まずはアプリケーションフォームの提出であるが、日本の銀口座の開設と同様、本人確認書類の提出の為の必要書類の調達作業がいる。本人確認書類とは
(1) パスポートコピー(認証されたもの)
(2) バンクステートメントなどの公的機関による住所の確認のできるもの
がひつようである。まずパスポート認証であるが、パスポートを保有していない人はかなり稀になってきているが、単にパスポートをコピーして提出しても本人確認書類とは認められない。そのパスポートを第三者が証明しなくてはならない。パスポート認証などと日本人には何のことか分からないケースが多い。認証に関してはアビーの説明書には以下のように書いてある。
'The Certifier should sign the copy document, print name clearly below the signature and also state their position and business address. Suitable Certifiers are a qualified lawyer, qualified accountant, consular official at a British Embassy or Consulate, serving police officer, government official, bank manager or a practising medical doctor.'
要するに認証者の資格としては身分のはっきりしている人。例として弁護士、税理士、大使館員、警察官、政府職員、銀行マネジャー、医者などである。日本ではそういった習慣がないため面食らう人が多いが、外国では富裕層は個人的に弁護士、税理士、銀行職員、お抱えドクターなどがいるとの前提になっているのが少し面白い。こう書くと敷居が高いと感じるかもしれないが、実はパスポート認証は簡単にできる。インターネットでパスポート認証と検索すればすぐに見つかります。私の場合もサーチエンジンで検索して実際に事務所まで行かなくても郵送だけでやってくれる業者を見つけました。認証業務自体は弁護士でも大丈夫ですが、行政書士がやっています。しかも行政書士の場合、料金は安い。私の場合、メールで以来して送金し、パスポートのコピーを送って数日で認証書類を得ることができました。行政書士と聞くと隠したのように聞こえますが、英語ではGyosei Shosi lawyerという表記になり、問題にはなりません。料金は3,500円でした。(業者によって値段は違うようだ) 日本では弁護士、行政書士を除けば銀行マネジャー、医者、政府職員などの認証などはほとんど不可能に近い。但し、外務省の公的な証明書は金を払えば貰えるが、値段は5倍以上になります。
オフショア口座を開設する際に問題となりやすいのは二番目の住所確認のできる公的書類です。特にバンクステートメントの発行は通常英語でもらえないケースが多いので注意が必要です。説明書には例示として以下のものを要求しています。
- Bank statement(not one issued by Abbey International)
- Building Society statement
- Credit Card statement
- Utility bill for fixed services
- Local Rates Assessment or Local Taxes Bill
- Personal Tax Assessment
- Insurance company document(quoting Policy Number)
日本人にはほとんど手に入るものばかりですが、全て日本語表記で英語表記のものの調達はかなり困難です。但し、不可能ではありません。銀行によっては英語のバンクステートメントを有料で提供するところがあります。ここで一つ重要な事。アビーでの開設が他のオフショアより垣根が低いと思われるのはバンクリファレンス(銀行の紹介状)を要求していない点であろう。パスポート認証と住所証明で開設できるのはメリットだろう。特にバンクリファレンスは日本の銀行は発行していないとも言われており、日本人のオフショア口座開設の高いハードルになっている。私の場合であるが、実は香港の証券会社の口座があるのがとても役にたった。取引ステートメントは全て英語表記であることから追加負担なしで証明書が手に入った。
とりあえず必要書類に関してはあっけなく終了した。いよいよアプリケーションフォームの記入作業に入ることになる。
(1) パスポートコピー(認証されたもの)
(2) バンクステートメントなどの公的機関による住所の確認のできるもの
がひつようである。まずパスポート認証であるが、パスポートを保有していない人はかなり稀になってきているが、単にパスポートをコピーして提出しても本人確認書類とは認められない。そのパスポートを第三者が証明しなくてはならない。パスポート認証などと日本人には何のことか分からないケースが多い。認証に関してはアビーの説明書には以下のように書いてある。
'The Certifier should sign the copy document, print name clearly below the signature and also state their position and business address. Suitable Certifiers are a qualified lawyer, qualified accountant, consular official at a British Embassy or Consulate, serving police officer, government official, bank manager or a practising medical doctor.'
要するに認証者の資格としては身分のはっきりしている人。例として弁護士、税理士、大使館員、警察官、政府職員、銀行マネジャー、医者などである。日本ではそういった習慣がないため面食らう人が多いが、外国では富裕層は個人的に弁護士、税理士、銀行職員、お抱えドクターなどがいるとの前提になっているのが少し面白い。こう書くと敷居が高いと感じるかもしれないが、実はパスポート認証は簡単にできる。インターネットでパスポート認証と検索すればすぐに見つかります。私の場合もサーチエンジンで検索して実際に事務所まで行かなくても郵送だけでやってくれる業者を見つけました。認証業務自体は弁護士でも大丈夫ですが、行政書士がやっています。しかも行政書士の場合、料金は安い。私の場合、メールで以来して送金し、パスポートのコピーを送って数日で認証書類を得ることができました。行政書士と聞くと隠したのように聞こえますが、英語ではGyosei Shosi lawyerという表記になり、問題にはなりません。料金は3,500円でした。(業者によって値段は違うようだ) 日本では弁護士、行政書士を除けば銀行マネジャー、医者、政府職員などの認証などはほとんど不可能に近い。但し、外務省の公的な証明書は金を払えば貰えるが、値段は5倍以上になります。
オフショア口座を開設する際に問題となりやすいのは二番目の住所確認のできる公的書類です。特にバンクステートメントの発行は通常英語でもらえないケースが多いので注意が必要です。説明書には例示として以下のものを要求しています。
- Bank statement(not one issued by Abbey International)
- Building Society statement
- Credit Card statement
- Utility bill for fixed services
- Local Rates Assessment or Local Taxes Bill
- Personal Tax Assessment
- Insurance company document(quoting Policy Number)
日本人にはほとんど手に入るものばかりですが、全て日本語表記で英語表記のものの調達はかなり困難です。但し、不可能ではありません。銀行によっては英語のバンクステートメントを有料で提供するところがあります。ここで一つ重要な事。アビーでの開設が他のオフショアより垣根が低いと思われるのはバンクリファレンス(銀行の紹介状)を要求していない点であろう。パスポート認証と住所証明で開設できるのはメリットだろう。特にバンクリファレンスは日本の銀行は発行していないとも言われており、日本人のオフショア口座開設の高いハードルになっている。私の場合であるが、実は香港の証券会社の口座があるのがとても役にたった。取引ステートメントは全て英語表記であることから追加負担なしで証明書が手に入った。
とりあえず必要書類に関してはあっけなく終了した。いよいよアプリケーションフォームの記入作業に入ることになる。