海外証券の使い勝手をレポートすることにする。口座開設から既に2年近くたっ
ているが、私の場合、香港だけでなく米国の証券会社も利用している。しかし、米
国の証券会社はあまり利用しておらずもともとの興味がアジア株にあるので保有し
ている株をBoomに移管することにした。米国のの口座を廃止しても良かったのだ
が、それでも利用価値があると思うので残すことにした。また、米国の保有残高を
換金して日本に送金した後、Boomに送金という手段も検討したが、それだと為替を
いったん日本円にした後、また送金ということになる。BoomはHSBC経由で送金でき
るので日本円でも受けてくれるが、結局アジア株を買うと円をドルに換えるという
プロセスが発生するのでそれもなんだか馬鹿らしい。それならいっそのこと米国証
券の保有株をBoomに移管してそれを売却してドル資金を得てアジア株に再投資する
のが最も手間がかからずコスト的に安い。ということで外国証券-外国証券の株式移
管の顛末をここに記す。ところがこれが結構厄介な事案で時間的なロスは結構あ
り、気長に待てない人には薦められない。私の場合はどちらかというといろいろと
新しいことを試したい性格なので、今回の見でいろいろと知識が深まってよかった。
まずは米国株を保管している米国証券に直接transferしてもらうという手を考え
た。米国は日本よりも株式の電子化が進んでおり、株券の移管もブローカー同士の
口座で移管が可能だ。日本でも最近株式移管はポビュラーで私も異なる証券会社の
口座間で株式を移管した経験があり、結構軽く見ていた。まずは米国の証券会社に
ログインして関連のサービスを探すが.....書いてない。
いや、正確には問い合わせろとの趣旨のことが書いてあって、日本のようにメ
ニューから選んで書類請求という形にはならない。日本での経験でいえば、松井証
券であればメニューから書類のPDFをダウンロードでき、それを松井証券に送ること
でできる。株どっとコム証券も同じくメニューから請求もしくはヘルプデスクに電
話すると書類が送られてきてそれに記入する形だ。結構、株式移管は日本では経験
済みだったりする。仕方ないので電子メールで問い合わせるとしばらくすると株式
移管フォームが送られてくる。ここまでは日本と同じだ。
ところが、問題が一つ出てきた。移管フォームの記入自体は問題なかったが、最
後にサインとともにMedallion Signature Guaranteeという米国独自のサイン認証
が求められることだ。このMedallion Signatureというのが曲者でBoom証券の口座
開設に時に利用した行政書士のサイン認証では駄目で、米国の金融機関からスタン
プをもらってサインを証明することになっている。細かいことは省くが今保有して
いる米国のブローカーの口座はサイン登録はしていないし、第一、そのブローカー
からの認証はもらえない。他の金融機関。即ち米国の銀行口座を保有していればそ
の銀行からスタンプをもらう必要があるが、口座なんかもってない。日本ではその
サイン認証は不可能なので結局、移管ができないということになった。Medallion
Signature Guaranteeというシステムはつまるところ米国に居住する人のためのシ
ステムで非居住者のことは眼中にないということ。流石に米国中心主義だな。やは
り換金して日本に移してからと考えた矢先、別の方法を思いついた。
株式移管は結局のところ電子的に株券を移動するこで日本で言う保管振替機構
の帳簿を操作することに等しい。米国でも事情は同じで、米国の場合、代表的なの
はDTC(Depositray Trust Company)と呼ばれるシステムを利用する。顧客はブロー
カーに口座移管を申請し、ブローカーはDTCを通じて帳簿のBook Entryを変更する。
ここでポイントになるのは日本でもそうだが、帳簿操作を移す側がしても良いだけ
なく、移管先の証券会社が操作してもよいということである。即ち、米国証券でな
くBoom証券が移管手続きをすることも可能であるという点である。因みにこのよう
な移管作業行うことを英語ではinitiationと言う。Boomに問い合わせると可能であ
るとのことで早速株式移管フォームをメールしてもらい先方の米国証券のDTC番号を
記入して返送。後は待つだけということになったが、そこで思いがけないことが。.....
