岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

伸びようとする心が守りの壁をぶち破る!

2012年10月27日 | 日記
秋晴れの晴天に恵まれました。
タイヤイマージン本店では ボチボチですが
スタッドレスタイヤを取り付けていかれるお客様が
お見えです。
曰く「早めに装着しておいたほうが混むより良い」
なるほど備えられば憂いなしです。

昨日給料日でしたので日頃話が出来ない
当社で一番若手のスゴウ店船橋君とショートミーティングの機会を持ちました。
入社して1年5ヶ月たったでしょうか 
「時々見る顔が輝きを増しているな」と思っていたところです。

身に美しいと書いて躾と読みますが
最近支給した制服(つなぎ)に 「ありがとうございました」と
丁寧なお礼の電話が臼井店長を通じてかかってきました。
会社が支給するのは当たり前のことですが 
それに対して「もらうのが当たり前」というのではなく
キチンとお礼を述べるのは 美しい行為です。
会社が支給しているのであって 私が支給しているわけではありませんが
代表者にお礼を言うということは 全スタッフにお礼を述べるということの
象徴的な行為です。
こういった指導が出来る店長も素晴らしいし ちゃんと言えた舟橋君も
身に美しさをを一つ纏ったようです。

さて彼との会話
「自分は何をやっていったらいいのでしょうか?」と言う
とても深い問いかけです。
入社して春・夏・秋・冬と一年が過ぎて まわりの状況が少し見えてくると
誰でも出てくるものかもしれません 早い人は5月病とかいって
自分にこの仕事はあっていないかもなんて迷いに捉われて辞めてしまう人も
多い時代です。

でもこれは表面上はいろいろな姿をあらわしても 伸びようとする心のささやきです。
伸びようとする心は 自分はダメなんだとか 自分には向いていないとか
否定的な心でなく あらゆる状況を柔軟に受け入れていこうとする
肯定的な心です。
この肯定的な心が真の舟橋君であって どこまでも成長しよう向上しようとする魂の叫びです。
一方否定的な心は一種の防衛反応で自分を守ろうとする潜在意識の番人です。

魂の叫びという喜びの本源を 風呂敷のような潜在意識が包み込んでいるのが
意識の構造だそうです。
すると自分が自分と思っている顕在意識は「カッコイイとか恥ずかしいとか理性とか」の表面上の
思いが優先しているのです。
お客様に大きな声で「いらっしゃいませ」とあいさつすると魂は清清しいと知っていても
顕在意識が「恥ずかしい」とささやいて小さな声で「いらっしゃいませ」と言ってしまう。
すると自分で自分に嘘をついているような感じに陥り 自己嫌悪感を抱いてしまいます。

魂の叫びを伸びようとする心 顕在意識の防衛本能を守りの心とするなら
まず勇気とか素直さとか明るさといった気持ちと行動や態度が大事ではないでしょうか。
何をするか?といえば
いつも真の自分である自分を見つけることです。
その方法は もし仕事で車をキレイにする任務の時は 自分お心を磨くつもりで
もしタイヤをしまうなら 廃タイヤにお礼を言って洗うとか
陰と陽の 陰徳を積めと昔から言われています。
誰に知られるわけでなく 落ちているゴミをさっと拾う 汚れていた所を拭くといった
下働きをきちんとすることです。
すると気づきや気働きといったインスピレーションの感度が高まります。
それを繰り返すうちにいつの間にか なくてはならない人 役に立つ人
に成長している自分を知ることになると思います。

昨日は散りとめもない話になってしまいましたが
言いたかったことはこのようなことでした。


最近の彼の表情の輝きを見ると
たぶん自分の修身を知ってきた感じがします。
おそらく私に問いかけたのは それが正しいのか確認だったのかも。
外物を追わず自分自身を磨く舟橋君の姿勢を
私たちは学ばねばなりません。