岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

「入りを図って出を制する」商人の考え方=会社のIPS細胞!

2012年10月09日 | 日記
自分は何者なのか?と尋ねられると
まず商人だといい 次にタイヤ屋だと答え
そして経営者だと言う そればかりか
52歳のおっさんですともいうし ○○の父親ですと答え
逆に○○の息子だというケースもあります。

その上根源的には生物として
食べる事でエネルギーを得て
カスを排泄し 寝ることで疲労を回復し
子孫を残すべく本能に従って相方を求めます。

その身体はたった一つの受精卵から
細胞分裂を繰り返し人間としての「体」をなします。
心臓になる 皮膚になる あるいは目になる
精密な設計図が始めから備わっているようです。

昨日ノーベル医学・生物学賞の受賞が決まった
山中教授はすべての細胞の母となるIPS細胞の研究で
大きな成果を上げられたそうです。

皮膚にもなれば 心臓にもなる あるいは頭髪にもなる。
すべての細胞になる始祖がIPS細胞と言うことだそうです。
その研究が実り実用化が進むと 
私の禿も一気に頭髪ふさふさになんて事になりそうです。



このIPS細胞は会社と言う枠組みのなかでは
「儲ける」という事になります。
「儲ける」とは「入るを図って出るを制する」という
商人マインド(根性)とも呼ぶべきものに違いありません。
会社の社員を細胞とすれば タイヤを売る人 タイヤを付ける人
車を磨く人など 
大きく分けて
販売に携わる人 サービスに従事する人 あるいは管理・総務に励む人など
いくつかに分類されるのですが
その大本には「商人根性」というIPS細胞が
意識の中に超然と存在するわけです。
だから
社長も商売人
販売員も商売人
車美容師も商売人
経理マンも商売人
アルバイトさんも商売人
という
見えざる意識を高めていかなくてはならないと思うのです。

資本主義という枠の中で
競争や競合といった食うためのしのぎ合いの連続です。
ただし「人様や世間様のお役に立てる」働きと言う
倫理感と正義のある活動です。
だましあいや虚飾というものではありません。
そこのところが霊長類として人間である由縁です。

もしIPS細胞が他をやっつける為に毒を生成する
力を発揮するなら 人は体内に毒針を持つでしょう。
しかしIPS細胞をそれをしません。
やはりIPS細胞にも
「正しき道・正しい思い・正しい考え」
といったものが作用しているとしか考えられません。
ただ意識のなかには悪い考えが宿る時もあります。
すると商売も長い目では上手くいかなくなったり
有能な人が去ったり 売り掛けが焦げ付いたりといった
反省する機会がもたらされます。
社会全体にもIPS細胞の集合体が備わっているからです。
「悪は繁栄し続けないのです。」


会社のIPS細胞=商人根性も
「世にため人のために儲ける」という
理念理想を第一にするべきですね。

そういったことを先人から学んでいかねばなりません。


小さな会社は賢く立ち回って生き延びる
自由自在性・融通無碍な動きと変化が身の上なのです。
タイヤ販売かと思ったらいつの間にか
車美容業が主力になってその店がたくさんに増えた。
こうなっていくかもしれません。
会社のIPS細胞にはそういう判断を実現させる力があります。