(つづく)

ているが、私の場合、香港だけでなく米国の証券会社も利用している。しかし、米
国の証券会社はあまり利用しておらずもともとの興味がアジア株にあるので保有し
ている株をBoomに移管することにした。米国のの口座を廃止しても良かったのだ
が、それでも利用価値があると思うので残すことにした。また、米国の保有残高を
換金して日本に送金した後、Boomに送金という手段も検討したが、それだと為替を
いったん日本円にした後、また送金ということになる。BoomはHSBC経由で送金でき
るので日本円でも受けてくれるが、結局アジア株を買うと円をドルに換えるという
プロセスが発生するのでそれもなんだか馬鹿らしい。それならいっそのこと米国証
券の保有株をBoomに移管してそれを売却してドル資金を得てアジア株に再投資する
のが最も手間がかからずコスト的に安い。ということで外国証券-外国証券の株式移
管の顛末をここに記す。ところがこれが結構厄介な事案で時間的なロスは結構あ
り、気長に待てない人には薦められない。私の場合はどちらかというといろいろと
新しいことを試したい性格なので、今回の見でいろいろと知識が深まってよかった。
まずは米国株を保管している米国証券に直接transferしてもらうという手を考え
た。米国は日本よりも株式の電子化が進んでおり、株券の移管もブローカー同士の
口座で移管が可能だ。日本でも最近株式移管はポビュラーで私も異なる証券会社の
口座間で株式を移管した経験があり、結構軽く見ていた。まずは米国の証券会社に
ログインして関連のサービスを探すが.....書いてない。
いや、正確には問い合わせろとの趣旨のことが書いてあって、日本のようにメ
ニューから選んで書類請求という形にはならない。日本での経験でいえば、松井証
券であればメニューから書類のPDFをダウンロードでき、それを松井証券に送ること
でできる。株どっとコム証券も同じくメニューから請求もしくはヘルプデスクに電
話すると書類が送られてきてそれに記入する形だ。結構、株式移管は日本では経験
済みだったりする。仕方ないので電子メールで問い合わせるとしばらくすると株式
移管フォームが送られてくる。ここまでは日本と同じだ。
ところが、問題が一つ出てきた。移管フォームの記入自体は問題なかったが、最
後にサインとともにMedallion Signature Guaranteeという米国独自のサイン認証
が求められることだ。このMedallion Signatureというのが曲者でBoom証券の口座
開設に時に利用した行政書士のサイン認証では駄目で、米国の金融機関からスタン
プをもらってサインを証明することになっている。細かいことは省くが今保有して
いる米国のブローカーの口座はサイン登録はしていないし、第一、そのブローカー
からの認証はもらえない。他の金融機関。即ち米国の銀行口座を保有していればそ
の銀行からスタンプをもらう必要があるが、口座なんかもってない。日本ではその
サイン認証は不可能なので結局、移管ができないということになった。Medallion
Signature Guaranteeというシステムはつまるところ米国に居住する人のためのシ
ステムで非居住者のことは眼中にないということ。流石に米国中心主義だな。やは
り換金して日本に移してからと考えた矢先、別の方法を思いついた。
株式移管は結局のところ電子的に株券を移動するこで日本で言う保管振替機構
の帳簿を操作することに等しい。米国でも事情は同じで、米国の場合、代表的なの
はDTC(Depositray Trust Company)と呼ばれるシステムを利用する。顧客はブロー
カーに口座移管を申請し、ブローカーはDTCを通じて帳簿のBook Entryを変更する。
ここでポイントになるのは日本でもそうだが、帳簿操作を移す側がしても良いだけ
なく、移管先の証券会社が操作してもよいということである。即ち、米国証券でな
くBoom証券が移管手続きをすることも可能であるという点である。因みにこのよう
な移管作業行うことを英語ではinitiationと言う。Boomに問い合わせると可能であ
るとのことで早速株式移管フォームをメールしてもらい先方の米国証券のDTC番号を
記入して返送。後は待つだけということになったが、そこで思いがけないことが。.....
(つづく)