旅つづり日々つづり2

旅のような日常と、日常のような旅の記録と記憶。

仕事のこと

2019年09月27日 21時41分48秒 | 日々のこと
大学で保育士になる勉強をしていた時、「手と頭と心を使いなさい」と
何度も繰り返し教わった。

現場に出て、本当にその通りだと思った。

今はもう担任を持つこともないし、会議に出て意見を述べることもないし、
カリキュラムを書くこともないし、後輩を責任もって指導することもない立場。
もちろんその場の保育の流れを妨げるような行いはできない。

「・・・私、なにやってるんだろ」

今は仕事に全力を注ぐことはできない。自分の子どもが4人いて、そのそれぞれの
毎日を満たしてやるには私一人の身体では追い付かない。がまんさせていることが
いっぱいあると思う。
たった5時間のパート勤務の私を、もう一人の私が冷ややかに見ている。

今日、お昼寝の時間に寝かせた子どもの数をかぞえてみた。
0歳3人。2歳4人。合わせて7人。フリーで動いているのでいろんなクラスを
流れるように動き回っている。

7人のおちびちゃんが私がトントンすることで、安心して眠ってくれた。
「意味はある。意味はある・・・はず」自分で自分にそう言い聞かせるけれど
どこにも響かない言葉がどんどん自分の中にたまっていく。

保育の仕事は手と頭と心を使って、その持てるスキルと経験と愛情のすべてを
目の前の子どものために使い切るもの。

本当は育児の片手間でできるような仕事じゃないのだと、自分が一番よくわかっている。
それでも現場にいたいと思ってしまう私はワガママなのか、と悩む日々。

きれいにサラッと書くと、こんな感じなんかな。
本当はもっとドロッと濁った気持ちとどす黒い腹の中が気持ち悪い。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