旅つづり日々つづり2

旅のような日常と、日常のような旅の記録と記憶。

春の朝

2018年03月28日 23時38分03秒 | 淡路島のこと
早起きした子どもたちが散歩にでかけて花を摘んできてくれた。
ここで暮らし始めてから切り花を買うことがなくなった。
前は狭い花屋の奥までベビーカーで入ることができないから
店頭にある花をそれでも必死で一輪買い求めてそーっと持ち帰っていたのに
今は家に飾る必要がないくらいに花があふれている。

淡路島はフローラルアイランドらしい(笑)

つばさが外に出るたびに「きれいね。きれいね。」と言うようになった。
光る海を指さして「かーちゃん、きれいね」
咲き始めた桜を見上げて「きれいね」
そして自分を指さして「かわいいね」と。

ここで暮らしている人たちが、自分たちの暮らしや住んでいる場所のことを
ちっとも謙遜しないところがとても素敵だなーと思う。
みんな(私が出会う人がたまたまなのかも知れないが)「ここは本当にいいところよ」
「○○は本当においしいよ」「淡路島はいいよー」となんの屈託もなく様々な情報を与えてくれる。
自分の暮らしや住んでいる土地のことをこんな風に自然に誰かに伝えられるって幸せなことだ。
謙遜する必要のない会話はそばできいているだけで楽しい。