけですが
当時は目先のお客様に買っていただいて代金を先にもらう
そのお金で仕入れと言う究極の自転車操業です。
目の前の受注が最大の課題でした。

それから商売が軌道に乗り実績が残ると 
その本数が毎年一人歩きするようになり
商売もややこやしくなってきました。
特にスタッドレスタイヤでは6月ごろ確定オーダーを求められるようになり
2.000本単位で予測発注をしなければならないのです。
そればかりか「今度は生産が遅れて予定通り納入できない」
とこう来るわけです。
売るタイヤがなくなったという状況です。
でもこんなことはたいしたことはありません。
タイヤはどこかにちゃんとあるのです。
Y社になければB社に 今日なくても12月最初にはある。
といっただけのことです。

工場が被災してないというのでなく 生産が遅れているから「今納入すべき時にない」
といった「ない」が一人歩きして
「タイヤがない」という認識になるわけです。
ディラーでも無いと言われ 他の販売店でも無いと言われると
お客様の心理は不安になるわけです。
するとそういったお客様が私の店に来られると
「あります・あります」といわれパッと安心なさるわけです。
有るものと手配できるものをお伝えできれば
即受注となります。

当たり前のこととして需要と供給のバランスがあるわけで
多数のサイズがありますから一部のサイズに品薄感はあります
「売ってしまってからタイヤがない」といった状況にも
当店はチラシ集客販売をしていませんから どのようにも対処出来ます。
他店様はチラシ掲載サイズを売リるわけですから タイヤの獲得に血道をあげるはずです。
「無いとまったく無い」
をよく抑えて一人一人に丁寧に販売するのが我々スタイルです。


「売る」が先で仕入れが「後」という商売の経験があると
世の中にタイヤがない(そんなわけがないのです)が一人歩きするほど
チャンス到来です。
思い通りに行かないことが世の中の常です。
腹八文目でいい加減です。
その中でやり繰りする臨機応変さと融通無碍さを
タイヤのスモールビジネスは武器とします。
強者の他社様と同じ土俵には乗れません
弱者は弱者を認めて やれることをやるだけですね~。






スタッドレス販売の前哨戦はこんな感じです。
ありがたいことに予約好調です。