日本書紀めぐり<吉野 櫻木神社>
吉野町喜佐谷423にある櫻木神社ですが、天武天皇をかくまった桜とゆかりの深い神社とされています。
天武天皇は自身の即位をめぐって起きた「壬申の乱」などで、それまでの歴史書が消失したことを憂い、諸外国に通じる史書の編纂を命じたとされています。その「壬申の乱」に際し、天武天皇をかくまい助けた桜とゆかりの深い古社が櫻木神社です。
即位をめぐる対立から、吉野へ身を隠した大海人皇子(後の天武天皇)。そこで大友皇子(大海人皇子の兄である天智天皇の子)の伏兵に攻められた際、この地の桜の大木に身を潜めて難を逃れたと伝わっています。
新緑の輝く季節、陽射しも、風も優しい気候です。一度足を向けてみてはどうでしょうか?(まだ、桜が見れるかも)