まーどんなぶろぐ

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■値上げのしかた

2008年05月29日 | 巷の話題
原油、穀物などの価格高騰による (といわれている)身の回りの様々なものの値上げがまだまだ続いています。

今朝も新聞に報道されていましたが、日用品最大手の花王が価格は据え置いたまま容量を減らす実質値上げを今後拡大、すでに今春に紙おむつの内容量を5―10%減らし、6月から衣料用粉末洗剤「アタック」の容量を1.1キログラムから1キログラムに減らすのだとか…。

でも、どうなんでしょう?

私は内容量そのままで価格を上げてもらったほうが、わかりやすくていいと思うのですが。

減量による実質値上げはパン屋さんでもよく見うけます。 生地を型に入れて焼くパンはともかく、 一つひとつ成形したものは、以前に比べひと回りもふた周りも小さくなっています。

なんか姑息にみえてしまうんですよね。

同じ減量による値上げでも、食品ラップ、ティッシュペーパーのやり方は、姑息とは言っていられない考えさせられるものがあります。

まず箱入りティッシュペーパー 、2枚重ね200組が主流でしたが、180組に減らしたり、一枚あたりに寸法を縦横数ミリ小さくししたりとあの手この手を駆使、 さらに厚さそのものを薄くしたものまであります、 昔からお馴染みの大手ブランドのティッシュですよ。

そして商品ラップ、 テレビCMでもよく見かける大手ブランドのラップですが、これも以前と比べて破れやすくもろくなっていることからも厚みを減らしているに違いありません。

製品の質を下げるなんて・・・

と言いたくなりますが、 いや、ちょっと待って・・・

パルプや石油などを原料としたものを、便利だからとこれまでどおりに使い続けていてはいけない、という忠告の意味合いが含まれているのではないかしら。 そう思うと、 質の低下はけしからん、 と文句を言ってはいられませんね。