KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

平成のやじきた伊勢の国編こぼればなし

2013-09-29 22:24:07 | 平成の弥次喜多道中

 9月28日(土)は、坂下~土山、鈴鹿峠越え、伊勢の国編の

最終日。

 天高く秋晴れ、あっぱれ!

 3台の車は、9:30亀山駅で、神奈川・静岡・愛知からの

人たちを乗せて、坂下まで行く。

 ぼくらは、鈴鹿の人たちを乗せて、10時着で坂下へ向かう

つもりだった。

 

「揃ったかなあ?」

「栗屋さんが来ていないなあ」

 電話するけど、出ない。

 「来ないんだから、もう行こう」とぼく。

 「いやあ、きのうも行くと言っていたし、大平さんにも行くと

いっていた」と中井さん。

 「弁当屋さんで、やってるのかな?」

 「いや、今日は、土曜日だから、いないとおもう」

 中井さんの運転で、栗屋さんのアパートに向かう。

 途中、中井さん、弁当屋さんに車を止めた。

 「念のため、見てこないか?」

 小浪さんが見に行く。

 しばらくすると、小浪さんが戻ってきた。

 「いたあ!行くといっている」

 

 言い終わるかいなかのうち、栗屋さんが弁当屋さんから

飛び出してきて、スタスタ彼のアパートに駆けていく。

 中井さんは、後ろを車で追いかける。

 栗屋さんのアパートの前で待つ。

 なかなか出てこない。

 

 「栗屋さん、東海道ウオークは明日だとおもっていたみたい」

 「そうだよな、行きたいといったたんだから・・・」と中井さん。

 「弁当はあるかな」

 「大平照子さんがつくっているらしいよ」

 中井さん、大平さんに電話。

 「ああ、そう、つくってあるんだね!」

 「よかった」「よかった」

 

 同乗していた、横浜から来ている田原翁がポツリ。

 「ここの人は一人の人に、ここまで行けるように、

待つんですね・・・・」

 田原さんは、旧東海道を神奈川健生~静岡健生~

愛知健生~三重健生と、健康生きがいづくり協議会の

企画でここまで来ている。

 鈴鹿に入ってから、日帰りが厳しくなり、4回鈴鹿の

中井さん宅に前日きて、一泊して朝、みんなと合流する

ことにしてきた。

 「そうだよなあ、これって、なんだろう?」と田原さんの呟きを

聞いて、ぼくもおもった。

 

 10時には間に合わなかったけど、10時半には坂下で

みんなと合流。栗屋さんは、無事参加できた。

 

 翌日、寄り合いのとき、栗屋さんが「この鈴鹿峠越えはなんとしても

やりたかった」と言っていた。

 「来ないんだから、もう行こう」といっていたのが恥ずかしくなった。

 アパートからなかなか出てこなかったのは、参加費500円を

探していたから、と聞いた。やれやれ。

 

 健生みえの会の東海道ウオークは、田村神社がゴール。

 横浜の田原さんが、「この先京都まで行きたい人は何人いますか」

と聞いていた。10人ぐらいの人が手を上げた。

 大平さんが、そんなときは、亀山から田村神社まで送ります、と

言った。

 「そりゃ、ぼくも運転したい」とおもった。

 滋賀の健康生きがいづくり協議会の人が企画するかどうかに

かかわらず、京都まで行こうという人の心意気に脱帽・・・

 

 

 


最終回は次へのスタートか

2013-09-28 21:21:58 | 平成の弥次喜多道中

平成のやじきた 伊勢の国編は 今回が最終回(7回)

平成23年9月28日 澄み切った青空の下

鈴鹿峠の麓に

神奈川、静岡、愛知、三重の仲間が集った

 

昨年9月愛知健生から襷を引き継いで

ちょうど一年経った今日

伊勢の国から近江の国への国境 鈴鹿峠を越える

滋賀健生への引き継ぎは無いが、

これまで参加した有志でもいいから

京都まで行きたい!!となる

 

これまでに引き継がれ培われてきた 

「人と人の繋がり」がここにきて一挙に顕れたかのようだ

まさに 「やじきた道中」ではないですか

 

車4台 JR亀山駅で 神奈川、静岡、愛知からの同胞を迎え

元坂下宿までむかう。

車中での関心事は もっぱら次回のウォーキングの話題に集まった

三重健生に期待したい そんな気持ちがひしひしと伝わってきた

受付も終えて

準備体操

いよいよスタートだ

 

