山の辺の道を歩こう<箸墓古墳>
実は山の辺の道から少し外れるのですが、箸墓古墳というのがあります。大きな前方後円墳で、全長280m、後部の直径は157m、高さ23m。前方部の幅は25m、高さ13mとなっています。
孝霊天皇の皇女で崇神天皇の叔母であった倭迹迹日百襲姫(やまとととひももそひめ)命の墓です。周囲には周濠の一部が現在も残っています。
万葉歌碑 巻7 一一一八番歌 柿本人麻呂
いにしへにありけむ人もわが如か 三輪の桧原にかざし折りけむ
訳:昔の人も、私が今するように、この三輪の桧原で髪挿を折ったことだろうか。
桧原神社から箸墓古墳に行く途中に上記のような万葉歌碑が立っています。古人が通った道を改めて歩いてみると、当時と同じ風が吹いているのかなと思ってしまいました。
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