KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

ジジババの炭窯まつり

2015-05-07 07:30:36 | わたしの活動レポート

5月3日、未来の里山プロジェクトの面々が4回目の

炭焼きを完了し、いよいよ炭だしの日。

期待を胸に、おそるおそる窯のフタを開け、奥にある

炭を取り出した。

なんと、「固くて、ずっしり重さもあり、木の皮もしっかり炭に

なっている」

「やったあー」とは声に出さない。

あたりまえだ、という顔で、にんまり。

では、この日の様子を、下記をクリックしてみてください。

 

http://www.scs-3.org/news/2015/news0503.html


五月晴れの中斎宮ウォーキング!

2015-05-07 07:19:38 | アクションデー
4月25日土曜日 ウォーキング日和の中、白子駅から
余川さん、辻屋夫妻で近鉄に乗り込み、員弁からの
伊藤さん夫妻と合流しました。
 
 
 
 
 
 中川で乗り換えて、普通電車で斎宮へ、初めての斎宮駅は
降りたら、すぐに「いつきのみや歴史体験館」の入り口でした。
ここでは斎王が都から乗ってきたという葱華輦(そうかれん)が
展示してあり、誰でも斎王になれることができます。
 

 
 
 ここで、伊藤さんが新聞で調べてきた、今日のイベント、
斎宮復元工事見学時間が10時から12時だということに
気づき、急いで工事現場に。
 
と言ってもすぐ近くだったのですが
 
 続々、見学会参加の人たちが集まってきていました。
ヘルメットを渡され、集まるごとに説明を受けながら、
進んでいきます。これで参加費無料なんだと、感心した
りして・・
 
 足場が組まれたところをあがっていって、なんと屋根の
檜皮吹きの様子を真横から見せてもらいました。辻屋さんは
参加何回目かの方と意気投合か?話し込んで、屋根にも
上がりそうな、打ち込み方です。


 檜皮はヒノキの皮ですが、一本のヒノキから少ししか
取れないものだそうで、材料集めの準備のほうが時間が
かかるんだそうです。屋根と同じ高さで、見せてもらえる
のは今だけのことだと、みんな感激して立ち止まりながら
見せてもらいました。
 

 
 
田んぼの面影を残す、斎宮歴史の道を散策しながら、
すぐに斎宮歴史博物館が見えてきました。
 
 博物館のメインは斎王の群行と呼ばれる、京から、
近江、鈴鹿を通って伊勢の国に至る5泊6日の旅の
再現ビデオでした。記録通りに再現したもので、雨が
降っても予定通り到着しなければならない、旅の
難儀さが表されています。
 
 斎宮歴史博物館で、みんなで写真を取ろうと
思っていたのに、それぞれ、興味のあるところで立ち止まり、
出てしまってから、アッと気づく私達でしたが。
 
 
 (辻屋康子)
 



老人と子ども

2015-05-04 06:34:41 | 月例会レポート

今朝、目覚めた床のなかで、月例会レポートで余川さん談が

抜けていたと気がついた。

余川さんは、控えめに、孫の話をしていた。

「この間、孫がわしらの似顔絵を描いてくれたんだが、どう見ても

婆さんの絵がよく描けているようにみえるんだあ」

 

この感想にうなずく気持ちがおきた。

ぼくらも、長男夫婦が亀山に住んでいて、しばしば1歳半になった

孫、男の子がわが家にやってくる。

やったきたら、部屋中、ぐちゃらけになる。

よく見ていると、わが妻、おばあちゃんの顔をみて、笑ったり、

ふざけたりすることが多いように見える。

料理したり、食卓の準備などしていると、ついてまわっている。

おバアといると、心地がいいらしい。心地がいいということは、

自分が生きて行くうえで、なくてはならない人、少なくとも今、

この人に委ねきってもいい人、孫が意識しているわけではない

かもしれないが、そんなのもあるかなあ。

そんなこと思いながら、炬燵でうたたねしていると、ドカンと

乗っかってくるやつがいる。その孫だ。

 

理想の暮らしを語る会で、先回、「老人と子ども」というテーマで

出し合った。

そのとき、使った資料を、何かの話題にならないかなと、紹介します。

 

<老人と子ども>」

ーーご老人というのはみんな寂しいものだ。若い人に頼られると嬉しい」

   「・・・老人ホームを新設する場合に、保育園とか幼稚園に隣接して

   つくってほしい。

   これは精神的な問題といいますか、自分が老人だと思える

   ようになって、二、三年前から考えてみると、やっぱり老人というのは

   寂しいものです。

   自分の子どもとの関係はうまくいかなくても、孫的な子どもたちとの

   交流があるのはいい。環境上はとてもいいんです。

   だから保育園や幼稚園のそばに老人ホームを建てて開放的にすれば、

   三世代同居がいいという老人たちも満たされるところがあるのでは

   ないでしょうか。それは実感てきに分かります。

   老人は幼稚園や中学一、二年までの子どもたちだったら、うまが合うんです。

   老人はだんだん死に向かい、子どもたちはこれから育っていく。

   そういう関係がいちばん合うです。

   子どもたちと一緒に遊ぶとか、なにかやれるところだったら、万々歳じゃ

   ないかと言う気がします。そんなところまで、目配りした老人ホームだったら

   たいしたものです」

 

ーー日本では宗教より孫子三代同居のほうが救いになる」

 

ーー人間の生涯で大切なことは二つしかない。

   一つは老人を経済的に安定させて、すくなくとも世話してくれる人を

   雇えるくらいの余裕をもたせる。

   もう一つは妊娠した女の人には十分な休養と給料を与えて、十分な子育てが

   できる。

   この二つができたら、歴史は終わり、あとはたいしたことないよ、

   「どうでもいいよ」ということになるとおもいます。

 