途中谷川の水を汲んで飲んだ

腹でもこわさなきゃいいけどね

ずっと登りだったから 腹は下るなと 今本さん

うまいですね!敏子さん照子さん大笑い  

しばしの休憩後

いよいよ峠にかかる

ところどころ大雨でえぐれている

強風でか倒木が道を塞いでいる

 

 

昔のひとは この急勾配の峠を馬をひいて行った

しかも馬子唄を唄いながらだ

なにか当時のひとに 寛さを感じますね!

今は 人が自然に引き込まれているように見えるけど

当時の人は 逆に自然をその胸に抱いていたかのようだ

つい 最近まで 人の胸に抱かれていた自然だったのでは?

 

 峠をこえると 国境が表示されている

 

 

いつも伴走車のドライバーをやってくれている鈴木さん

体調に自信のない方でも

ちょっと不都合が起こったとしても

伴走してもらっていることで 安心がある

大きい安心だと思っている

 

宮地昌幸・小浪さん ご夫妻

今日はお孫さんの運動会の日

それでも やじきた の送迎をかって出てくれました

本当にありがとう! うれしいです

 

 

 

小田原の佐須さん

 

八十歳の原田さん

 

小林さんご夫婦

 

富澤さんご夫婦

 

昼食のあと 話題は次のウォーキングに集中していた

京都まで行きたい有志による

会議が始まっていた

健生としてはこれでおしまいになるのだが、

有志が引き継いで 京都まで行こうとなれば、話はとても簡単になる

枠は払われたかのようだ

転換だね!

やじきた は有志の胸に抱かれた

 

土山宿へどう来るかは かなりのテーマらしい

三重から来るも 滋賀から来るもかなり不便

 

「そろそろ出発でーす」 と友紀さんの声がかかった 

この声がないと さびしいと呟きが聞こえる

 

 

目的地までもう少し

 

 

自転車に乗った少女と出会う

我々の列を通り過ごそうとして

道端に寄り 降りて 待っていた

列の最後の方だった今本さんは

少女にさりげなく 飴を渡す

彼女のほほえみは一段と景色に 映えてみえた

 

目的地 田村神社 

伊勢の国に入ってから 通算七回目で近江の国入り

襷の引き継ぎは無いが

次へのスタートの予感

形でない質で繋がる人達

 

愛知より参加の原田稔翁 八十歳

皆に聞いていただく話が湧き出て来る

沢山話されました 唄もきかせてもらいました

毎回参加で、

その都度 元気の出る 飴やチョコレートを

みんなに配っていただきました

健生みえの会から 元気を配った で賞

 

小田原より参加の佐須義一さん

参加できなかったコースを

一人で歩いて走破しました

 これで完走です 流石で賞

 

川崎市より参加の田原幸男さん

前泊なしでは遠すぎます

中井宅や(コミュニティハウス江口宅)に前泊

前泊で 皆勤で賞

 

藤枝市より参加の鵜川隆一郎さん

母上は会津出身

御本人は駿河生まれ

駿河の国から 皆勤で賞

 

富澤政史・通恵 御夫婦

奥様の笑顔は素敵でした 勿論全区間踏破皆勤です

ご主人は5回の精勤でした

仲の良さは周りも引き込まれました

やじきた で賞

 

小林秀夫・啓子 御夫妻

桑名宿から土山宿までを

ご夫妻で完走されました

やじきた で賞

 

焼津市より参加の 今本誠一さん

選ばれた人 で賞

*注)伊藤敏子さんのコメント参照

 

 

 

 中井会長は 最後に

「最終回は 実は 次へのスタートではないでしょうか」と。。

この一言で次回への肚は決まった

鈴鹿の有志から車を出してもらいましょうか

亀山駅に集合しましょうよ

また詳細は検討しましょうね!!

 

皆で記念写真

 

JR亀山駅で

  

次回を楽しみにして また会うその時まで

 

なごりおしいです お元気で! 

 

  記:大平

 

 

 

 

 


炭窯づくりプロジェクト、再チャレンジ!

