Bankの秘密基地

個人日記兼つれづれなるままに

吉野家株主優待券

2010年06月01日 | 銘柄研究


ちょうど優待券がなくなってきたなあとおもったら到着。タイミングは悪くない
んだけど業績が最悪。




既存店は見ての通り最悪の数字だ。コメントの通り、ただ悪いの一言。
ゼンショーにやられまくっている感じだ。特に今回は吉野家の数字がとても
悪く、当然のことながら主力業態のトップラインの悪化は収益を直撃する。
利益分析でも吉野家の利益悪化が35億円もあり、今回の業績悪化は吉野家
が理由といってもいい。




はなまるだけが、原価率、経費率の改善が見られたわけだが、それでも利益寄与
は6億円。焼け石に水とはこのことだ。どんは:原価率が低いのにも関わらず経費
率が高いのはやはり集客力に問題があるからだろう。実はフォルクスは結構行く
のだが、やはり客単価が高すぎる。だいたい、飯を食いに行くと軽く2千円を超える。
いまどきこの客単価はないんじゃないかとも思う。といいながら利用しているの
だが。あと、フォルクスの例で言うと単価が高い割には店があまり綺麗じゃない
のは問題。単価高くするなら店舗を魅力的にしないとだめ。店の改装を積極的に
行って高単価の客の満足度を上げるべきだ。少なくとも私のように利用する客層
はいるのだから。どんの買収はまずかったかもしれない。同じ牛肉といっても
単価も客層も違うし、もしかしたら将来手放す必要が出てくる可能性だってある。
そうならないためにも抜本的なリストラは必要だろう。




吉野家の問題点はなんだろうか。固定ファン層がいるのだからゼンショーとの
価格競争はやめるべきだ。客単価を下げて客を集めても相手が値下げしてさらに
値下げという悪循環に陥っている。吉野家の固定客層は吉野家の味で来ているのだ
から、ゼンショーが値下げしたからといってゼンショーには行かない。私もその
ような客層で、ゼンショーや松屋の牛丼はあまり好きじゃない。こういう客は
吉野家の味に慣れているから他の牛丼屋に行かない。値下げされたらそれは嬉し
いけど、株主としてはどうかと思う。


web拍手
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« セントラル警備保障株主優待 | トップ | 長谷工コーポレーション(1... »
最新の画像もっと見る

銘柄研究」カテゴリの最新記事