まーどんなぶろぐ

ただいま他所のSNSに外遊中。

■スタンダード

2005年03月26日 | 巷の話題
将棋で詰んでいるのに穴熊やって… で始まった ”乗っ取りごっこ” 、 日々戦況が入れ替わり、ニワカ経営評論家や薀蓄のあるヤジ馬までもが繰出して大騒ぎしています。 
 
ポイズン・ピル (poison pill)、 クラウン・ジュエル (crown jewel)、ホワイト・ナイト (white knight)・・・、 耳慣れぬカタカナの戦法も次から次に飛び出していますが、ご親切に新聞に用語解説が載り、 翌日にはそれがハヤリ言葉になっている有様。 うちのおばあちゃんでもここに来てボキャブラリーが増加傾向 !?

これらのカタカナ戦法は、海外の投資家の間で使われるといわれますが、 文字通り英語圏/アメリカが発祥の地なのでしょう。 米国流ビジネスについていけない者は旧人類であるかのようにいわれています。 

でも素人の私は、何でも米国流がグローバル・スタンダードだとアメリカに追随していていいのかな~、と思わずにはいられません。

サッカー日本代表の面々は(惨敗しましたが)イラン入りの際、 ネクタイ姿は欧米文化の象徴とみなされている国なので、全員スーツにノーネクタイで乗り込んだと伝えられています。 ラフなスタイルをしたのではなく、これがスタンダードだからです。 

私たちは、特定の方向だけを見て、これがグローバル・スタンダードだと思っていると、どこかに落とし穴がありそうな気がしてなりません。

最新の画像もっと見る