2013-09-23 00:01:16 | 毎日の事
 秋晴れの朝。9月22日。
 南伊勢から、右田翁・東翁が鈴鹿の里山に到着。


 「やああ、・・・窯が崩れたときいたときは、正直
落ち込んだ。東さんはじめ、いずみ楽農会の仲間が
応援するから、最後までやろうといってくれてね」と右田翁。
 「こんなんで、あきらめたらアカン」と東翁。
 鈴鹿の里山メンバーも、「窯の気持ちになって、最後
でつくっていきたい」と笑顔で応じた。

 
 
 崩れた天井の土は取り除かれていた。右田翁・東翁が
窯のなかを点検。廻りの土壁がじっとり湿気ている。

高崎・辻屋も加わって、検討。


 先ずは、片付けよう。


 右田翁が残った炭をのこぎりできって、炭として
使えるもの、まだ炭化してないもの、に仕分け。
 炭化してないものは、一酸化中毒になる。

 鈴鹿の里山メンバは、炭の切り口を真剣にジッとみる。


 だれいうともなく、炭の仕分けがはじまり、これは
バーベーキュー用、これは薪かな、紙袋がならんでいく。


 9月14日は、炭窯プロジェクトにかかわるメンバーが
寄り合い。
 中井さんが、炭窯づくりの全過程を撮影・編集した
ビデオを見ながら、反省会。
 「底をつくまで出し合おうぜ。それしないとまた崩れる」
と高崎さん。

 お酒と食事を用意していたが、なかなかそこまで
いかなかった。


 そして、今日。
 お昼には、女の人も野菜やお肉を持ち寄って、出来た
炭をつかって、右田翁や東翁とBBQをした、

 
これから、再チャレンジがはじまる。
 「窯づくりを通してなにをしたい」それぞれ、自らに問い
ながら・・・・


       (みやち)

 


中秋の名月や

2013-09-19 21:52:45 | 街の畑公園だより

満月の 

中秋の名月

地球に身近

に位置する天体、月。

古く古代より親しまれてきた月。

天保歴・旧暦の8月15日の月「中秋の名月」として、

現代人には親しまれてきた。

ウサギが餅つきをしている如く見立てて、

供え物までして 心身を引き立て親しみを演出されてきた 月。

 この中秋の名月が満月になるとは限らないそうで、

2011年、2012年は満月が中秋の名月だったそうです。

引き続き今年2013年も そうです。

が今年を最後に2021年までは

中秋の名月が満月にならないということのようです。

 そんな天体ショーの内で、

鈴鹿の友が「畑公園 蓮池」で月見酒をかわした。

朝の畑で、小浪さんが 今夜は中秋の満月、と声をかけてきて、

彼女の とても月見の酒宴にこころが向いている様子に 賛同!!

夕暮れ時

どこからともなく 三々五々集まって、

いろいろ持参の月見の会が始まった。

酌み交わすほどに

なんとも楽しく 和やかで、蓮池に映るお月様に のぞき込み

はしゃいだり。。。

あの街灯がないともっといいな とか

東屋は、このへんがいいかな とか。

一句読んでは けなしたり いいねと声が聞こえて、、

しかし、御馳走は月明かりでは よく見えない それもまたいいだの・ ・ ・ ・かんだの。

来月 句会があったな

北川さん!、月岡さん! 次回の句会に行こう!

と誘って 楽しみになった。

ああ、いい月 いい夜風。 

風流だね

 

         大平)

 

 


花は夜開く

2013-09-16 07:15:18 | 街の畑公園だより
  1. ドラゴンフルーツを見に行った。
     月下美人と同じサボテン科だそうだ。

  2.  お月さんが出て、だんだん花を開き、お月さんが...
    沈むと花を閉じるという。
     「新月と満月に開く」と、このドラゴンフルーツを
    愛でるご夫婦は言った。
     月の運行を、どないして感受しているのだろう。
     もし、そうなら宇宙自然の不思議に感動する。

     ご夫婦は、夜9時、ヘッドライトをつけて、刷毛で
    受粉していた。日本には、受粉する虫(コウモリ?)
    がいないとか。すっかり、虫になっている。

  3.  夫君は、沖縄の出身。ブラジル滞在歴10年余。
     熱帯の植物に魅せられてる。人生の積み重ねを
    感じる。
  4.  夜だけ花を開く生き方を選んだドラゴンフルーツの
    ように・・・
    
                           (宮地)