岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

なるほど根はこんなに張っている!

2012年07月10日 | 戦略
お魚さんから植物に遊んでもらうようになって
草花から教えてもらう事がいっぱいです。
今日はポトス君の教えを紹介します。

このポトス君はスゴウ店が開業の時にお祝いでいただいた子で
ずっとスゴウ店で生きていました。
やがて土も少なくなって 植え替えをしなくちゃということで
私が本店へ連れてきて いま多数に株分け養生中です。
おそらく来春には3鉢ほど またスゴウ店へ2世として帰還できるはずです。


その一節を水耕栽培にしてみたところ なんと


あっという間に気根と根っ子を伸ばして伸ばして!


そうなんです
普通は土の中で根を張っているので見えませんが ちゃんと根を張るのです
たくましいですね!




話はがらっと変わって
創業2年目に入った当社は 新しい予算を社内で発表しました。
当社は毎日人時生産性を算出していますので その土台となる 粗利益予算が主になるのですが
今日はポトスの教えを活かして「予算」なるものを考えてみたいと思います。

どこの会社でも 売上目標や予算を掲げその達成を目指して仕事をしておられます。
当社も年間の会社・各店舗・部門の粗利益予算を掲げています。

では「予算」と呼ぶ数値は何を指しているのでしょうか?
達成目標とかノルマとか またハードルとかいろいろな基準である事には違いありませんが
私たちはそれを「与え返されるものの予想値」という解釈をしています。
予算=奪い取るものでなく 与え返されるものの予想値です。
一年間 お客様の「安全」と「キレイ」を求められる心に 私たちがタイヤやキーパーを提供することで
適える事が出来た結果 与えられたものです。
「このタイヤはこのような特徴があり値段もリーズナブルです」
「お客様の求められる気持ちには クリスタルキーパーが最適です」
とか 「安全」と「キレイ」を商品に置き換えて提供する 
「安全」と「キレイ」の伝道師の役割が求められます。

そこには これを売りつけてやろうとか手を抜いてやろうとか 相手様から奪い取る気持ちは
かけらもなく ただ「安全」にドライブして欲しいな キレイを長く持続出来たら喜ばれるだろうなと
お客様の喜びを 自らの喜びにしようというスタッフが育つ事になります。


当社の若い二人の店長 スゴウ店の臼井店長とキーパープロショップ岐阜店の高山店長は
それを良く理解してくれて 「お客様の満足」を提供しようと心掛けてくれていて
直接の対応は言うまでもなく HPのフォトログに忙しい時間を割いてせっせとアップしています。
これを見たお客様にはおそらく記念に残るでしょう。
剣道では残心という考え方を大切にします。
喜びを残すことを提供する。
すると またお客様を紹介してくださったりして
 良く見ると与え返されているのが良くわかります。
それが 当社の粗利益の予算が指すものです。



ところが現実の商売に当てはめると
これほど怖い考え方もありません 与え返されるもの=利益とは
お釈迦様が 弟子にお布施に回る時はお金持ちの家でなく 今日の食べ物にも乏しい家庭を優先的に
まわるように指導されたそうです。
優しい弟子はビックリしました 普通余裕のある家庭からお布施をするのが当然ではないのですか?
という質問に お釈迦様は今貧乏なのはその家庭が他に与える生き方を過去にしていないからであり
今乏しい中でお布施をすることは 与える心で心を満たす為であり その縁がまたまわって豊かになるのだと
おっしゃったそうです。
情けは人のためにならないという面も大事なのですね。



すると商売の世界に住む私たちは 売って売って売りまくればよいのです。
それが与える心に直結している信じて・・・これはお釈迦様の保証です。
鬼手仏心です。
良いサービスをしようとする心も 売って売りまくるぞという心も
同根なのです。  
その理解の差が 粗利益額利益の差となるのです。

心優しい人の店が左前になり 貪欲に売りまくる店が繁盛するのは
その世界に住む覚悟の差とでも言うのでしょうか?
創業するとは 店を繁盛に導くとは 起業するとは
鬼手仏心で売りまくる姿勢に迷いなどありません。  


世の中にはゴールデンルールがあるそうです。
「与えよさらば与え返されん」
利益を与えれば利益を与え返され
利益を奪う事になれば また奪い返される。


考え方って大事なのです。見えない世界をちゃんと見なさい
ポトスの根の教えでした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