爽やか5月はじめの月例会

2015-05-03 17:39:48 | 月例会レポート

晴れ晴れと晴れ渡った日。風も爽やか。

遅れて鈴鹿カルチャーステーションの会議室に入ったら、すでに

集まっていた人で話が盛り上がったていた。

 

どうも、25日に行った伊勢斎宮ウォーキングで面白かった話題の

ようだった。

「檜吹き(きわだふき)をしている現場みちゃったんだ」

「すごいのよ。それができる職人さん、日本で8人しかいないんだって」

檜吹きの現場に立ち会った辻屋夫妻、余川さん、伊藤夫妻はとても

感動したらしく、「聞いて!聞いて!」と嬉しそう。(いいなあ)

 

余川さんは、来月のアクションデイは、外宮~内宮に行きたいねと

提案。平日という案のありましたが、定例の第4土曜で決まった。

 

敏正さん、三岐鉄道北勢線の観光マップを紹介してくれた。

員弁(いなべ)という地域、秘境散策の面白さを感じたなあ。

ネットで調べたら、ねじり橋とかめがね橋は土木学会も研究に

値する構築物だとか。

あけぎ温泉と聞いたけど、「阿下喜」と書くんですね。

北勢線と平行して、三岐鉄道三岐線というのが走っていて

近鉄冨田駅から西藤原駅までをつないでいる。

伊勢斎宮へ、電車で行くのに、伊藤夫妻、この電車を使ったんだ

とはじめて知った。(やれやれ、でも知るのは楽しい。)

敏子さん、「こんどの伊勢は車で行こう!」と敏正さんに。

こんど、そちらにいってみたいなあ。

 

わが健生みえの会は、このごろ、各人の近況報告がなんとも

味わい深い。

その人が最近思っていることや、こんなことしていると話している

だけど、会が終わってふと、一人ひとりの世界がよみがえってくる。

 

伊与田吉秋さん、会発足の頃からしばらく来れなくて、今日から

参加という。

「特技というわけではないけど、習字をやってるんだけど、最近

思うのは上手い下手より、書のどこに美しさを感じるかという

ことに関心がいってるんだなあ。中国の王義之という人の字を

見ていると、一画一画が人が人を支えあっているイメージに

見えてくるだよね。点ひとつにも奥があるとか・・・」(へえー)

 

敏正さん、いつも最後だから最初に。

「前もお話しましたけど、自治会の役で大忙しです。いなべには

260の自治会があるようですが、私ののところは、68軒の

自治会で、いまは水利のこと、氏神さま、お寺さんのこと

毎日がやることがあるんですね」

「敏正さん、このごろ、張りのある感じがするよ」と余川さん。

敏子さん、「敏正さんが元気でいてほしい」と言う気持ちからか、

「ドブさらえは、私にやれなんて言われてもできそうもないわ」

と近況を。いなべの敏正さんの実家に引っ越してきた者の

正直な気持ちだよね。

 

大平照子さんの話はいつも場面が描けて、笑いながらちょっぴり

考えさせられる。

大平さんの母上がある日、たまたま来たケアマネージャーに

「もうこんなところに居られない、新潟に飛んで帰りたいとわわあと

泣きついたらしい。

照子さんは語る。

ーーケアさん「何かあったんですか?」

   おばあちゃん「とても人には言えない」

   とか言ったり、さも何かあったようにいうのよ。

   あきれちゃわよね。こっちは、毎日ご飯つくったり、世話しているのに。

   がっかりだったわ。

ーーこの間、私たちの息子が家に来たの。

  バアさんがわたしたちにいうの。

  「いい長男もって、お前たち幸せだね」

  わたし、憎たらしいから聞いてやったの。

  「おばあちゃんの息子はどうですか?」って。

  そうしたら「ああ、あの長男はダメだよ」だって。

ーーああ、記憶がなくなって、今、今だけでいけたらよほどよくないかしら。

 

ちょっと疲れてきた。

辻屋康子さんのお父上、86歳。

この間、緊急入院。胆管に石が詰まっていた。

取ったら、もとどおり元気に。

ALSで身体不自由の奥さんの世話をしながら、二人暮らし。

お互い、口げんかしながら、それでもというか、それだからというか

いまのところ元気に暮らしている。(すごい、とおもった)

 

中井佳子さん。

タイの正月を体験してきた。

 

中井正信さん。

農繁期で、頭の80%は明日どうする、あさってどうするでいっぱい。

そのなかでも、理想の暮らしを語る会、6月の第2土曜は

「認知症家族の現状と理想」をテーマにやります、と報告。

 

鈴木英二さん。

今月、前立腺の手術で1週間入院。

ウンコが出ないなど苦しいときもあったけど、それはそれとして

この1週間、親鸞とおやじの戦争時の手記をじっくり読んだことが

彼にとっては大きかったと。

心に刻んだこと。「愚者として往生する」

 

大平達男さん。

孫の教育係りを自分で任じている。

それを知った娘。

「この子をお父さんみたいにしたくない」

 

宮地昌幸。

ついに、白内障の手術を決断。6月末の予定。

余川さん「手術したからといって、すっきり見えないときもあるよ」

伊藤夫妻「すっきり見えるようになったという人も多いよ」

先は分からない。やってみてかな・・・・。

 

最後、敏正さんの締めのお言葉。

「健生みえの会は、やっぱり、教養と教育ですね」

きょう 用事がある。

きょう 行くところがある。

ナルホド。

(伊勢斎宮ウオーキングのレポートは、辻屋康子さんから

写真と説明が送られてきたらのせますね)