岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

仮説と検証の繰り返し!

2012年05月07日 | 戦略
ゴールデンウィークが終わって 今日から平常営業です。
尚 5月10日(木)を振替休日とさせていただいたので 9日(水)定休日と連休になります。


タイヤ販売は春需要期が終わってスタッドレスシーズンまで長い非需要期に入ります。
この時を使って いろいろな変化をデータで追いながら検証作業を進め判断と決断の精度を高める事になります。

「仮説その一」 タイヤ販売とキーパープロショップの専門店同士のコラボは相性が良く相乗効果が見込める。
「仮説その二」 タイヤ販売に卸値を導入しても粗利額はそんなに変わらない。

店や会社の未来を思って考えて実行した「仮説」に少しづつデータが揃ってきました そのデータを読み取り検証作業が始まりました。 

で どうなんでしょう?   マネジメントチームがその作業を始めます。




そんな時 キーパー主宰会社 アイ・タック技研の谷社長プレジデントコラムに 世の中の大きな流れについてのブログが掲載されていました。  大変参考になるので 無断ですが複製掲載させていただきました。
一部改編しています。
私たちがなぜ
タイヤ商売(物販業)からなぜコーティングビジネスを取り入れたか。 その理由が明快に文章化されています。
また一つマネをして学びました。 




以下 


キーパープロショップ岐阜店のような店舗のビジネスは、
ほぼ完全なサービス業と言えます。
店舗で、
店舗の設備・機器と
ケミカルなどの材料を作って、
店舗のスタッフの技術と労力で商品を作り上げ、
その付加価値をお客様に提供する形態は、
理容室、美容院、マッサージ業などと同じように、
典型的なサービス業と言えます。
付加価値は店舗で造り出されるのが、サービス業の特徴です。

それに対して”タイヤ販売業”とは、
生産工場などで造られた製品を、
一定のサービスを伴いながら、
商品として販売する形態であり、
その付加価値のほぼすべてが商品そのものの中にあって、
それを販売する店舗では
陳列、接客、説明などの一定のサービスが付加されるに限定されます。
この場合、消費者が受ける付加価値は、
その製品の中にほぼすべてが存在し、
今では、製品の情報はITで得られるので、
大型量販店のような大規模陳列と安値販売の形態が、
昔からの小規模販売店舗をことごとく駆逐しています。
加えて、製品の品質と耐久性が上がっているので、
アフターサービスの密度も、小規模店舗のメリットではなくなっています。
一方、たとえばITでの通販のように
陳列、接客、説明などのサービスが完全に省略されても、
その分のコストを省いて、安く提供されれば、
その方がいいとする消費者も多く、
物販業の世界はこれからも大きく揺れ動くのでしょう。

今後、また、
ビックバンとも言えるような大きな変化がやってくるとしたら、
製造工場が、ITを中心にして、直売を始める時です。
これはいつか来るような予感がします。

昔は、
「製造者→卸業者→小売業者→消費者」の構造であったものが、
今は、
「製造者→大規模小売業者→消費者」となって、
卸業者と小規模小売業者の二つの利益が、
大規模小売業者という一つの利益に集約され縮小し
商品が安く消費者に提供されたので、
旧来の卸業者と小規模な小売業がかなり消えてしまいました。

次は、いつか、製造者が今とはまったく違う方法でITを活用し、
直売を始める時が来るのではないかと思うのです。
問題はいくつもあるのでしょうが、
消費者のニーズがそこにあれば、
ITの進化と共に、克服してしまうのかもしれません。
「製造者→大規模小売業者→消費者」の構造が、
「製造者→消費者」の、最もシンプルな構造に
変わってしまう日が無いとは言い切れないのです。

自動車が電気自動車になると、未来、自動車は家電商品の一つになってしまう。
そんな事がまことしやかに言われるこれからの時代、
何があるか分からないのです。

物販で販売される商品の付加価値は、
商品そのものの中にあって、
極論すれば、流通は、
その付加価値が消費者に届く為のコストでしかないから、
いずれは無くなる可能性があるかもしれないのです。
今は大規模小売店舗が世を制していますが、行く末は分かりません。

しかし、サービス業は、
その付加価値を店舗で造りだし、
消費に対して直接的に提供するので、
元々、生産者→消費者とダイレクトな関係にあります。
だから、これからも流通の短縮も、省略もありません。すでに無いのですから。

そういった面ではサービス業は安定していると言えるでしょう。
そういう見方もあります。


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