東急レクリエーションの優待が従来の優待券からカード方式に変更された。
オークションの換金売り防止策だと思うが、なんだかなぁ。そこまでする必要
が本当にあるのか疑問だ。混んでいる日はなるべくいかないようにしているし、
むしろ優待券で人を呼び込んでパンフレットや飲料の販売を増やすほうがメリット
あると思うんだが。来ない人はやっぱり来ないし、優待券ほしい人は別の優待券
をオークションで落札してくるわけだから、努力してもむしろマイナスだと思う
んだが、それも分かっていないようだ。ポイント制になって実際に利用してみたが
カードのバーコードを読み込んでポイントの管理をする。そのバーコードリーダー
の設置費用自体馬鹿らしいと思うのだが。
優待を除く企業としての評価ははっきり言って悪い。利益率低い。成長力が
ない。配当低い。かといって配当性向が低いわけでなく、要するに資本効率が
悪い。昨年度は「アバター」「レッドクリフ」「エヴァンゲリオン」などがそ
こそこ良かったがそれでも利益は2億を超えない。
一番の理由は償却が重いのでヒット作がなくなって売上げが落ちると赤字に
なりやすいからだが、それでなるべく優待客を抑えようとする方針に転換しがち
だが、本質的に間違った方法ではないか。まず人が集まらなければ何も始まらない
パンフレットを買ってくれるかもしれないし、飲料を買ってもらえるかもしれない。
人が集まればいろいろなことが考えられるのに。特に平日はガラガラで、そうで
あるからどんどんさびれていく。